再度確認してみましょう!法事・法要での、お布施袋の書き方マナー | お仏壇の処分・引取り・回収なら【仏壇供養の一休堂】大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・三重・淡路島・和歌山

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2020.02.22お知らせ

再度確認してみましょう!法事・法要での、お布施袋の書き方マナー

あなたの法事、法要でのお布施袋のマナーは大丈夫ですか?

 

法事・法要の際に必要となるのが、ご供養を行ってくれたお坊さんへお渡しするお布施です。

しかし、これから初めてお布施をお渡しする方はどうやっていいのかがわからない。

またこれまで法事や法要を行っていた方々も今の方法が本当に正しいか不安に思っている方も多いのではないでしょうか?

今回の記事ではそんな不安をお持ちの方々に『法事・法要でのお布施の書き方マナー』として必要な情報をまとめてご紹介していきたいと思います。

是非ご参考にしてください。

 

そもそもお布施はなぜ必要なのか?

お布施とは法事・法要をとりおこなっていただいたお坊さんに対して、感謝の気持ちを示すいわゆる謝礼金のこととなります。

お布施は感謝の気持ちを表すものですので、今回マナーをご紹介する金銭以外に物品をお渡しすることも本来の意味ではお布施にあたります。

また、お布施をお渡しする対象はあくまで感謝を述べるお坊さんに対しての御礼となるため、ご遺族にお渡しするご香典等とは意味が異なってきますので、そのあたりの意味も頭の片隅に入れておきましょう。

間違ったお布施の渡し方をしないためには「香典とは違う」とう感覚は重要なポイントになります。

 

法事・法要でのお布施袋の選び方

まず、多くの方が最初に悩まれるポイントがどのようなお布施袋にお金を包むべきなのだろう?というところだと思います。実際に我々もよく聞かれます。

あくまでお布施はお坊さんへの感謝の気持ちを示すものとなりますのでご香典の包み方のように一定の決まりがあるわけではありません。

お包みする金額などによって下記の情報を参考にしてみてください。

 

●お布施袋の選び方

お布施袋に使える物は単純な封筒タイプのものから、香典などにも使用される水引がついたものの2種類、色のタイプも含めると4種類のものが一般的です。

左記にも述べたようにお布施は香典とは意味が異なりますので、シンプルな封筒タイプのものでも良いとされていますが、地域や宗派によって異なる場合もあります。

●封筒タイプのお布施袋

水引がついていないもので、封筒タイプのものと封筒タイプのものを装飾のある外袋で包むタイプのものがあります。どちらの封筒を選択するかは基本的におつつみする金額によって決めていただければ大丈夫です。

下記と合わせてご参照くださいませ。

  • 1~2万円:外袋のないシンプルな封筒タイプのもの

https://item.rakuten.co.jp/bungubin/e20015/

 

  • 3万円~:外袋のある装飾タイプのお布施袋

https://item.rakuten.co.jp/belleseve/6-5092/

●水引がついているタイプのもの

地域や法事・法要の時期によっては水引がついているタイプのものを使うこともあります。

 

一般的には

  • 黒 × 白 の水引がついた、お通夜や葬儀、ご遺族へのお仏前にお供えするもの

 

  • 黄 × 白 の水引がついたもの。主に関西地方で使用される

 

  • 銀 × 銀 の水引がついたもの。金額が大きい場合などに使用される

 

これらの使い方としては四十九日までの法事・法要、四十九日以降、金額、また銀×銀のものに関しては戒名料などを包む際に使用されることも多いようです。

総じて一般的に四十九日を過ぎた後のお布施は、先にご紹介した封筒タイプの物を使用すれば問題ないことが多いですが、お坊さんとのお付き合いは長いですので、はじめに宗派などによってのしきたりなどがないか確認しておくと間違いないですね。

法事・法要でのお布施袋の書き方は

次に迷うのがお布施袋の書き方です。

一般的な法事・法要の際は下記のようにお布施袋に記載を行えば大きな間違いを起こすことはありません。

●用意するペンや筆

 

お布施袋に書くための物は筆ペンや毛筆を用意して書くようにしましょう。

筆ペンには薄墨と濃墨の2種類がありますが、お布施をお渡しする場合は濃墨を使って書くようにしましょう。

香典の際は薄墨で書くのが通例ですからコチラも間違いがないようにしましょう。

●数字の書き方

お布施袋にはお布施の金額を書きますがその際は「金3万円也」というような数字の記載は行わず漢数字を使って「金参萬円也」と記載を行います。

金額によって使う漢数字がかわってくると思いますので下記に参考として載せておきます。

 

  • 壱(1)、弐(2)、参(3)、四、伍(5)、六、七、八、九、拾(10)
  • 百、阡(千)、萬(万)

●内袋の書き方

身近に販売されているお布施袋の中には内袋があるタイプがあります。

内袋の一般的な書き方は表面に金額、裏面に住所や名前を書く欄がありますので、そこに記載をしていただければ問題はありません。(裏面に金額を記載するパターンの内袋もあります)

裏面の住所を書く欄の数字は、上記でご紹介したような難しい漢数字は使わず、縦書きなら一般的な漢数字で、横書きなら「1、2、3」などの数字で記載すれば大丈夫です。

●外袋の書き方

表側の上半分には『御布施』と大きめに記載します。購入したお布施袋にはあらかじめ字が書かれているものもありますので有効活用しましょう。

「御車料」「御膳料」等と記載されることもありますが、特に理由がない際は『御布施』と書いていただければ問題ないかと思います。

『御布施』と書いた後は下半分にご自身のお名前を記載してください。

記載方法は苗字のみでもフルネームでも構いません。

法事・法要でのお布施袋へのお金の入れ方

最後にお金の正しい入れ方を解説していきます。

お金の入れ方はそこまで難しくはないですが、香典の入れ方と混同しないように注意してください。

●お金の選び方

ご香典を包む際に新札を使うのはNG(やむをえない場合は折り目をつける)というのは一般的に知られていますが、お布施をお渡しする場合は新札で入れるのが理想です。

●お金の入れ方

お金の入れ方については下記のような入れ方をするようにしましょう。

  • お札が表を向いている
  • お札の肖像が上にくるようにしておく

とこの2点だけを意識しておけば、お布施袋に入れる方向に間違いはありませんよね。

封筒の表側からお札を引き抜き、1万円札の福沢諭吉の顔から見えればOKです。

※中にはお布施を香典と同じような入れかかたで入れてしまい間違っている方は意外と多いです。

香典のお札の入れ方は表側からお札の肖像が見えないように入れるのが決まりですからね。

外袋に包む際は上に折り目が来るように包むのが正解です。

実際にいくら入れるのかについても気になるところではあると思いますが、それに関してはまた別記事でわかりやすくまとめてご紹介していきたいと思います。

 

【お布施の相場についての記事はコチラ】

魂抜き・お性根抜きのお布施の相場について

お仏壇のご供養の際のお布施は一括で我々『お仏壇供養の一休』にお任せ下さい!

ここまで見ていただくと、お布施のマナーもなかなか確認すべき点やルールが多いことがわかりますね。

もし、この記事をご覧になっている方の中でお仏壇のご供養の際にかかるお布施についてお調べの方がいらっしゃいましたら、是非我々「お仏壇供養の一休」にお問い合わせください。

仏壇供養の一休のご利用料金はご供養に際するお坊さんへのお布施も料金に含まれており、しかるべき方法でこちらからお渡しするシステムになっているため、これまでご紹介したような煩わしいご心配はなくお仏壇をご供養することが出来ます!

最後に

すでに法事・法要の際にお布施をお坊さんに渡している方も多いと思いますが、今回でご紹介したような方法が正しいマナーといわれています。

この記事をご覧になっている皆様のお布施の渡し方のマナーはいかがだったでしょうか?

初めてお布施をお渡しする必要のある法事・法要を迎える方、すでに法事・法要を行っている方々も今回の記事を参考に今後のお布施マナーについて一度見直しを行っていただければ幸いです。