先日お客様よりご質問をいただきましたのでこの簿でご紹介、お答えいたします。

まず質問内容ですが、「お盆の時には仏壇の扉は閉めるものなのでしょうか？」とのことでした。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

結論から申しますと、どちらという決まりはありません。宗派や地域、各家庭により考え方は違うとは思いますが、結局は「その人の個人を思う考え方次第」ということです。

例えば仏壇、あるいは仏壇の前などにもう一つ祭壇を作り、供物を並べて飾り付けをしますが取り出してある位牌以外の祖先にもにぎやかに過ごしてほしいから扉を開けておく、夜は気になるから閉めておく、子供たちの遊び場でほこりなどが入ってしまいそうだから閉めておく。など人により望む形があると思いますので深く考えずにしてください。

他の会でもお伝えさせていただいてきておりますが、要は「故人を思う」ことが供養の肝となります。

決まり事などがあったとしても気持ちが入ってなければ相手にも伝わらないです。

身近な方たちに様々な意見を求めて余計に頭を悩ませられる方もいらっしゃいますが、ほかの方よりも故人と親しい方（身内）の方が事情などがお分かりでしょうからご自分のことを信じて、ご先祖様を大切にする気持ち、感謝の気持ちを日頃からお伝えするようにしましょう。

 

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