引越しやリフォームの際、一時的に仏壇を預かって欲しいと思った経験はありませんか？

そのようなときに便利なのが、仏壇の預かりサービスです。

本記事では、仏壇預かりサービスを利用するメリットと注意点について詳しく解説します。

仏壇預かりサービスとは？

その名の通り、仏壇を預かって保管してくれるサービスを指します。

仏壇は一般的な家具よりも大変繊細な作りで出来ています。

保管方法によっては、大切な仏壇が傷んだり壊れてしまう可能性もあります。

また、仏壇は宗教上”魂が宿るもの”と考えられています。

移動の前と後にはきちんと供養をすることが大切です。

仏壇供養の専門業者であれば、供養も含め適切な方法で仏壇を預かってもらうことが可能です。

一時的に自宅以外で仏壇を保管する必要があるときに大変重宝されるサービスなのです。

仏壇預かりサービスを利用するメリット

仏壇預かりサービスを利用する最大のメリットは、仏壇を傷つけることなく保管できることです。

気温や湿度の変化によって傷んでしまう可能性もあり、素人では保管が難しいという一面もあります。

しかし、専門業者であれば適切な環境で保管してもらえるため安心して預けることができます。

また、自宅からの搬出と保管、搬入後の設置までを一貫して行ってくれるため大変スムーズです。

仏壇預かりサービスを利用するときの注意点

・仏壇の移動前と移動後それぞれに供養が必要

・預かってくれる業者が限られている

・移動前に仏壇の写真を撮っておく

それぞれの注意点について、以下で詳しく解説します。

1.仏壇の移動前と移動後それぞれに供養が必要

仏壇には魂が宿っていると考えられているため、移動の前と後にそれぞれ供養が必要です。

そのため、仏壇を移動する前には閉眼供養にて仏壇に宿る魂を抜いてもらう必要があります。

また、移動した後には仏壇に魂を入れる開眼供養を行う必要があります。

閉眼供養・開眼供養ともに、お坊さんに読経による供養を依頼しましょう。

事前に菩提寺に相談する、もしくは専門業者にお坊さんの派遣を依頼することも可能です。

2.預かってくれる業者が限られている

仏壇は他の家具とは異なり繊細な作りをしているため、仏壇を専門的に扱っている業者に依頼する必要があります。

仏壇供養の専門業者であれば、搬出・搬入作業と保管、供養をまとめて依頼することが可能です。

別々に依頼するよりもはるかに手間もコストも抑えることができるでしょう。

破損などのトラブルを避けるためにも、仏壇のプロに任せるのがおすすめです。

3.移動前に仏壇の写真を撮っておく

仏壇を移動させる機会はほとんどないため、移動後の設置方法に戸惑う方も多いでしょう。

そのため、移動する前に写真撮影をしておく事をおすすめします。

細かな仏具の設置場所なども確認することができるので安心でしょう。

まとめ

本記事では、仏壇預かりサービスを利用するメリットと注意点について詳しく解説しました。

仏壇預かりサービスを活用することで、扱いが難しい仏壇を安心して移動させることができます。

ただし、仏壇を移動させる前後には閉眼供養と開眼供養を忘れずに行いましょう。

さらに、設置したあと元の状態に直せるように写真撮影などを忘れずに行ないましょう。

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