今回は少し珍しいご依頼でした。

兵庫県にお住まいの方で仏壇は無く、遺影と仏具のみをご希望とのことでした。

珍しいとはいえ、どのご家庭でもあり得ることだとは思いますので深く気には留めずに作業をさせていただきました。

物のサイズや、個数は少ないですが、しっかりと思いやりを持たれて扱われておられたようで「しっかりとした供養をお願い致します」とのことでした。

今回のようなケースは仏壇などと違い、小物になりますので白布でおひとつずつしっかりと包んでお運びいたしまして、厳重に保管後に供養、処分という流れになります。

たまにお聞きするのですが、「何かに紛れて一緒に捨ててしまった」そう言った方がいらっしゃったことがございました。

サイズが小さいからといえど、故人に対する思いは変わりはございません。失くされてしまったものは二度とは帰ってきませんので、決して粗末に扱ってはいけません。

ご注意をお願い致します。

話が変わりますが日、街中で成人を迎えられた方々を拝見いたしました、自分にもあのような時があったなと、しみじみと当時を思い出しました。

一人ひとりにとって大事な、一生に一度だけの成人式、今年は無事に終えられることを祈っております。