本日、東京都杉並区下高井戸にお住いのお客様よりご連絡をいただいており、お伺いさせていただき無事に回収を完了いたしました。

お家を建て替えるにあたりお仏壇の回収と処分、そして現在お住いの所でのお位牌、遺影を飾る場所に悩まれているということでしたので、とりあえずは当社でお預かりすることになりました。

お仏壇の買い替えも検討されているとのことでしてその際の「開眼法要」などのご説明、アドバイスも合わせてさせていただきました。

閉眼供養は既にお済とのことで処分前には供養をしないといけない、大変失礼なことにあたることはご存知でしたが「開眼法要」（魂を入れてもらう事）については新しいお仏壇を購入されるのは初めての経験とのことで少し疑問に思われておりましたのでご一緒にご説明させていただきました。

魂が入っていないものは「ただの物」ですのでそれに対して供養をすることはありません。（その思いは何かしらの形で届きますので意味がないわけではありません。）

魂が入っていると考えられるものだからこそ供養が生きてきます。

意外とお忘れの方もおられますので、もしすでに魂を抜かれたものに対して供養をされている方がおられましたらお伝えしてあげた方が親切という物でしょう。

ただ、昨今では「開眼法要」「閉眼供養」が済んでいるかどうかがわからない状況が増えております。

これは当事者様がお亡くなりになられて、引き継がれる方が遠方に住まわれているときにおこりやすいケースです。

もうすぐ一人暮らしという新生活を始められる方もおられると思います。

ご家族様や相談できる方がお近くにおられる間にこういうことは確認しておくようにしましょう。

 

仏壇供養の一休