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2020.03.10お知らせ
ご位牌のご供養方法2種類をご紹介。料金相場やメリットも合わせてどうぞ
ご位牌のご供養方法2種類をご紹介。料金相場やメリットも。
ご先祖の位牌の御供養方法をご存知ですか?
近年、高齢化や家族構成の変化に伴う一人暮らし高齢者の増加や施設への入居に伴いお仏壇などの継承が困難になっているケースが増えております。
そんな中、我々『仏壇供養の一休』に問い合わせの多いケースが「ご位牌の供養や処分方法」についてです。
お仏壇がある方もそうですが、中にはご位牌や遺影のみを処分したいという方も最近は増えております。
仏壇供養同様、魂の宿るものであるご位牌は本来適切な供養を行い廃棄処分を行っていく必要があります。
今回はそんな疑問にお答えするためにご先祖様のご位牌の供養、お焚き上げの方法を解説していきます。
魂抜き(お性根抜き、閉眼供養)とお焚き上げ
結論から申し上げますと、お仏壇と同様にご位牌も魂抜きやお性根抜きを行う必要があります。
位牌とは『故人の霊魂が宿る場所、依代(よりしろ)』とされており、位牌は亡くなったご先祖様の象徴でもあります。
ご位牌には正統な方法により『魂入れ』がされたもの、つまりご供養を行っていない位牌は魂が入った状態になっています。
この位牌を粗大ごみなどに出してしまうとご先祖様の魂が入ったまま処分してしまう形になってしまうため非常によろしくない方法になってしまいます。
ですのでご位牌の処分を検討されている場合は何らかの方法でご供養を行う必要があります。
つまり魂が宿ったご位牌から魂を抜き、ただの木の札の状態に戻してしまうことです。
その一つの選択肢が『魂抜き(お性根抜き、閉眼供養)』という方法でこれはお坊さんにお願いする必要があります。
魂抜き・お性根抜きのご依頼方法
実際に魂抜き・お性根抜きをご依頼する場合は、以下の2つの方法をとることになります。
①お寺にご依頼する
一つ目の方法が『お寺に直接ご依頼をする』ということです。
檀家の方はなじみの寺院があると思いますが、ない方にとっては少しハードルが高いかもしれませんね。
葬儀を行ってもらったお坊さんにお問合せすることや、近くの寺院に相談してみましょう。ただし、お寺の中には檀家以外の供養は基本的に行っていないところもあります。
そのような状況でお困りの方はお坊さんの仲介業者を利用して派遣していただくという方法もあります。
コチラの方法で行うと、基本的にご供養以外のお焚き上げ(処分)までの段取りはご自身で行う必要があります。
②専門業者にご依頼する
もう一つは我々『仏壇供養の一休』のようなお仏壇のご供養、お焚き上げを専門としている業者を利用して行う方法です。
お問い合わせをいただければ、見積の提示後お仏壇の回収(又はお坊さんの派遣)、ご供養からお焚きあげまでを代行して行わせていただくことが可能です。
インターネットや電話等で手軽にお問合せ出来ること、料金が比較的明確に決まっていることから最近ではコチラの方法を使うお客様が増加しております。
③お焚き上げ
お坊さんにより魂抜きを行ってもらった後は、魂の抜けた位牌を処分する作業が必要となります。
お焚き上げとは平たくいうと焼却処分ですが、仏教的にはご先祖様を天に返すという意味合いのある正式なご位牌の処分方法です。
基本的には魂の抜けた後の位牌はごみとして処分することが出来ます。
しかし、ご位牌にはご先祖様の戒名が刻まれており、それをそのままゴミとして処分するのは気が引けるという方も多いです。
一般的には魂を抜いた位牌は『お焚き上げ』という形で焼却処分を行います。
こちらも寺院でお願いできる場合は依頼を、ご自身で行う(現実的には難しいですが)、ご供養専門の業者に依頼する方法をとります。
●2つの方法にかかる費用の相場は?
ご位牌の供養はどちらの方法をとるにしてもお坊さんがとりおこなってくれるため、感謝の気持ちとして「お布施」を包む必要性があります。
一般的に3万円~5万円程度が閉眼供養にかかる相場といわれていますが、お坊さんと直接やり取りをされる場合は実際の金額は不明です。またお布施とは別に『お車代』として別に5000円~1万円程度をお渡しするとより丁寧です。
またお焚き上げの作業をそのまま寺院にご依頼される場合は別途お焚き上げ料が必要となります。お焚き上げ料の相場は1万円~2万円ですので全部含めて5万円前後を想定しておくとよいでしょう。
業者を選択する場合はこのお布施にあたる料金は明確化されており、あらかじめご納得のうえお坊さんにご供養をしていただくことが出来ます。
永代供養
ご位牌の処分の方法としては永代供養という選択肢もあります。ココでは簡単に永代供養についてもご紹介していきます。
●永代供養とは?
ご位牌のご供養についてもう一つの選択肢としてあるのが永代供養です。永代供養とは位牌を処分せずにそのままの形を残し、寺院や霊園にお預けするシステムを指します。
ご位牌の永代供養は一般的ではないですが、お骨の永代供養の方法と同じようなものとして捉えるとわかりやすいですね。
ちなみにすでにお骨の永代供養やすでに霊園にお墓がある場合はすでに供養の対象となるものが存在しているため、改めてご位牌を永代供養する必要はありませんので魂抜きを行い処分していただいても何ら問題はありません。
ご位牌には魂が宿ったままですので、お預けした寺院で長い年月の間ご供養を代行していただけますのでご位牌をどうしても処分したくない方にとってはおすすめの方法といえます。
●永代供養にかかる費用
長期間にわたり、ご位牌の預かりと供養を代行してくれる永代供養ですが、その分費用は魂抜きからお焚き上げまでと比べて費用が少しかかります。
永代供養の相場はお預けする先により異なり、10万円から50万円程度といわれています。
ご位牌の処分に際してお問い合わせがあった場合、我々もお電話でこの方法もあると提案をさせて頂いているのですが、やはり費用の面で実際にはお坊さんによるご供養とお焚き上げを選択される方が多いです。
一休のご位牌供養、お焚き上げ
ここまで位牌の魂抜き、お焚き上げ、永代供養についてご説明させて頂きました。
結論から申し上げますと、位牌のご供養は我々のようなお仏壇ご供養サービスに依頼することをおすすめします。
永代供養の部分は割愛しますが、費用の面でご説明したようにご自身でお坊さんにご依頼された場合はお布施の金額が不明確であること、我々のようなサービスと比べた際に諸経費を含むと高額になる傾向があります。
またお布施の渡し方やお坊さんの迎え方などの作法が多数存在し、そのために様々な物品を用意しなければいけないということで中にはそのような作業が煩わしいと感じられる方もいらっしゃいます。
お布施の包み方や渡し方の作法などの記事は別でご用意しておりますのでそちらをご参照下さい。
- お布施の相場について記事はコチラ!
https://butsudankuyou-ikkyuu.com/blog/tamasiinuki-osyounenuki-ohuse/
- お布施の渡し方などの記事についてはコチラ!
https://butsudankuyou-ikkyuu.com/blog/ohuse-watasi/
- お布施袋の書き方などの記事についてはコチラ!
https://butsudankuyou-ikkyuu.com/blog/tamasiinuki-osyounenuki-ohusebukuro/
我々『仏壇供養の一休』では今回ご紹介したような段取りをすべてお任せいただけます。
また料金についても明瞭、スピーディーな見積を意識しており業界の中でもトップクラスの安さを自負しております。(遺影、位牌のご供養ももちろん承っております!)
またご自宅にお坊さんを呼んでいただくサービスなどのオプションも用意しておりますので是非ご相談ください。
さいごに
いかがだったでしょうか?価格面や手続き面を考慮して、近年では我々のようなお焚き上げを専門としている業者を利用されるお客様が増加しております。
ご先祖様の魂を安らかにお送りするためにも今回の記事をご参考にしていただき、納得の行くご位牌のご供養が出来ることをお祈りしております。
またご不明な点があれば我々『仏壇供養の一休』までお気軽にご相談をいただければと思います。
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