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2024.03.07すべて
位牌を購入するタイミングと選び方を解説
仏壇には位牌を用意することは一般的ですが、どのタイミングで購入すればいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
また、位牌のデザインはどのようなものにすればいいのか悩んでいる方も多いはずです。
本記事では、位牌を購入するタイミングと選び方について詳しく解説します。
位牌はいつまでに購入するべき?
位牌には「白木位牌」と「本位牌」の2種類があります。
それぞれ購入するタイミングが異なるので注意しましょう。
- 「白木位牌」:葬儀〜四十九日までに使用する仮の位牌
表面には故人の戒名、裏面には没年月日・享年・俗名がそれぞれ記されています。
お通夜や葬儀のタイミングで購入するケースが多いです。
- 「本位牌」:四十九日法要までに用意する本物の位牌
本位牌は住職に開眼供養(魂入れ)をしてもらい、白木位牌と交換する必要があります。
位牌を作らない宗派とは?
ほとんどの宗派で位牌を用意しますが、浄土真宗では位牌を作ることはしません。
浄土真宗では阿弥陀如来を信仰しており、故人はすぐに成仏すると考えられています。
そのため、位牌に魂を祀る必要がないのです。
自分の宗派が明確でない場合は、一度菩提寺に相談してみると安心でしょう。
位牌を購入する際の選び方
位牌の選び方の主な選び方のポイントは、以下の通りです。
・用途から選ぶ
・デザインから選ぶ
・材質から選ぶ
・費用から選ぶ
それぞれの位牌の選び方について、以下で詳しく解説します。
1.位牌の用途から選ぶ
位牌を選ぶときは、まず用途から選ぶといいでしょう。
用途別の位牌は主に「板位牌」・「繰出位牌」・「過去帳」の3種類に大きく分けることができます。
- ①板位牌:故人1人を祀る位牌
- ②繰出位牌:6〜8人のご先祖を祀る位牌
- ③過去帳:主に位牌を作らない浄土真宗で用いる
2.位牌のデザインから選ぶ
位牌のデザインは、「伝統型位牌」と「モダン位牌」の大きく2つに分けることができます。
- ①「伝統型位牌」:仏壇などと馴染みやすいように伝統的なデザインのもの
- ②「モダン位牌」:伝統型位牌にはないようなデザインのもの
伝統型位牌のなかには春日型・葵角切型・勝美型などの種類があり、モダン位牌には歌仙・京霞・やまとなどの種類があります。
3.位牌の材質から選ぶ
位牌の材質もさまざまで、大きく分けると以下のように分類できます。
- ①「漆塗り位牌」:ヒバ材といった木材や漆(うるし)、金箔などを用いて加工した位牌
- ②「木製位牌(唐木位牌)」:黒檀や紫檀材、花梨などの輸入銘木を用いて作られる位牌
漆塗り位牌は、塗位牌・上塗位牌・呂色位牌といったように漆の塗り方によって違いが生まれ、木製位牌は黒檀系か紫檀系かによって違いが生まれます。
4.位牌の費用から選ぶ
位牌は材質によって大きく費用が異なります。
安価に位牌を購入したい場合は、1万円前後から購入できる合成漆を使用した「漆塗り位牌」を選ぶといいでしょう。
「唐木位牌」は2万円程度から購入できることが多く、モダン位牌は約3万円から購入できる場合が多いです。
位牌を買い替える際は供養を忘れずに!
位牌を買い替える際には、古い位牌・新しい位牌ともに供養が必要です。
供養の主な流れは以下の通りです。
- 古い位牌→閉眼供養(魂抜き)をしてから、焚き上げ供養を行う
- 新しい位牌→開眼供養(魂入れ)を行う
魂が宿った状態で位牌を処分するのはタブーとされています。
買い替える際には忘れずに閉眼供養をし、焚き上げ供養を行いましょう。
まとめ
本記事では、位牌を購入するタイミングと選び方について詳しく解説しました。
目的や故人の好みなどさまざまな視点から選ぶことで、より理想的な位牌を選ぶことができるでしょう。
また、位牌を慌てて用意することになってしまうと理想的な位牌を選ぶことができないため、余裕を持って準備しましょう。
また、位牌を買い替える際は古い位牌・新しい位牌ともに供養が必要となります。
仏壇供養の専門業者であれば位牌の買い替えから閉眼供養、焚き上げ供養をセットで行うことができます。
仏壇供養の一休堂では、郵送でも位牌の焚き上げ供養を受け付けております!
全国各地で提携しているお寺様によって様々な宗派・供養方法にも対応可能です。
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