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2022.01.28すべて
〜佐賀県唐津市の皆さま〜魂抜きにおすすめの時期はある?
お仏壇は、ご先祖さまや仏様の魂が宿っているため大切に扱わなくてはいけません。
本記事では、魂抜きに関して行うべきタイミングやおすすめの時期を紹介しましょう。
魂抜きとは?
そもそも「魂抜きって何?」という方もいるかもしれません。
魂抜きとは、お坊さんにお経をあげていただき、お仏壇やお墓に宿った魂を抜く供養のことです。
ほとんどの仏教の宗派では、お仏壇やお墓にご先祖さまや仏様の魂が宿っていると考えられています。
そのため、お仏壇やお墓に魂が宿っている状態で移動させるのはタブーで、移動の際には魂抜きを行いお仏壇やお墓に魂が宿っていない状態にしなくてはいけません。
魂抜きと同じ意味の言葉として、「閉眼供養」「お精根抜き」「撥遣供養」などが挙げられ、宗派によって呼び方が異なります。
魂抜きをするタイミング
魂抜きをするタイミングにはいくつかあり、必ず行わなくてはいけません。
ここでは、魂抜きを行うタイミングを解説します。
①お仏壇を処分する時
魂抜きを行うタイミングの1つ目は、お仏壇を処分する時です。
お仏壇を処分する時には、魂抜きを行いお仏壇に宿っている魂を抜く必要があります。
魂抜きを行うことでお仏壇はただの木の箱となるため、処分しても問題ありません。
また、お仏壇を新しいものに買い替える際には、古いお仏壇から新しいお仏壇に魂を入れ替えましょう。
お仏壇に魂を宿らせるご供養を「魂入れ」といいます。
②引越しする時
引越しに伴い、お仏壇を移動させる時にも魂抜きを行わなければいけません。
移動前に魂抜きを行い、引越し後に魂入れを行っていただきましょう。
魂抜きが必要なもの
処分や移動をする際に魂抜きが必要なものは、お仏壇やお墓だけではありません。
故人の遺影にも魂が宿るとされているため、魂抜きを行う必要があります。
また、仏像や掛け軸、大切にしていた人形などにも魂が宿るとされているので、移動や処分の際には魂抜きを行うことが望ましいでしょう。
魂抜きにおすすめの時期はある?
魂抜きを行うのにおすすめの時期は、特にありません。
しかし、日本には六曜という考えがあり気にされる方もいます。
そのため、六曜を気にされる方は「仏滅」に魂抜きを行うといいでしょう。
気にされない方は、いつ行っても問題ありません。
ご自身は六曜が気にならなくても、親族や親類縁者の中には気にされる方もいるかもしれませんので、魂抜きを行う際には一度親族や親類縁者に意見を聞いてみましょう。
親族や親類の意見を聞き、無用なトラブルを避けることが望ましいです。
しっかりと魂抜きを行い、ご先祖さまや仏様を敬い失礼のないようにしてください。
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