お世話になっております。お仏壇供養の一休でございます。

最近は例年よりもかなり早い梅雨に入ったこともあり雨の日が続いておりましたが本日は気持ちの良い快晴の中でお仕事をさせていただきました。

本日サービス提供させていただいたお客様は『引き取り手のない仏壇をどうしようか』と悩まれ我々までお問い合わせをいただきましたお客様です。

今回はそんなお客様へのご返答と本日のお仕事の内容をご紹介することで同じように悩まれている方々に少しでも参考になればと思い記事を書かせていただきました。

本日のお仕事の内容報告

仏壇供養～処分まで（180㎝）：31900円

仏具一式処分（段ボール1個）：3300円

合計：35200円

【作業内容】

・お坊さんの手配とお布施のお渡し

・お仏壇の運搬（2名）

・お仏壇の閉眼供養の補助

・仏壇本体のお焚き上げ

・仏具お焚き上げ

今回のご相談内容

「母が認知症でこの度介護施設に入所することになりました。これまでお仏壇の事は母に任せきりでしたので仏壇のことが全然わかりません」

「家族の中では家の近い私が引き取るという話になっているのですが、私も一人暮らしなので家に置くと部屋が狭くなってしまうし、お手入れの方法もわからないし」

といったご相談でした。最近は日本全体の高齢化に伴い認知症を発症したことをきっかけに仏壇の引継ぎの問題も多くあるようで、本日のお客様に限らず同様のケースでお困りの相談を受ける機会が増えてきました。

結論としては今回の場合『仏壇じまい』をしてはどうかということをご返答させていただきました。

確かに「仏壇を引き取る」という決まりはないにも関わらず可能であれば引き取るというお客様の考え方は非常に立派な事だとは思いますが、仏壇は継承しお手入れを継続していくために知識や環境が整っていることが必要でご供養をおざなりにしてしまうことはかえってご先祖様に失礼に当たる可能性もございます。

ですので当社では「仏壇じまい」をご決断される前に下記の事を考え仏壇の継承が可能かどうかご判断いただければというチェックポイントをいくつかあげさせていただきました。

お仏壇を引き取るか？引き取らないか？

置き場所は十分か？

皆様もご覧になったことがあるかと思いますが、代々継承されているお仏壇は立派で大きいものが多くかなりのスペースをとります。

今回のご相談者様は１LDKのお部屋にお住いで、お仏壇を置くなら寝室になるという状態でしたのでかなり手狭になってしまいます。

閉眼供養と開眼供養の手続きができるか？

お仏壇を引き取る場合は『閉眼供養』と『開眼供養』という２つのご供養を行う必要があります。

お仏壇にはご先祖様の魂が代々宿っておりそのままの状態でお引越しすることは非常に失礼なことにあたります

ご供養自体はお坊さんに依頼するまたは業者を介して紹介してもらうなどの術があれば簡単にできますが、料金やお布施の相場として30000～60000円程度の出費になることは確認しておきましょう。

運搬できる人手はあるか？

お仏壇の引継ぎをご自身で行う際はご自宅までの運搬を誰かに頼む必要があります。

今回のお客様の場合、親戚は遠方に住んでいるためなかなかお手伝いを行ってもらうのが難しい状況にありました。

難しい場合は業者に頼むことになりますが、仏壇の運搬については我々にお任せいただければ喜んでお引き受けさせていただきます。

ご供養じまいを検討してみてはいかがでしょう？

以上のようなチェックポイントを提案させてもらった結果、娘様自身もお体が強くないことや部屋の広さ、お仕事との兼ね合いなどを総合的に判断した結果やはりご供養じまいをされるという結論に至られました。

また仏壇に関する知識（菩提寺など）に関してはお母さまに任せきりだったということもあるため料金等にご納得いただいたうえ、最初から最後まで我々にお任せいただけることになりました。

ここで娘様にこれだけは伝えたいこととして我々からは『ご供養じまい』とは立派なご供養であり決してお仏壇を継承しないことは悪いことではないという点だけはお伝えさせていただきました。

ご決断後は『悩みが少しすっきりした』とお一人で抱えこんでいたプレッシャーから解放されたようなご様子でコチラも安心いたしました。

愛知県瀬戸市でのお仏壇のご供養じまいの料金相場

上記でも軽く触れましたが、お仏壇の供養を行う際にはお布施としてお坊さんに支払う金額、または我々のような業者にお支払いいただく料金が必要となります。

愛知県での仏壇のご供養じまいは業者を使った場合、ご自身で行う場合のどちらの場合でも『30000円～60000円』

程度が相場といえるでしょう。

またお坊さんにお布施をお渡しする際はお布施に加えて『お車代』として5000円～10000円ほどが必要になるということは把握しておきましょう。（一休の場合は全て一括です！）

お仏壇供養と処分は最初から最後まで全てお任せください！

今回の記事ではお仏壇供養から処分までの詳細はご紹介しませんが我々にお任せいただければ専門のスタッフと当社と提携しているご住職様とでご供養から運搬、処分（お焚き上げ）までの全ての行程をお任せいただけます。

また料金に関しても仏壇のサイズを測っていただければ即日お見積りを業界トップクラスの低価格でご提示させていただきますので安心にご利用していただけます。

料金の詳細や作業内容につきましてはホームページや別の記事などでも御紹介させていただいておりますので是非ご参照ください。

ホームページはコチラ：https://butsudankuyou-ikkyuu.com/price/

さいごに

本日のご報告は以上となります。

今回ご契約いただいたお客様がお仏壇を処分されるきっかけとなったお母さまの認知症ですが、2020年の内閣府の報告によるとその人数は600万人を超え、65歳以上の高齢者の6人に1人が認知症を抱えているといわれています。

このような状況の中今回のご相談者様と同じような境遇の方もいらっしゃるかと思います。

今回の記事が少しでもそのような方にとっての参考になり、また皆様のご負担を少しでも軽くする一助になることができれば幸いです。

今回のようなケースに見舞われている方がいらっしゃいましたら是非我々『仏壇供養の一休』までお気軽にご相談ください。