大阪府枚方市のご依頼をご紹介させていただきます。 | お仏壇の処分・引取り・回収なら【仏壇供養の一休堂】大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・三重・淡路島・和歌山

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2021.07.04現場

大阪府枚方市のご依頼をご紹介させていただきます。

今回のご紹介内容は大阪府枚方市にお伺いさせていただいた時の事になります。

ここ最近のお問い合わせの特徴としましては「引っ越しに合わせてのお仏壇を引き取ってほしい、処分したい」とのお声です。

今回お伺いさせていただいた方も同様のお問い合わせであり、今年はみなさまも様々な事情がおありなのかと深く考えてしまう時期となりました。

御自宅は周りの方と比べて、一回りも大きい敷地を誇るような建物、お庭があるところで訪問前に住所の確認を何度かしてしまうほどでした。

ただ、ご本人のお話では逆にこのスケールの建物、土地が自己所有ということがあまり好ましくないとのことでした。

周りの方からすると羨ましい限りかもしれませんが、今までにも同じような心境をお語りいただけた方も確かにおられました。

私個人としてはそこまでの暮らしを今まで経験することが無く、資産について深く考えさせられることとなりました。

そういった話も交えつつご依頼内容を確認させていただき内覧させていただきました。

案内していただいた居間には存在感やこれまでの歴史を感じさせるような面持のお仏壇が飾られていました。

高さ、横幅、奥行きは現地確認したところ、188、115、85もありました。

この大きさの物は見慣れていない方(特に幼少期のお子様)などからすると壮大なあまりに抵抗があるようです。

私たちのような人間からすると時代が進むにつれてこのサイズの物はお目にする機会が減少していますので希少性が高いものとしてあがめてしまうものです。

多少の年季はあり、ところどころにその面影はありましたがよく原形を保ったまま保管されてこられたなと感心も致しました。

しかしながら、大多数の方が同じ意見を申されるようにこれからのことを考えると負担になってしまうとのことで今回のご依頼に至りました。

一度、お仏壇がグラリとなった時もあったそうで、その時がお終いにされるきっかけになったとも仰っていました。

ただ、今回のご依頼を成功に結び付けるには年季が経ち過ぎていた、建物の二階に保管されていて搬入時にも窓から搬入した。などの運搬に問題があり、搬出時はお仏壇を解体させていただき、運び出しを行うために訪問供養の段取りをまずはさせていただきました。

今までお付き合いされていたお寺のご住職が遠くに行かれてしまったとのことでしたので、これからのお付き合いのことも含めて一緒に検討させていただき当社にご協力いただいている御住職を御紹介させていただきました。

当初の予定とは多少日程のずれがありましたがお客様にも「今回の事について色々と迷いましたが、一休さんに連絡した甲斐がありました。」とのお言葉もいただきました。

より一層、最後までお勤めをさせていただこうと言う思いが強まりました。