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2021.07.19お客様の声
仏壇供養の一休 〜先祖供養とは?〜
お客様より供養についてお問い合わせ、ご質問を多数いただいている中で、先日(先祖供養)という言葉が出てまいりました。
聞きなれない言葉かと思いますので私どもの方からご説明、解説をさせていただきます。
先祖供養とは、その呼び方の通りにはなりますが、自分たちのご先祖様の魂を供養することを指します。
あまり聞きなれない言葉で、仏教においては回忌法要も先祖供養の一つとされています。その理由としまして、元々仏教には先祖供養という概念がありませんでした。
先祖供養の考え方は日本の祖霊信仰からきており、それが仏教の教えにマッチして先祖供養の習慣ができ上がったといわれています。
仏壇供養の一休ではブログを通じて様々な事例や解説もさせていただいています。
今回の先祖供養の考え方としてはご自身の事のみならず、親やご先祖さまに対しての感謝の気持ちを持ちましょう。という事ですが、人間は悲しい事に自分というものを一番大切にし、誰よりも自分を愛する方が多いのも現状です。しかしながら、我身が何処から来たかということを忘れてはなりません。どのような人間にも両親や先祖があり、両方が存在しなくて、自分はありえない。この事を考える時、その命の流れの根源に対して感謝と尊敬の念を抱くのは当然の話ではあるでしょう。この世に生がある限りは両親があるという事実だけは変えられない、変わらない事実です。
人間の一生は平均的に七十有余年と言われますが七十有余年の歳月というものは油断していると一瞬の時の様にも感じる時もあります。
時の流れの中に寿命というレールの上を私たち人間は生きているわけで、生れ出た者は必ず寿命を迎え、死ぬを迎えるという宿命を担っているわけである.
こうした宿命を背負って生きるということは自分たちの親や先祖に対して心を向ける、感謝をするということは至極当然のことでもあると言えるでしょう。
どう考えて生きるかで人間としての生き方、姿勢にも大きく関わり、人生もより豊かになるものでしょう。
この様に考える、何かに祈るということが出来るのは人間特有のことで動物にはない思想、行動です。
こうした考えの中で仏教は、先祖に対する報恩の行為を善行と説き、それによって析る者自身が果報を受けると説くのである。
そしてこの先祖供養を行うことにより、楽しかった思い出などを思い返す事により温かい気持ちになれるでしょう。
誰しもがそうだと思いますが、私も何か不吉な事やよからぬことが起こると尾を引いてなかなか払拭できないことかと思います。
ただ、悪いこと、よくないことから気持ちの切り替えをしないと行動や考えが鈍ってしまい新たなミスを招きかねません。
そういった事にならない防止策としてこの先祖供養もいいのではないでしょうか?
まだまだ油断を許してはくれない世の中ではありますが心の拠り所を一つでも多く作る事で今よりも人生は豊かになっていくでしょう。
お困りごとのあるかた、お悩みの方などはぜひ、日々の供養の参考にしてみていただけたらと思います。
お電話でのご相談も随時承っておりますのでご連絡お待ちしております。
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