【大阪市】粗大ごみでお仏壇処分をお考えの方へ。供養方法などをご説明いたします。 | お仏壇の処分・引取り・回収なら【仏壇供養の一休堂】大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・三重・淡路島・和歌山

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2020.10.20お知らせ

【大阪市】粗大ごみでお仏壇処分をお考えの方へ。供養方法などをご説明いたします。

お世話になっております。仏壇供養の一休です。

本日は普段お問い合わせいただく内容の中でも多い「お仏壇は粗大ごみとして処分してもいいのか?」という素朴な疑問にお答えしたいと思います。

 

今回は特に問い合わせ件数の多い大阪市でのケースについてご説明させていただきます。

 

【結論】お仏壇を閉眼供養する事で可能です

 

最近は高齢化の波を受け、終活や生前整理と言ったご存命の内に継承が困難な家財道具の処分や、一人暮らし高齢者の増加による亡くなった後の遺品整理、老人ホームへの転居に伴うお仏壇の供養などのニーズが高まっておりお仏壇の処分に関しての問い合わせやご依頼が増えております。

 

そんな中お仏壇とは、ご先祖様の魂が代々宿るものですが、このような神聖なものを粗大ゴミとして廃棄処分するのは気が引けるし、そもそも粗大ゴミに出していいのかわからないと言ったご意見もよく聞かれるところです。

 

結論から言うと

 

「然るべきご供養を行なってからであれば粗大ゴミとして仏壇を処分することは法律上、道義上問題はない」

 

と言えます。

 

ではこの「然るべきご供養」とはどのような事なのか、下記にて解説していきます。

 

粗大ゴミに出すには閉眼供養が必要

 

改めて申し上げますがお仏壇は供養が必要でこの供養を行なっていない状態で処分することは望ましくない行為です。

 

ご先祖様が亡くなった際には開眼供養(魂入れ)を行い魂をお仏壇に入れるという事が行われています。

 

つまり魂が入っている状態で処分されることを避けるためにお仏壇から魂を抜く供養、「閉眼供養(魂抜き)」が必要となるのです。

 

閉眼供養をご自身で行う際は檀家さんに仏壇じまいを行いたい旨を説明し、お坊さんにお経を上げていただく必要があります。(檀家さんが不明な場合に関しては他の寺院やお坊さん仲介サービスを使用することになります。)

 

閉眼供養(魂抜き)の手順

 

それでは具体的な閉眼供養(魂抜き)の手順について説明していきます。

 

1.お坊さんを手配する

まずは閉眼供養を行なっていただくためにお坊さんの手配が必要になります。

お坊さんの手配方法は

 

・檀家さんに直接電話などで連絡する

・檀家さん以外の寺院に連絡を行う

・お坊さん仲介サービスを使う

・仏壇供養、処分業者を使う

 

の4つの方法があります。普段から檀家のお坊さんとの交流があるかたは直接檀家さんにご連絡いただければスムーズに進むかと思います。

 

遠方にお住まいなど親御さんの急な不幸による遺品整理の際など、時間的な余裕や檀家さんがわからないという場合はその他の方法で行います。

 

時間的な事やその他の手間を考えるとお坊さんの仲介サービスか、仏壇供養業者を使って処分までを一括で行なってもらうと手間がなく時間もある程度都合がつきやすくなります。

 

またご自身でお坊さんの手配を行う期間は2週間前程度までに済ませておくとある程度余裕を持って日程の設定が行いやすいかと思います。

 

2.お坊さんの迎え入れ準備をする

 

お坊さんのご自宅への訪問日が決まったら、次はお坊さんのお迎え入れ準備をしましょう。

お仏壇があるお部屋の簡単なお片付けやお仏壇の清掃などの作業に加えて、

 

当日お坊さんにお布施とお車代をお渡しするためにお布施袋にお金を入れておくことを忘れないようにしてください。

 

一般的にお布施の相場はお車代を含め35000~60000円程度だといわれております。

 

お坊さんによってお布施の相場は異なるため、気になるようであれば事前に他の方がどれくらいお包みしているのかをそれとなく電話の際に聞いておきましょう。

 

お布施袋へのお金の入れ方やお布施のお渡しの方法については別の記事でも詳しくまとめていますのでコチラも参考にしてみてください。

 

お布施袋の渡し方の記事はコチラ:https://butsudankuyou-ikkyuu.com/blog/news/ohuse-kakikata-butudannkuyou/

3.閉眼供養当日

閉眼供養当日、お坊さんを自宅にお招きした際の作法などはお坊さんに指示を仰げば問題ありません。

 

ご先祖様への感謝の気持ちをもって供養にご参加いただければと思います。

供養が終わりましたら、お坊さんにお布施とお車代をお渡しして終了です。

 

これでお仏壇は魂の入っていない木の箱になりました。以下の処分の手続きに進みましょう。

お仏壇処分(粗大ゴミ)の手順

 

閉眼供養か完了した後はお仏壇の処分を行なっていきます。一般的なお仏壇の処分方法は以下の通りです。

 

仏壇の閉眼供養が終われば粗大ゴミとして出しても問題はありません。

ここでは大阪市においての粗大ゴミ回収をご紹介致します。

 

1.大阪市粗大ごみ受付センターに連絡する

粗大ごみ受付センタURL:https://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000384507.html

 

前提として大阪市では粗大ごみとして仏壇を受付可能です。

大阪市は4つの区分で料金が分かれており仏壇の場合は1000円となります。

 

【インターネットでの申し込み】

24時間、365日受付可能

 

【電話での申し込み】

受付時間:月~土曜日(祝日を含む、年末年始を除く)9:00~17:00

 

また、工具等があればお仏壇を細かく解体してゴミに出す事で普通ゴミとして処分する事が可能になります。引き出しや部品等で一時的に多量のゴミを出す場合は粗大ごみと一緒に200円で受け付けてくれます。

 

2.料金を支払う(粗大ごみ処理手数料券を購入する)

 

粗大ごみ受付センターで手続きを済ませたあとは粗大ごみ処理手数料券というシールになっている物を購入します。購入先は

 

・コンビニエンスストア(有名なところであればほとんど取り扱いあります)

・スーパーマーケット(大手スーパーなど、事前に要問い合わせ)

・大阪市内の郵便局

 

になります。お仏壇の場合は1000円の手数料券を購入するようにしましょう。

 

3.仏壇を指定された場所に粗大ごみとして持っていく

 

申し込みを行ったあとは自宅前など指定された場所に指定日にお仏壇を運搬し、購入したシールを添付すれば完了です。

お仏壇を粗大ゴミに出したくない、出せないケースの場合

 

お仏壇の処分ではご自身で粗大ゴミに出すと不用品回収業者を介して行うよりもかなり安く処分を行う事ができます。

 

しかしお仏壇を粗大ゴミで出す場合には以下のようなデメリットも考えられます。

 

・収集所まで持っていく際には仏壇は重くかなりの労力が必要

(お手伝いサービスも相談できますが基本的には高齢者や障碍者が対象になります。)

・収集日の指定が困難

(収集日まで3週間以上かかることも。遺品整理など滞在日限定の場合は使いにくい)

・収集所にお仏壇を置いておく時間があるため、ご近所にお仏壇を粗大ごみに出していることがわかる

 

といった問題があります。特に時間の問題やご近所の目の問題は交渉では解決できないことが多く、このような条件に当てはまる場合は粗大ごみに出すのは困難です。

 

なんらかの事情で粗大ゴミに出せない場合は業者を、利用することになりますがその場合は御供養から処分までを一括で行える業者を利用した方がお得になります。

 

結果収集業者への料金、お布施を払うことで割高にならないようにどのような手順で処分を行うのかは事前にしっかりと決めておくようにしておきましょう。

 

お仏壇供養業者に依頼すれば粗大ゴミに出さなくても全ての工程を一括で

 

ここまでお仏壇粗大ゴミで処分するために抑えておきたい供養方法などについて解説してきましたが、我々のようなお仏壇供養と処分を専門に行なっている業者をご利用いただく事でお坊さんの手配からお仏壇の処分に至るまで全てを一括してお任せいただけます。

 

上記の粗大ゴミで出したくないケースや、遠方への遺品整理で日程がない場合、生前整理で他にやる事が沢山ある方などはご自身でお坊さんに直接依頼してお布施をお渡し、ゴミ処分するのとあまり変わらない値段でご利用できるため非常におすすめです。

 

我々「仏壇供養の一休」も低料金と長年の経験で蓄積した技術と経験によってお客様の不安やお困りごとに真摯に対応させて頂きます。

 

今回の記事を参考に大阪市で粗大ゴミによるお仏壇処分をお考えの方は是非今回の記事を参考に、業者への依頼も選択肢の一つに加えていただけると幸いです。