これからの仏壇事情とは〜仏壇供養の一休より〜 | お仏壇の処分・引取り・回収なら【仏壇供養の一休堂】大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・三重・淡路島・和歌山

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2020.02.18お知らせ

これからの仏壇事情とは〜仏壇供養の一休より〜

春の彼岸が近づく中、最近の仏壇事情がどうなっているのかご存知でしょうか。

食べ物やファッションに流行りやトレンドがあるように、仏壇にも仏壇のトレンドがあります。

最近は洋室タイプの和室がない家やマンションが増えてきていて、昔ながらの仏壇が洋室に合わないなんていう事情もあり、昔ながらの仏壇が好まれない傾向になってきています。

仏壇を含む「宗教用具小売業」の2014年の販売額は2002年に比べて、約4割も減っているようです。

12年間で約4割も減少しているのならば、更に10年後にはどのようになっているのでしょう。

そんな中トレンドとなっているのがある企業が考えた、温もりのある素材と洋室のリビングにマッチしたデザインの仏壇です。

扉を閉じていると西洋風の家具にしか見えない、仏壇ぽく無くていいと評判になっている仏壇です。

リビングは家族みんながいつも顔を出す場所であり、リビングに置ける仏壇は故人とも団欒できている気がして、すごく温かい気持ちになると思いませんか。

またLEDライトが搭載されていて遺影を美しく見せる仏壇があり、これまたイマドキでとてもおしゃれですね。

そして2つ目のトレンドとして注目されている仏壇はコンパクト化された仏壇です。

他の家具の上に置くタイプや壁掛けタイプなど置く場所のとらない仏壇が人気になってきているそうです。

その中でA4仏壇といって、雑誌やファイルと同じ大きさの仏壇もとても評判でグッドデザイン賞も受賞されたそうです。

昔ながらの仏壇はとても大きくて引き継ぐのには大変といったデメリットがあり、小さくコンパクト化された仏壇はとても魅力的ですよね。

このような仏壇のトレンドがある背景には、墓じまいや、お墓に入らないといった選択も最近では多くなってきているようです。

墓仕舞いを含む全国の改葬件数は2008年が約7万2500件だったのに対して、2017年が約10万4500件と約4割も増えていてとても驚きの数字ですね。

お墓がなくてお墓に入らなかったら、遺骨はどうするの?と思う方も多いと思います。

そのような時にこそ、このトレンドの仏壇なのです。

仏壇によっては仏壇の下に骨つぼを安置できるものもあり、お客様のニーズに合わせ、かつトレンドを取り入れた伝統にとらわれない仏壇が開発されているようです。

このように仏壇も時代と共に変化していきます。
昔ながらの仏壇も懐かしみがあり、そのような仏壇が少なくなってしまうのはもの寂しい気もしますが、ご自宅のデザインにあったトレンドを取り入れた仏壇も検討されるのはいかがでしょうか。

 

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