特別養護老人ホーム入居予定の方へ。お仏壇のお悩みにお応えします | お仏壇の処分・引取り・回収なら【仏壇供養の一休堂】大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・三重・淡路島・和歌山

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2021.07.02お知らせ

特別養護老人ホーム入居予定の方へ。お仏壇のお悩みにお応えします

この度は愛知県名古屋市にお住いのお客様よりご依頼を受け、お仏壇の供養と処分を実施させていただきました。

お客様はご家族様が『特別養護老人ホーム』へご入居されるということでお仏壇の扱いに困っているというお客様のご相談をいただいた事がきっかけで当社のサービスをご利用いただく流れとなりました。

今回の記事では『特別養護老人ホーム』にご入居される場合にご家族が考えられるお仏壇の行く先についていくつかの選択肢と我々『仏壇供養の一休』でお手伝い可能なサービスについてご紹介させていただきます。

特別養護老人ホームの説明と状況

一般的に「老人ホーム」とひとまとめにされる場合が多いですが、何らかの事情で在宅での生活が困難になり、施設に転居する場合厳密には様々な形があります。

その中でも代表的なのが「特別養護老人ホーム」と呼ばれる施設になります。

まずはこのような施設の特徴を簡単に解説させていただき、入居に伴うお仏壇関係のお悩みについても触れていきます。

特別養護老人ホームとは

特別養護老人ホームとはいくつかの老人ホームの中で日常的な介護が必要な方に対し、公的な介護保険のサービスを使って入居が可能なサービスになります。

一般的には「特養」などと略して呼ばれることが多く公的サービスを使える施設のため入居に際してかかる費用が比較的低料金で利用できることが特徴になります。

一方で介護保険サービスを使わず料金を払い入居するようなタイプの施設は有料老人ホームなどと呼ばれるもので、コチラは一般サービスであるため介護の内容や居室の広さ、その他サービスについてはオプション料金となり入居者が自由に選べるサービスになっています。

公的サービスを使った老人ホームと一般のサービスを使った老人ホームではやはりルールや自由度は異なってきます。

ご家族が「老人ホームに入る」とお聞きの場合はまずご家族がどのような形態の入居サービスをご利用されるのか事前に確認しておくことが重要になってきます。

特別養護老人ホームの居室事情

老人ホームへの転居に際しお仏壇をどうするかというお悩みの種が居室の問題になります。老人ホームによりますが、転居先の居室のタイプには主に以下のようなものがあります。

・ユニット型

主な生活スペースはそれぞれ居室がありますが、食堂やトイレなどは共有スペースに設けられている形です。

・個室型

それぞれに居室が割り当てられておりトイレ等の必要なものについても個室内で完結しているタイプです。

介護保険を使わない自費の有料老人ホームなどは支払いする金額によって複数の部屋があったり広い居室がありますが一般的に特別養護老人ホームの場合はあまり生活スペースが広くないためワンルームマンションンのお部屋のようなイメージをしていただけるとわかりやすいかと思います。

・多床室

特に重度の介護が必要な場合など、職員によるケアが行いやすいように一室の中に複数人が生活をするスタイルが多床室になります。

個別スペースはカーテンやパーテーションなどで区切られていますが生活スペースは主にベッド周りのみになるのであまり個人的な家具等は置けない作りになっています。

特別養護老人ホームの特性上、支払うお金に応じてお部屋を選べるような仕組みになっていないため基本的には上記のような生活空間で過ごしていただくことになります。

そのため個室やパーソナリティスペースは狭くなりやすくそもそも大きなお仏壇を持ち込むことが困難な場合がありますのでご入居の際は必ずご家族が居室の広さを確認してお仏壇の持ち込みが可能かを確認してください。

お仏壇を考えるー入居時に考慮しておく事項

以上のような状況から特別養護老人ホームにご入居の場合は、ご本人様、またはご家族様が施設の居室の広さとホームのルールを把握してお仏壇の扱いについて判断していただく必要があります。

状況に応じて考えられる方法は以下の4つ

①お仏壇のご供養をして処分を考える(ご供養じまい)

②そのままお仏壇を施設に持ち込む

③小型のお仏壇に買い替える

④お仏壇預かりサービスを使用する

以上のような内容のどれかを選択していただくことがほとんどになります。

特別養護老人ホームご入居時のお仏壇の扱いについて

ここからはご自身の状況に応じて上記で紹介した4つのパターンについてのお仏壇の取り扱い方法のご説明を行っていきます。

お仏壇の移動や買い替え、処分に当たってはどれもお仏壇にこもっているご先祖様の魂をご供養する必要がありますのでそれぞれのパターンについてご確認いただければと存じます。

お仏壇のご供養と処分を行う場合

入居時、ご自宅に帰る予定がなく、ご家族様がお仏壇の継承が困難な場合はご本人様の同意の上ではありますが現在お住いのご自宅の整理に伴ってお仏壇の処分を行う場合があります。

お仏壇の処分というと、何か悪いことをしているような嫌悪感を持つかたがいらっしゃいますが、正しい供養を行いお仏壇を処分することは『仏壇じまい』と呼ばれ決して悪いことではありません。

むしろご供養が行われずに処分されたり、お仏壇が放置されるのであればよほどご先祖様の事を敬うご判断なのではないかと思います。

『正しい供養』とはつまりお仏壇に宿るご先祖様の魂を仏壇(ご位牌)から抜き出しご供養を行うことです。このような供養を『閉眼供養(魂抜き)』と呼びます。

ご供養はお坊さんに依頼を行い実施していただくことになりますが通常は「檀家さん(菩提寺)」と呼ばれるひいきの寺院にご依頼をすることになります。

ただ中には檀家さんを把握できていない、あるいはご家族が認知症を患っており正確な情報が聞き出せないなどの問題があります。

そのような場合は、他の寺院に依頼するか我々のようなお仏壇供養と処分を専門にしている業者にご依頼をいただくことになりますが、処分などの手間を考えれば全てを一括して代行するような業者を利用していただくことをおすすめしております。

一休のお仏壇供養、処分サービスのご案内

お仏壇供養の一休は長年にわたり仏壇の供養と処分を専門にしており確かな知識と運搬技術で代行させていただいております。

我々にお任せいただければ提携している寺院への依頼から処分にいたるまでの過程を業界トップクラスの低料金で提供させていただきます。

詳しくはホームページに記載しておりますので是非ご確認とお問い合わせをいただければと存じます。

仏壇供養の一休ホームページはコチラ:https://butsudankuyou-ikkyuu.com/

そのままお仏壇をお持ちいただく場合

ご自宅にあるお仏壇のサイズなどが特に問題ない場合、大切にしてきたお仏壇を施設まで持っていきたいというご希望があることが多く、そのままお引越しをされることになります。

お仏壇のお引越しについては他の家財道具と異なりお仏壇に宿ったご先祖様の魂が宿ったまま移動を行うことになりますので通例として一旦お仏壇からご先祖様の魂を抜く『閉眼供養(魂抜き)』と移動先に元のお仏壇に魂を込めなおす『開眼供養(魂入れ)』というご供養が必要となります。

一休のお仏壇お買い替えサービスのご案内

仏壇のお引越しに伴う運搬とご供養のサービスももちろん当社で承っております。

当社ではこのような状況で使用していただくのにピッタリな『お仏壇の引越し、移動パック』をご用意しており、全ての必要なご供養を包括したパックを55000円からご用意させていただいております。

ご供養や運搬作業などサービスが多くなるとその都度見積を行う必要がある業者があり料金が不明確な事が多いのですが当社サービスをご使用いただいた方からは料金が明確なため大変喜んでいただいております。

お引越しパックの詳細はコチラ:https://butsudankuyou-ikkyuu.com/moving/

お仏壇の買い替えを行う場合

特別養護老人ホームのお部屋の部分でご説明させていただいたように、転居先の老人ホームのスペースの問題でご自宅にある大きな仏壇をそのまま搬入するのがはばかられることがあります。

そのような場合は現在お持ちのお仏壇をサイズが小さいものにお買い換えいただくことをおすすめしております。

小さなタイプのお仏壇であれば安価な物では1万円台中盤~5万円ほどの価格で購入が可能です。当社の他のブログでお買い替えの際におすすめのお仏壇も紹介しているので是非ご覧ください。

おすすめの買い替え仏壇の記事はコチラ:https://butsudankuyou-ikkyuu.com/blog/news/osyare-butudan-kaikae/

新しいお仏壇にお買い替えの場合も上記でご説明した

・古い仏壇から魂を抜く供養(閉眼供養、魂抜き)

・新しいお仏壇に魂を込める供養(開眼供養、魂入れ)

の2つのご供養が必要になりますのでご注意ください。

一休のお仏壇お買い替えサービスのご案内

お仏壇お買い換え時に必要な供養は処分する場合に加えて開眼供養が必要になり、転居先の運搬も伴うためご自身で行うのは非常に手間になります。

お仏壇供養では買い替えに伴う古いお仏壇の閉眼供養から運搬作業、お引越し先での開眼供養までの手続きと作業をお客様に変わり全て代行させていただきます。

お買い替えの際の詳細なご供養や手続きに関しては他のブログでもご紹介させていただいておりますので是非そちらもご参照いただければ幸いです。

お買い替えブログについてはコチラ:https://butsudankuyou-ikkyuu.com/blog/news/osyare-butudan-kaikae/

お仏壇の預かりサービスをご利用される場合

特別養護老人ホームにご入居される場合、お亡くなりになるまでご入居されることを前提にしている事が多いのですがご入居される方の強いご希望で「仏壇は置いておいてほしい」というご希望をされる場合があります。

その場合遠方にお住いの方などはお仏壇を引き継ぐことが困難な場合があります。

また、場合によってはリハビリのために数か月~1年程度の入居などご自宅に帰ってくることが前提の入居の場合もあります。(通常の有料老人ホームなどは最近このようなケースが多々あります)

このような場合、ご入居されている期間の間だけお仏壇の管理業者に一時的にお預けいただき必要な場合にお返しする『仏壇預かりサービス』をご利用になることをおすすめいたします。

預かりサービスは下記で当社のサービスもご紹介しておりますが1か月程度の短期間から数年単位でのお預かりも可能ですので業者選びの際はより丁寧にお仏壇を管理し、価格が良心的な業者を選ぶようにしましょう。

一休のお仏壇お預かりサービスのご案内

「お仏壇供養の一休」ではお仏壇の預かりサービスについても対応させていただいております。一休のお仏壇預かりのサービスは特に「価格」と「定期的なご供養」と「保管環境」に特にご満足をいただいております。

・価格

お預かりサービスでは倉庫への移動費用を別途でいただければ、あとは1か月5000円の定額料金で何か月でもご利用が可能となっております。

急な期間変更にも対応させていただいており、その際の期間変更に伴う手数料やご供養にかかる費用などについても一切の追加料金なしにご利用していただくことが可能です。

・定期的なご供養

一休ではただお仏壇を預かるだけのサービスだけでなくこれまで大切にされてきたお仏壇に失礼のないように定期的なご供養(1か月に1回)を提携しているお坊さんに訪問していただき行っております。

お仏壇の保管状態などについてもいつでもご見学が可能ですので安心してご利用していただくことが可能です。

・保管環境

一休ではお仏壇管理専用の倉庫をご用意させていただいており、湿気や直射日光に弱いお仏壇の保管に最適な環境を整えさせていただいております。お預かり期間が長期に渡った場合でも定期的なチェックを行っておりますので状態を保ったままお客様にお返しが可能です。

『お仏壇供養の一休』預かりサービスはコチラ:https://butsudankuyou-ikkyuu.com/blog/news/heisya-butsudan-azukari/

(まずはご相談ください)

今回のように特別養護老人ホームにご家族が入居された場合お仏壇の扱いにはいくつかの選択肢があります。

仏壇供養の一休では今回ご紹介したどのような状況におきましても専門のサービスをご用意させていただいており柔軟に対応させていただくことが可能です。

どのような方法を選択するかはお客様が置かれている状況によって違いがありますのでこの記事を参考に最も適した方法を見つけていただければと思います。

「記事を読んだだけでは決められない」という方におきましてはお電話いただきご相談をいただければお客様の状況に最もあった方法をご提案させていただきます。

是非ご遠慮なくお問い合わせをいただけると幸いです。