【終活】エンディングノート作成をご検討の方へ。お仏壇は大丈夫でしょうか? | お仏壇の処分・引取り・回収なら【仏壇供養の一休堂】

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2021.07.14お知らせ

【終活】エンディングノート作成をご検討の方へ。お仏壇は大丈夫でしょうか?

お世話になっております。

お仏壇供養の一休でございます。本日は東京都荒川区にお住いのお客様よりお仏壇の供養と処分のご依頼をいただき実施させていただきました。

本日ご依頼のお客様は生前整理(終活)を現在実施しておりその流れでお仏壇を処分される運びとなりましたがサービス終了後のお話の中で現在『エンディングノート』を作成されているというお話を聞かせていただきました。

そこで今回はエンディングノートについてどのように作成をしていけばよいのかというご説明とそれに絡み、お仏壇の未来の扱いについてご説明していきます。

エンディングノートとは

エンディングノートとは生前整理の過程でご存命のうちにあらかじめ財産や家財道具の整理方法などについて残しておくことで残された家族様が死後困らないように執筆しておくノートのことです。

昨今では『終活』という言葉が一般的なものになっておりエンディングノートはその代表的な取組になっております。

しかし、ご家族の死後の手続きというのは非常に多くの懸念事項がありその部分をしっかりと網羅していないとせっかく書いたノートや情報が結局手間になってしまうため事前にしっかりと情報を撮っておくことが重要になります。

エンディングノートで書きたいこと

それでは実際にエンディングノートに記載しておきたい内容についてまとめて行きます。

実際にエンディングノートを作成中の方、これからエンディングノートの作成を検討されている方の参考になれば幸いです。

エンディングノートの選び方

まずエンディングノートはどのような物を選べばよいのかですが、基本的には決まったものはありません。

しかし最近は必要な項目や自由欄が機能的に用意されたエンディングノート専用の物が販売されておりますのでそのような物を選択すれば書きやすく、また家族様も読みやすいでしょう。

エンディングノートの記載内容

エンディングノートは死後のご自身の意思と家族へのメッセージ(伝達)を行うものです。

以下のようなポイントを把握しながら少しずつ書いていきましょう。

(一気に書いてしまうと非常に大変ですのでゆっくりと時間をかけて行うことが継続と完成のために重要です。)

ご自身の基本的情報

まずはご自身の基本情報を記載してください。

基本情報とは以下のような情報です。

【基本情報】

・生年月日

・本籍地

・血液型

・家族

・家計図

・学歴、職歴、資格

・マイナンバー

・運転免許証や健康保険証番号

【自分史】

・人生のターニングポイント

・性格、信念

・人脈、仲間

・趣味、特技

・好きなもの

資格のキャリカレ 様ホームページより一部改変して引用:https://www.c-c-j.com/course/welfare/shukatsu-councilor/column/column01/

これらの情報は「家族なら当然知っているのでは??」と思うこともあるかもしれませんが特に本籍地や生年月日(特に年数)などは死後の役所の手続きなどでかなりの高頻度に必要になるため、情報をしっかりとまとめてあげるとかなり助かります。

財産や資産に関して(借金等も)

「終活」「エンディングノート」などと聞くと財産や資産関係の記載が真っ先に思い浮かぶ方もいるのではないでしょうか。

残された家族のためには資産に関しての記載はもちろんそれに関する資料の場所などを明確に記載しておく必要があります。

【財産、資産関係で記載しておきたいこと】

・預貯金の有無、現金資産、不動産、有価証券などの財産情報

・借金の有無、金額、借入先など

・貴金属、骨とう品など価値のあるもの、処分をしてはいけないものの記載

・保険証書や通帳などの保管場所

上記は全てにおいて重要ですが特に借金がある場合は金額と借入先がどこなのかがわかる書類等を確実に残しておきましょう。残されたご家族が借金の存在を知らず一定期間放置してしまった場合、相続放棄の手続きが複雑になってしまう可能性があります。

また骨とう品やコレクション品の価値はご親族にとって全く価値がわからない場合も多々あります。あらかじめ価値がある物品はエンディングノートに記載しておきましょう。

お葬式やお墓のこと

ご自身の死後のお葬式やご供養についてご希望がある場合はエンディングノートに記載しておきましょう。

記載内容としては

・お葬式の規模や方法

・参列してほしい知人、参列してほしくない知人

のような内容から記載をはじめてみるとわかりやすいでしょう。

デジタルデータについて

近年ではデジタルの普及により、プライベートなデータの管理などを行うことが増えております。

デジタルサイトのIDやパスワードなど解約に必要なものやSNSを行っている場合は解約に必要な情報をエンディングノートに記載しておきましょう。

友人や知人(メッセージと連絡先)

上記のお葬式の部分でも触れたように死後お葬式の連絡を行う際などに友人や知人の連絡先をまとめてもらえると非常に助かります。

わかる範囲の連絡先はできるだけエンディングノートにまとめておきましょう。

また事務的な連絡のみならず友人や知人への感謝のメッセージをエンディングノートに記載しておくこともおすすめします。

ペットについて

ペットがいる場合はご自身の死後の対応について情報をまとめておくことが非常に重要です。ペットのエサの購入先や育て方についてのメモの他に、性格や病歴などわかる情報は全て記載しておきましょう。

メッセージ

エンディングノートは冒頭に記載したように死後の手続きについて事務的な連絡を行うためだけの手段ではなくご自身のことを振り返り周囲の方へ感謝のメッセージを伝える貴重な機会になります。

家族やお世話になった方々へのメッセージなど、情報の書き方に決まりはありません。

思ったことをたくさん書きましょう。

エンディングノートとお仏壇

エンディングノートに関して記載されている記事は多くありますがお仏壇の詳しい部分についてはあまり触れられておりません。

実はお仏壇は処分や移動を行う際に特別な供養が必要となり、死後ご家族に引き継ぐ場合に適切な申し送りが必要になります。ここからはお仏壇の供養と処分について簡単に解説します。

お仏壇の供養と処分方法について

お仏壇供養は上記でも解説したように供養が必要となります。

お仏壇の処分の際にはご先祖様の魂を一旦抜き取り供養を行う『閉眼供養』と移動したお仏壇に魂を込める『開眼供養』が必要です。

このご供養はお坊さんに依頼を行いお経をあげて実施していただく必要があります。

エンディングノートに記載しておきたい内容

以上の内容を含めてお仏壇関係の事項でエンディングノートに記載しておきたい内容をご紹介していきます。生前のうちにお仏壇処分のご予定がない場合は是非記載してください。

①お仏壇についての意思表示

まず重要なのが死後、大切にしてきたお仏壇をどのように扱っていってほしいのか(ご供養じまいか継承か)という意思表示をしっかりと行うことです。

ここで記載する場合はご自身の意思と合わせて、死後のお世話をしてくれる親族様の現在の状況などを加味して現実的な方法を書きましょう。

②(お仏壇処分を依頼する場合)菩提寺の記載、宗派など

残されたご親族がお仏壇の処分にかかわる場合、最も困るポイントがお仏壇についての菩提寺(家と契約している寺院)の存在と宗派などの情報です。

これらの情報に関して昔の方はこのような情報は常識だったとは思いますが、残された若い方はこのような情報が全くわからず困ることがよくあります。

お仏壇処分は意外と大変です

上記でご説明させていただいたようにお仏壇の処分はあまり注目されないにも関わらず、残された遺族にとっては処分の判断がむずかしいものの一つになります。

またお仏壇の供養に関しては閉眼供養と処分という2つの過程が必要になります。

お仏壇の供養についてはお坊さんを手配するための手間、処分については粗大ゴミに出す、処分業者に出すなどの費用と手間がかかってきます。

もしも生前のうちにお仏壇の供養と処分をしたいとお考えの場合は以上を踏まえてお考えいただけると幸いです。

お仏壇供養と処分は一休にお任せください

ここまでお仏壇とエンディングノート(終活)との関係性についてご説明してきました。

お仏壇の未来を考えることは意外と盲点であり、このような事を考えておかないとせっかく立てた計画も台無しになってしまうことがあります。

しかし、終活を行っている最中というのはエンディングノートの部分でもご説明させていただいたように終活では財産の整理など非常に重要なことを考えなければならないためかなり忙しい作業になります。

そんな場合は是非我々『仏壇供養の一休』のような仏壇供養と処分業者をご利用ください。

お仏壇供養にはご供養と処分にかかる費用として

お坊さんへのお布施とお車代+処分費用が必要になります。

一般的な相場は30000~60000円ほどになりますが、最近の業者の費用相場に関しても同等の額で実施していただけることが可能になっております。

詳しい費用などの詳細を知りたいという方は是非一休のホームページにてサービス内容をご確認ください。

一休ホームページはコチラ:https://butsudankuyou-ikkyuu.com/

さいごに

いかがだったでしょうか。

今回の記事を読んでいただいた方の中には本日ご利用いただいたお客様と同じようにエンディングノートを作成されている、または残されたご家族様のために将来の事をすでにお考えの方はたくさんいらっしゃるかと思います。

そういった方に向けて今回の記事が参考になれば幸いです。