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2020.03.02お知らせ
現代風? 様々なお線香、お仏具をご紹介させていただきます。
今年の春のお彼岸は3月17日〜23日ですね。中には心待ちにされている方もおられると思います。
そのお彼岸で大切なアイテムである『線香』。
『線香』の匂いと言ったら、皆さんはどのような匂いを思い浮かべますか?
小さい時に祖父母の家に遊びに行った時に仏壇の保管部屋からする匂い、懐かしい匂い、様々な思い出が蘇ってくるかと思います。
そもそも、線香をあげるという行為にはどのようや意味があるのかをご存知でしょうか。(宗派によって異なります。)
まず一つ目は、線香の香りは亡くなった方の食べ物と考えられています。
その為亡くなってから仏の世界へ旅立つまでの四十九日間は、絶やさずにお線香をたいておこうという風習があります。
そして二つ目、線香をあげる人自身の心を清める意味も込められています。
線香には汚れた心や身体を香りで一掃することができると言われており、確かに線香をあげたり、匂いを嗅いだりすると心が綺麗になったような気がしますよね。
最後に三つ目、線香をあげる人の心と仏様を、線香の香りで繋げることができます。
線香をあげながら、近況報告や生前に話せなかったことを伝えたり、たくさんの思い出を振り返ったりする。
このように、線香というのは唯一といってもいいほどの自分自身と故人を繋げてくれるものであり、更には自分自身を清らかにしてくれるものでもあります。
個人的に線香をあげる意味合いの一つ目の、線香の香りは亡くなった方の食べ物という意味合いはすごく興味深いな、と感じております。
そんな線香の香りなのですが、近年香りへの意識が高まっていて線香の匂いも変わりつつあり注目を集めている一つになります。
中には孔官堂(本社:大阪府大阪市)の『香りの記憶シリーズ』というシリーズの最新作、『香りの記憶チョコレート』が発売されています。
お値段は850円と少しお高めな気はしますが、ミルクチョコレートの甘い香りが特徴の線香で女性の方やお客様をよく呼ばれる方にはおすすめです。(小さな子供さんは誤って食べる可能性があるので注意しましょう。)
またカメヤマの『好物シリーズ』では菓子メーカーとのコラボレーションもしています。
その中でもサクマ製菓のロングセラー商品で4つの香りが詰まった『サクマドロップス ミニ寸線香』も発売しています。
サクマドロップスといえば昔懐かしい味で、誰もが一度は口にしたことがあるのではないでしょうか。
このような多様な香りがある線香があるなんて、驚きです。
甘いものが好きな人が仏様になられた場合などには、喜んでもらえそうな線香かもしれませんね。
今回は「お線香」に触れてみましたがいかがでしたでしょうか?お仏壇のみならず仏具も日々変化をしてきております。
お仏具屋さんなどに立ち寄られた際は是非覗いてみてください。新しい驚きや発見がきっとあることでしょう。
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