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2020.11.13お知らせ
【奈良にある重要文化財の仏像をご紹介します】
おはようございます(^○^)
今回は、ひとつ前の記事の続きとなる「奈良にある重要文化財の仏像」をご紹介していきます。
「国宝」である仏像は12体あり、かなり長い記事になってしまったのですが、今回は3体になります。
ではさっそく、ひとつずつご紹介していきましょう。
奈良にある「重要文化財」の仏像
秋篠寺「伎芸天立像」(天平時代)
こちら、秋篠寺(あきしのでら)の「伎芸天立像(ぎげいてんりつぞう)」は、“芸能”をつかさどる日本では珍しい密教のお仏像です。
高さは2メートル以上もある大きな立像ですが、伏し目がちな表情が儚げで、威圧感はまったくありません。
とても美しい仏像であり、作家の堀辰雄さんは「東洋のミューズ」と褒めたたえました。
この仏像がある「秋篠寺」は、奈良時代に建てられた最後の官寺だといわれています。
日本人にとっては、「秋篠宮」様の名前が使われているお寺としても有名です。
境内の「本堂」は、いちど焼失し、鎌倉時代に入ってから遺財で再建築されたものが、国宝に指定されました。
岡寺「如意輪観音像」(奈良時代)
こちら、岡寺の「如意輪観音像(にょいりんかんのんぞう)」は、「塑像(塑像)」という土でつくられた仏像としては、日本最大になります。
高さは4.85メートルあり、「塑像」なので白いからだをしているのが特徴です。
平安時代以降の「如意輪観音」は、6本の手に、片膝を立てる「輪王座(りんのうざ)」という姿勢をとっているものが多いのですが、この仏像は、2本の腕であぐらをかいている「結跏趺坐」という形です。
この仏像がある「岡寺」は、633年に建てられ、正式な名称は「龍蓋寺(りゅうがいじ)」というのですが、地名による「岡寺」の方が一般的であります。
長谷寺「十一面観世音菩薩立像」(室町時代)
こちら、長谷寺にある「十一面観世音菩薩立像(じゅういちめんかんぜおんぼさつりゅうぞう)」は、高さが10メートルを超すほどの大きな仏像です。
木造である「十一面観音像」としては、国内最大級になります。
頭の上には11つの面があり、世の中を救うためにありとあらゆる方向を見ているといわれています。
こちらの仏像はあまりにも大きいので、本堂の前で拝観しても仏像の上半身しか見ることができません。
年に2回ある、春と秋の「特別拝観期間」には、国宝である「本堂」の中に入ることができるので、全身を見ることができます。
この「長谷寺」は、686年に建てられたと言われています。
現在でも1000点以上もの文化財を所蔵しているお寺です。
以上の3体になります。
気になるものはありましたでしょうか?
前回の記事でご紹介した「国宝」の仏壇と、「重要文化財」の仏壇、是非奈良に行った際は拝観しに行ってみてくださいね^ – ^
それではお体に気をつけて、良い週末をお過ごしください。
仏壇供養の一休
投稿者 岩城
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