仏壇供養の一休より(供養について解説致します) | お仏壇の処分・引取り・回収なら【仏壇供養の一休堂】

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2021.07.03お知らせ

仏壇供養の一休より(供養について解説致します)

仏壇、仏具、仏事に関するご質問や疑問を解決できる助け舟になるのではないかと思い、この記事を書かせていただきました。
捉え方は個人個人の違いもあるかと思いますがご参照いただけましたら幸いです。

ご質問その1仏壇等を処分する際に供養は必要か?

まずはどなたも一度はお考えになられた題材を取り上げさせていただきました。
結論から申しますと『必要はございません』
なぜ必要ないかと申しますと供養をしなくても処分は可能だからです。
ただしこの可能ということに関しては、『ご自身で処分をされる場合になります。』
よって処分を行なった後に何か起きたとしても全て自己責任ということになりますのでくれぐれもご注意を。
では次に『処分を委託する場合は供養は必要か?』という風に思われると思います。
この質問の答えは『供養は必要』です。
委託や別の方の手によってお仏壇等の最後を迎えさせるためには引き受けてくれないのはすぐに考えるとわかりと思います。
別の方に処分を処分をお願いする際は供養をしないと、もしくは供養が済んでいるものということを証明できないと引き受けてはくれないでしょう。
特に仏事に深く関わっているお寺様や遺品整理業者などからするととんでもない話。と捉えらるかもしれません。
当社にも供養についての問合せを頂いた際にはしっかりと説明、確認をさせていただいてから見積もりや日時についてのお話をさせていただいております。
お困りになられた際は一度お問い合わせいただけましたらと思います。

ご質問その2;宗派が「浄土真宗」で魂の概念が無いのですが。。。
この質問に関しては確かに『魂の概念や考え』はございません。
ただしその代わりに「遷座法要」と呼ばれる法要を処分前に希望される方が多いのも実情です。
この「遷座法要」は本尊や墓石等を一時的に単なる物に戻すための方法でありこれをすることにより家具と同じ扱いのもとして処分がどなたでも可能となります。
各自治体でも粗大ゴミとして処分される方もおられますので一度お問い合わせしてみるといいでしょう。

ご質問その3;仏壇周りの小物(仏具)は処分するには供養はしたほうがいいでしょうか?
仏具に関しては供養の際に仏壇や位牌等と一緒に供養するほうがいいです。
こちらも必要性はございませんが供養する機会に合わせて一緒に供養することでご自身で処分したりする際や業者に処分をお願いする際も気負いすることなく話を進めれます。(特に人名や本尊と呼ばれる人の形をした物は閉眼供養や遷座法要が必要という認識が強いです。)

今月も先月に続き雨の降る日が多くなりそうですね。
雨の日というものはどうしても気持ちが少し後ずさりしてしまいがちですが悪い時の次にはいい時が訪れるものです。
コロナ騒動も完全に落ち着くにはまだまだ日数がかかると思いますがワクチンが手に入るようになったりして以前よりは確実に良くなっています。
私たち仏壇供養の一休も前を見て雨の日も風の日も皆様のために精進して参る所存であります。