お仏壇の移動、引っ越しに関する注意点とは? | お仏壇の処分・引取り・回収なら【仏壇供養の一休堂】

ブログ

2020.12.02お知らせ

お仏壇の移動、引っ越しに関する注意点とは?

みなさま、おはようございます。

仏壇供養の一休 山本と申します。

ここ数日、数ヶ月の間でまた一段とお仏壇のご相談、お問い合わせの数が増えたように感じております。
当社では現在お問い合わせ時間を24時間体制で行なっており、仏壇関係でお悩みの方々へ尽力しておりますが、1日の時間が限られている関係もあり、対応が追いついてないのが現実であります。
そこで1人でも多くの方のお悩みに対応出来るよう今回の記事を書かせていただく運びとなりました。

ご一読いただきご参考いただけましたら幸いです。

「お仏壇の引っ越しをするにはどうすればいいのか?」
まずはこちらのお悩みについて解説していきます。
今やご存知の方も多いと思いますが、お仏壇というものは他の家具とは一線をきたす物であり、簡単に移動や処分が難しいのが現状です。
その難しいとされている理由の最たるものが「お仏壇や位牌などは故人様、ご先祖様の魂が入っているものだから」かと思います。
この「魂」というキーワードはお仏壇に関しては切っても切り離せぬ重要なキーワードとなっております。
では、なぜ魂が入っているものは普通に移動させてはダメなのか?という疑問が生じると思います。
答えとしましては仏壇という物はただ単に位牌を置くための物でなく、みなさまが大切にされているご本尊を安置するため、そしてご本尊は信じておられる方々を導くもので後世に受け継いでいく物です。
そういったものが安置されている仏壇を移動させるという作業はたとえ養生などをして気を配っても必ず仏壇内は揺れたりします。
よって仏様の居心地が悪くなります。
気持ちよく移動させるには一時的にお仏壇から出ていただく儀式、行為が必要となる訳です。
※この際に行われる儀式は以下のように呼ばれます。
「入仏法要(にゅうぶつほうよう)」
「遷仏法要(せんぶつほうよう)」
「開眼供養(かいげんくよう)」
「魂入れ」
「閉眼供養(へいげんくよう)」
「魂抜き」

上記の文面を簡単に要約すると、
魂抜きをせずに運ぶ事は
「住んでいる人が中にいる状態のまま移動や作業をする」
事になります。
住んでいる方からすればとんでもない話かと思います。
この考えが私たちの頭の中にあるのでお仏壇の移動、引っ越しは他の物とは同じように簡単にはいかないわけです。

お仏壇などは移動などをする前に魂抜きをする事で
魂の入っていない「ただの箱」という扱いになりますのでご自身や引っ越し業者など、どなたでも運んだりすることができるようになります。

ただ、引っ越しに関してもう一つ注意しないと行けないことがございます。
それは「お仏壇の搬入について」です。
お仏壇は見た目では長方形、四角形に近い形であり
特に難しい事はないように思われますが、見た目より重い、持ちにくい、運びにくい、収めにくい、保管場所に入らない。といったことがございます。

搬出に関しての作業は元々収まっていた場所から出すだけですのでそれほど難しいことではないでしょう。
ただし、搬入に関しては全く事情が異なりますので搬入予定のお仏壇のサイズ寸法や搬入ルートの確認(お仏壇が通るか否か)は必ず入念にしておきましょう。
お仏壇以外でも同様ですが、物を抱えて搬入する場合、作業員のスペースも頭に入れておかないと抱えれたが手が引っかかって中に入れられない。などの事態が起こります。
このトラブルは個人様でお運びされる時の盲点となりますので要注意です。

私たち仏壇供養の一休では今までの経験もありますのでこういった事態でも臨機応変に対応が可能です。
もちろん運び出す前の注意点や移動時の注意点などもございます。

お仏壇は他の家具とは違い修繕の費用や新しく買い換えるには大きなリスクを伴います。
お寺様への気遣いや日程調整などもあり大変な作業ですのでプロに一任されるのが賢明かと思います。

仏壇供養の一休では様々なトラブルにも落ち着いて対応できるよう「お仏壇保管サービス」もございます。

お仏壇の移動のご予約はお寺様の手配もございますので1ヶ月前にはご予約いただけるといいかと思います。

最後ではありますが「お仏壇の移動、引っ越し」
に関するまとめも載せておきますので併せてご参照くださいませ。

仏壇引っ越し手順〜まとめ〜
1.仏壇のサイズを確認する
2.住職に引越し日を伝え、魂抜き・魂入れの相談をする
3.仏具・仏壇の梱包をする
4.移動
5.荷ほどきをして、飾り付けをする
6.住職に魂入れをしてもらう

今後ともみなさまのお力になれるよう精進して参りますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

仏壇供養の一休