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2019.01.24お知らせ

供養の仕方(絶家について)

はじめに、代々のお墓を守る人がいない状態「絶家」についてですが、「絶家」とはあまり聞きなれない言葉ですが、意味は文字通り後継ぎがいなくて家が絶えてしまうことです。

 

近年は核家族(夫婦と未婚の子供で成り立つ家族のことです。)や少子化が進み、お墓を建てたり、ご先祖様に供養をする跡取りが絶えてしまう

というご家庭が増えております。

これは大変危惧すべき事態なのですが、どうしてなのでしょうか?

 

先祖供養や吉相墓の書籍は多いですが、絶家した家の祀り方などについて記された書籍などは、ほとんどございません。

よって対処法がわからない、という事態に陥ってしまうのです。

 

そこでまずは、絶家にならないようにしなければならないのですが、絶家になっているところは何かしらの原因があるようです。

➀墓を建てていない

②先祖供養をしていない

が主な原因にあたります。思い当たる節がある方は要注意です。

 

ただ、全く供養の仕方がわからないというわけでは無く、やむをえず絶家になられた場合の供養の仕方をお教えいたします。

子供ができずに夫婦二人だけの場合は、奥様・旦那様それぞれのお墓を建てます。

どちらか先に亡くなられた方をもう一人の方が祀ります。

自分の戒名とご主人の戒名をお墓に両方刻み、自分が生きている間祀ってあげることが大事です。

 

 

他に、子供が娘のみで、嫁いでしまい後継ぎがいない場合

「お嫁に行ったから自分たちは絶家でいい。お墓など建てなくてもいい、供養しなくていい」などという方が増えており、大変悲しい、寂しい気持ちです。

しかし、これは絶対にしてはいけません。なぜかと申しますと「絶家」は「絶家」を呼び、娘さんが子供に捨てられる。

などということをおこす原因になります。

ここまでのことを簡潔にいたしますと、「絶家」の状態に陥る前に対策を練る、もしなってしまった場合もお墓を建てて供養をする。

供養をしないと自分のみならず、周りの方を巻き込み、不幸にしてしまう可能性がある。ということです。

自分たちが生きた証、歴史をお墓という形で残すことが大事になりますので、少し長くなりましたがご参考いただけましたら幸いです。