ご実家などに飾られている遺影写真。処分するときの適切な方法とは? | お仏壇の処分・引取り・回収なら【仏壇供養の一休堂】大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・三重・淡路島・和歌山

ブログ

2020.03.14すべて

ご実家などに飾られている遺影写真。処分するときの適切な方法とは?

お仏壇の供養、処分のお仕事を行ってておりますと度々お仏壇と一緒にお願いされるのが遺影写真のご供養方法についてです。

特にこのご時勢におきましてはお仏壇の処分方法について徐々に一般的になってきていますが、ご遺族の顔写真が写されたご遺影のご供養方法についても気になるのも無理はないかと思います。

今回はそんなお困りごとの一つとして多い『遺影写真のご供養、廃棄処分の方法』について我々のような業者を通さないケースを主な例としてご紹介していきます。

ご遺影の意味とは?

お仏壇にはご先祖様の魂が宿るため、魂を抜くためのご供養が必要となります。

では今回のテーマになっているご遺影にはどのような意味が込められているのでしょうか?

遺影とはご先祖様の生前の写真が額にはいったものでお仏壇では位牌と同じようにまつられているものになります。

しかし本来はご先祖様の魂が宿るとされている仏壇本体や位牌とは違い、遺影として写真を飾る習慣は本来の仏教の始まりにはなく、葬儀屋さんの演出として始まった風習とも言われています。

ですので本来の遺影の意味を考えると特に決まった処分方法があるわけではありません。

しかし、遺影はご先祖様の顔写真が映ったものですので粗大ごみなどに出すのは気が引けますよね。

また顔写真が入っている分ご供養をする側の感情も入りやすく今ではお仏壇やご遺影と並び魂が宿ると考えられているのが一般的となっております。

仏壇供養の際に必要な供養とは?処分において必要なものとは?

遺影のご供養、処分方法のご説明に入る前に、ご遺影を含めたお仏壇や仏具をご供養する際にはどのような手続きを踏むべきなのかについてご説明いたします。

まずは仏様の魂が宿るお仏壇とご位牌についてです。

一般的に処分を行う際やお仏壇をお買い換えする際は宿っている魂を一旦抜き、お仏壇をただの箱、位牌をただの木の札に戻します。

こちらは『魂抜き』や『閉眼供養』と呼ばれる行為になります。

魂抜きはお坊さんをご自宅にお招き、又は我々のような業者の手配によってお坊さんにご供養を行っていただくことになります。

お焚き上げを行う

魂抜き(閉眼供養)を行ったお仏壇、ご位牌、その他の仏具はその後『お焚き上げ』という作業で火を焚いて念仏を唱えていただきながら焼却となります。

この作業をお焚き上げといい、ここまでの作業を終えることでお仏壇供養の一区切りとなります。

遺影のご供養方法は?

それでは本題のご遺影のご供養、処分方法についてご紹介していきます。

冒頭でもご説明したようにご先祖様の写真が映っている遺影はご先祖様の魂が宿るものであると考えられております。

ですので、こころよく遺影をご処分される場合は以下の方法を用いて行うことをおすすめします。

遺影にはご先祖様の魂が宿っていると考えられておりますので、お仏壇やご位牌と同じようにまずは写真から魂を抜く作業『魂抜き』を行っていただく必要があります。

魂抜きの際はお仏壇やご位牌と別で行う必要はなく、お仏壇・ご位牌・遺影のセットでご供養を行っていただくことが一般的です。

お坊さんの手配に関しては檀家の方は専属のお坊さんがいるかと思いますが、基本的にお坊さんは一見さんで来てくれる所ばかりではありませんので不安な場合はお坊さんの手配を仲介してくれる業者を利用してみても良いでしょう。

魂抜きが終わったご遺影はその他仏壇や位牌、仏具については通常の方法通りお焚き上げを行ってもらってください。

以上が遺影の適切な処分方法になります。

ご遺影の供養の相場は?

お仏壇を含むご遺影の供養にはお坊さんへの感謝の気持ちとしてお布施代が必要になります。(+お車代という名の交通費が必要)

お布施は感謝の気持ちですので一定した金額相場はありませんが、一般的には1万円~5万円の間が相場といわれております。

業者を通せばまとめて行うことが出来ます。

いかがだったでしょうか?

ここまでご自身での遺影を処分する方法についてご紹介させていただきましたが、これらの作業は我々『仏壇供養の一休』のような業者を利用していただければお坊さんの手配からご供養、お焚き上げ、処分までの作業を一括で行うことが可能です。

上記で紹介したようにご供養の相場は1万円~5万円とかなり開きがありますが、我々は一括してお見積りさせていただきますのでご安心してご利用いただけます。

料金やサービス内容、対応力など他の業者に負けない自信がありますので、ご不安な際は一度お電話いただければと思います。

まれな例としてご遺品整理の際などに出てきたご遺影単体でのご供養依頼も随時承っております。

まとめ

お仏壇のご供養の際に必ずといって処分方法に難渋するご先祖様のご遺影ですが、基本的にはご供養を必ず行わなければいけないものではありません。

ただ、遺影の意味を考えれば通常はお仏壇、お仏具と一緒にお焚き上げを行いご供養を行うことをおすすめします。

我々のようなご供養専門の業者を使用しない場合は今回の記事をご参考にしていただき、納得の行くご遺影のご供養を行ってみてください。