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2019.05.18日常の出来事

大阪仏壇について(歴史と特徴)

今回は大阪に住まれている方でもなかなかご存知の無い「大阪仏壇」の歴史や特徴などに触れてみたいと思います。

 大阪仏壇というものは、伝統的な技術や品質の高さが認められて、1982年(昭和57年)に伝統工芸品の認定を受けます。
そして蓮如様と言えば文明年間(1469~1487)に精力的な布教を摂津、河内、和泉の地域に行われ、数多くの末寺や道場が建立しました。
偉大なる功績を残された偉人というわけです。
戦国時代に入り蓮如様から実如様へ、そして証如様に引き継がれていきました。
ご存知ないかと思いますが、このころが大阪塗り仏壇の歴史の始まりとされています。
 江戸時代に入り、商人文化の発達した日本屈指の大都市に大阪は栄えます。
さらには日本経済の中心となるくらいにまで発展していくことにもなります。
その後、商人さんたちの財力によって、お仏壇もさらに豪華なものになっていきます。【伝統工芸品である大阪仏壇】は、400年以上の歴史を持ち、豪華絢爛な佇まいが最大の特徴になっています。

大阪仏壇の特徴とは?

【伝統工芸品 大阪仏壇】の特徴は以下になります。

・文様を浮き立たせる独特の研磨を行う塗り技法
・表金具に独特の青宣徳(緑青色)のものを使用している特徴がある
・表金具が宗派によって変わる場合がある
・「並立」「中立」「上立」といった区別が立て塗り仕上げの中にある。
・戸呂」「前呂」「総呂」といった区別が蝋色仕上げのなかにある。

 

いかがでしたでしょうか?

他の地方などでも同じようなものがあるかもしれませんが、それはまた次回とさせていただきます。

今回は少々内容や漢字などが難しいとは思いますが、一つの知識として蓄えていただけると嬉しく思います。