ご無沙汰しております。

仏壇供養の一休です。

本日はお急ぎのご依頼で大阪府は羽曳野市にお住いの方のご自宅にお伺いさせていただきました。

何でもお家を解体されるにあたりまずはお家の中の物を片付けないといけないということらしく、当社にご連絡をいただけたとのことでした。

結果から報告いたしますと回収は当日に行うことが出来ず、その日はご挨拶と作業の説明にて帰社することになりました。

何故回収ができなかったかと申し上げますとお客様もご存知なかったようですがお仏壇の後ろ側に背板の様な物が一体化されている物でして、現在置かれている場所から取り出すことができなかったためです。

お客様にそのことについてお話をお伺いしたところ、どうにも建築時に地震対策としてお仏壇が倒れてこないようにあえてこの形にしたのではないかとのことでした。

私もそう思いました。

長らくこの仕事に携わってきましたが今回の件は全くの始めてで、ご希望に添えられなかったことに歯がゆさを感じました。

今後どうするかはお客様に再度検討していただきご連絡をいただくことになりました。

今回の事はなかなか経験出来ない大変貴重な１日となりました。

ここ最近現代風のお仏壇を拝見することが多かったため、頭が硬くなっているように思いました。

先人たちの考えを取り入れ、また予想をしていかないと同じ現場に出会う事も少なくないと思い、反省しております。

今回は回収という結果は残せませんでしたが貴重な体験をさせていただきましたお客様に感謝を申し上げます。

またのご連絡をいただけるのをスタッフ一同心よりお待ちしております。