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2021.09.06すべて
~島根県在住の方へ~お仏壇の正しい捨て方を解説
少子高齢化している日本では、親が亡くなったり、継承者がいなかったりなどの理由から、お仏壇を手放す方が増えています。
お仏壇を捨てるのはほとんどの方が初めてのため、どのように捨てれば良いのかわからないでしょう。
そこで今回は、お仏壇の正しい捨て方について解説していきます。
お仏壇の正しい捨て方は3つの手順
実は、お仏壇は「粗大ゴミ」として処分することができます。
お仏壇を粗大ゴミとして処分する場合、以下3つの手順の通りに進めてください。
①お仏壇を閉眼供養する
まずは、お仏壇を供養することが必要です。
お仏壇は初めて家に入れられた時、ほとんどの宗派で開眼供養を行います。
開眼供養とは、お仏壇に故人様の魂を宿す儀式のこと。
そのため、お仏壇を処分するときには、反対に魂を抜かなければなりません。
魂を抜く儀式を「閉眼供養」と呼びます。
閉眼供養をすることで、お仏壇はただの箱になるのです。
②お仏壇の中身を分別する
お仏壇を捨てる前に、必ず市町村のルールに従い中身を分別しなければなりません。
お仏壇に中にある位牌や遺影は、そのままゴミとして出しにくいでしょう。
位牌や遺影などを処分する場合には、お焚き上げをおすすめします。
また、お仏壇の中には燃えないものやリサイクルできる資源があります。
その他のものは、一般ごみとして出しても問題ありません。
金属類が混ざらないように、きちんと分別しておきましょう。
③お仏壇本体を処分する
お仏壇の供養と中身の分別が終わったら、最後にお仏壇本体の処分です。
お仏壇本体は、法律上「一般廃棄物」として扱われます。
ただし、自治体によってはお仏壇を粗大ゴミとして引き取ってくれないこともあるので、下調べをしておきましょう。
実は、これまでお仏壇を粗大ゴミとして出すという概念がなく、自治体によって対応が決まっていないことがあります。
自治体のゴミ回収には、3つの方法があります。
- 指定のゴミ置き場に出す
- 臨時ゴミとして、自宅で回収
- 焼却場へ持ち込み
お寺や回収業者に頼むと供養から処分まですべて請け負ってくれるため、ゴミとして処分することに抵抗がある方は検討してみてください。
お仏壇は正しい捨て方で処分しましょう
本記事では、お仏壇の正しい捨て方について解説しました。
自分でお仏壇を処分するときには、自治体のルールに沿った分別を行ってください。
ただでさえ、お仏壇をゴミに出すことは周りの目を気にしてしまいます。
そのため、分別だけでもきちんと済ませておきましょう。
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