生前整理や仏壇の処分はいつするべき?30代や40代からはじめるメリットを解説します | お仏壇の処分・引取り・回収なら【仏壇供養の一休堂】大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・三重・淡路島・和歌山

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2022.07.08すべて

生前整理や仏壇の処分はいつするべき?30代や40代からはじめるメリットを解説します

お世話になっております。お仏壇供養の一休でございます。本日は静岡県清水市にお住いのお客様よりご依頼をいただき生前整理に置ける仏壇の魂抜きと処分のお手伝いを行わせていただきました。

 

本日のお客様はなんと30代前半から生前整理を始められたお客様です。

 

この記事を見られてる方は「そんな早くから生前整理をして何か意味があるの?」と疑問に感じられたかもしれません。

 

しかし最近では三十代四十代から老後や死後のことを考えて生前整理(終活)をされている方が増えております。

 

今回の記事では30代40代で生前整理を行うメリットについて中心にお話ししつつ、必ずといってもいいほど問題になる仏壇の処分問題について解説していきます。

 

本日のお客様とサービス内容について

【サービス内容】

仏壇供養と処分サービス(169cm):48,400円

 

本日ご利用頂いたお客様は静岡県清水市にお住いの30代男性のお客様です。

 

ご両親は未だ健在で現在実家にて一緒に住まれております。

 

昨年お父様が病気で最近入院されたとのことでご自身の将来、将来家族ができたときの事を考える機会になったことが今回生前整理に踏み切られたきっかけでした。 

生前整理を30代、40代からはじめるメリット

ここからは具体的に30代から生前整理を始めるメリットについて解説していきます。

「もしも」の際に備えやすい

若いうちから生前整理を行うことの最も大きなメリットは「もしもの際に備えやすい」ということです。

 

一般的に生前整理は50代から60代頃から考え出すのが主流ですが最近は脳梗塞や生活習慣病によって若いうちから何らかの障害を負ってしまったり思わぬリスクが生じます。

 

30代や40代にもそのリスクはもちろんありますが、50代以上とはリスクの大きさは比べ物になりません。

 

生前整理を先延ばしするのであれば判断力やご自身の老後の希望がはっきりしている30代から40代で生前整理をある程度終えてしまうのは非常に理にかなったことといえます。

すっきりとした環境でストレスなく過ごせる

生前整理を行うと必ず不要なものを処分したり無駄を見直すことになります。

 

無駄を見直すということはすっきりとした環境で過ごすことができるということです。

 

不要なものに囲まれて不快な生活を行うよりも生前整理を行うことで気持ちも環境もすっきりとなり、ストレスを軽減して過ごせることになります。

お金の無駄が解消できる

すっきりとした環境に近いですが、生前整理とはただの大掃除ではなくお金の問題や将来設計の問題など様々なことを見直すことです。

 

無駄な家電や衣類またそれを保管するためのコストをかけていることを避け、保険等の見直しを行うことで毎月支払う金額も見直すこともできるためお金の無駄が解消できます。

家族や親族の負担を減らす

こちらは若いうちに行なっておくメリットではありませんが、生前整理本来のメリットである家族や親族の負担を減らすということです。

 

皆様の死後や病気などの負担は、必ず皆様以外の方に負担を背負わすことになります。

 

将来あなたの代わりに何かを負担する人のために遺品整理の負担や財産整理の負担をできるだけ軽くしてあげましょう。

エンディングノートがより濃厚になる

生前整理の際に皆さんが必ずと言って良いほど行うのがエンディングノートの作成です。

 

エンディングノートとは皆様の財産目録など記録として使用したり皆様の死後の葬儀やお墓の希望や残される方へメッセージを綴ったりと多目的で使われます。

 

30代からエンディングノートをつけていれば将来的に50代までの20年間の考えをそこにしたためることが可能となります。

 

歳月をかければかけるほどより皆様が本当にしたかったこと、本当に残したいものを記載している質の高いエンディングノートが完成しますのでそういった意味でも若いうちから生前整理を行うことはメリットとなります。

 

計画が綿密に行えるということは将来的に何かがあった時にすぐに動くことができるということです。

生前整理の行い方 

メリットについて解説したところでここからは生前整理でどのようなことを行っていけばいいのかというところを解説していきます

仕分けを行う

まずは身の回りの物を仕分けしましょう仕分けの際は以下の四つにまず分類すると作業がはかどりやすいです

 

  • 必要な物
  • 不用品
  • 思い出の品
  • 不要だが迷うもの

 

コツとしては思い切って少しでも不要と思ったものは捨ててしまう、不要だが迷うものというものをできるだけ減らすことです。

 

またどうしても迷うものになってしまった場合はまとめて箱などに入れておき、定期的に本当にいるものか振り返る習慣をつけましょう。

書類をまとめる

生前整理だからということに関わらず様々な書類を一つのファイルにまとめておく作業をしておくと何かあった際にも便利です。

 

  • 具体的には
  • 保険証
  • 不動産関係の書類
  • クレジットカードの明細や通知税金関係
  • 公共料金督促状

 

などですこれらの書類は項目別に分けられるアコーディオンファイルなどを利用すると非常に便利です。生前整理後の書類もこちらにファイリングしていくようにしましょう。

財産目録持ち物リストを作る

死後残された家族が生理とともに最も困るのが財産管理です。

 

銀行口座や価値のあるものなどいわゆるプラスの資産だけではなく借金などのマイナスの資産などもしっかりと残してあげるように注意しましょう。財産目録の具体的な項目は

 

  • 貯金
  • 有価証券
  • 宝石や骨董品絵画など価値のあるもの
  • その他コレクション品で価値のあるもの
  • 家や土地の不動産関係のこと

 

などです。

 

またご自身の財産を整理することで相続のことを考えるときに非常に役に立つでしょう。

エンディングノートを書く

エンディングノートは遺言書と異なり法的な効力がないことは理解しておきましょう。

 

その上で死後こうしてほしいといった希望を書いたり、あなたがどのように生きてきたのかといったストーリーを書いたりすることができます。

 

遺族としてはあなたの死後必ず連絡して欲しい人のリストなどがあるとより便利でしょう。

不用品をリサイクルや買取処分に出す

生前整理がある程度固まってきたらあらかじめ仕分けておいた不用品を処分したり買取に出したりリサイクルに出したりして処分を行なっていきましょう。 

生前整理と仏壇処分

生前整理において大変なのが仏壇の処分や買い替えの際に生じる手続きや労力についてです。

今回の記事では仏壇の処分において必須なご供養のお話をさせていただきます。

頭を抱えがちなお仏壇の行く先

年代にかかわらず生前整理において頭を悩ますことになるのが仏壇の行く先についてです。

 

自宅にあるお仏壇を処分したい場合、通常の家具であればそのまま粗大ゴミで処分することができますがお仏壇はその特性上位牌やご本尊様に宿る魂を抜き取る魂抜きというご供養を行うことが必須となります。

 

そのまま処分してしまうと非常に罰当たりな行為になるので注意しましょう。

 

魂抜きはお坊さんによってお経をあげていただきながら行います。

 

今回は生前整理を中心に解説しておりますので仏壇の処分方法について詳細は申し上げませんが弊社ブログでは仏壇処分に関する様々なブログを紹介しております。

 

是非そちらもご参照いただければ幸いです

意外と忙しい仏壇処分の現実

仏壇の処分は

 

①お坊さんに連絡して

②供養をしてもらって

③粗大ゴミで処分するとだけ

 

と記載すると非常に楽な作業に思えるかもしれません。

 

しかし実はお坊さんや粗大ごみの業者との日程の兼ね合いや仏壇の運搬をご自身で行うとなるとかなりの労力が必要となるため時間もかかるし手間もかかる重労働になります。

 

事前に供養から処分まで同様にいつまでかけて行うのかというのをしっかり計画してから行いましょう。

仏壇の買い替えも検討されてはいかがでしょうか?

ここまで生前整理と仏壇処分について解説してきました。

 

しかし生前整理の際に仏壇を処分するのではなくご自身が今後お手入れをしやすいものをご自身の死後に誰かに引き継ぐ場合でもそれが楽になるように、お仏壇を買い替える場合があります。

 

従来の大型の仏壇ではなく小さな仏壇や今のご自宅の雰囲気に合ったモダンな仏壇への買い替えを行う方が増えております。

 

特に重要なのがサイズ感で、最近ではリビングの棚などの上に置いておけるかなり小さいものが流行しております。インターネット等で手元仏壇と検索していただくとかなりのヒット数が出ますので一度ご確認されてみてはいかがでしょうか 。

仏壇買い替えの際は魂入れを忘れずに

仏壇を買い換える際に必ず注意をして欲しいのが古い仏壇で魂抜きを行った場合新しい仏壇には魂がこもっていない状態ですので再度お坊さんにお経をあげていただき魂入れという供養をおこなっていただくということです。

 

このご供養がないといわば仏壇の形をしたただの箱に対して毎日お祈りを行うことになってしまいます 。

 

新しい仏壇を買う際は古い仏壇の魂抜きの日までにご準備しておくとその日のうちに魂抜きと楽しい入れを行うことができますので忘れることもありません。

賢く業者を利用していきましょう

ここまで生前整理について若いうちから行なっていくことのメリットを中心に解説してきました。 

 

若いうちから将来のことを考えて生前整理を行っていくとより濃厚なライフプランが立てられるということが分かって頂けたと思います。

 

しかしいくら時間をかけられるといっても生前整理というのは仏壇の処分だけではなく家財道具の処分やエンディングノートの作成など非常に忙しいことになります。

 

加えて仏壇の処分はお一人では大変な作業となります。

 

そこで時間もコストという考え方で賢く業者を利用していただけると幸いです。

 

実際処分においてはご自身で行われる場合と弊社を使っていただく場合とでは相場+1万円から2万円の範囲内で収まるケースが多く価格についてはご好評いただいております。

生前整理のお手伝い、仏壇供養と処分は是非一休にお任せください

いかがだったでしょうか。

 

この記事を読まれた方の中には30代で生前整理なんてと思われた方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし生前整理本来の意味を考えるとしっかりと時間をかけて行うほうがより綿密な人生設計になりますしより快適な時間を長く過ごせると言うことで幸福度の高まります。

 

この記事を読まれている30代〜40代の方で生前整理を始めようという方はぜひ思い立った今から動き出してみてください。

 

生前整理の中で生じる仏壇に関する問題についてはぜひ一休までご相談下さい皆様のお悩みに対応した的確なサービスを提供させていただきます。