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2024.03.14すべて
仏壇の代用品になるもの4選
仏壇の代用品があるのをみなさんはご存知でしょうか?
現代では、故人をもっと身近に感じたいと手元供養を選ぶ方も増えています。
後継者の問題やスペースの問題で仏壇処分を検討する方は年々増加しています。
そのため、「仏壇ではない形」で故人を感じたいといったニーズは逆に増えています。
本記事では、仏壇の代用品になるもの4選について解説していきたいと思います。
仏壇の代用品が選ばれる理由とは
現代では、仏壇というかたちにこだわらず、代わりのものを置く人も増えてきています。
考えられる理由としては、以下の通りです。
①デザイン的に家の雰囲気と合わない
代々引き継いだ仏壇は、デザイン的に現代的な住居とマッチしづらい傾向があります。
そこで、代わりになるものがあればそちらにしたいと考える人も多くなっています。
令和に入り、現代的なデザインの家にも合う「モダン仏壇」に変える人も増えてきています。
②置き場所がない
マンションやアパートなどに住んでいると、「そもそも仏間がない」といったケースが発生します。
仏壇を引き継ごうにも引き継ぐことができないことも多々あります。
③手入れするのが面倒
仏壇の手入れはある程度の労力が必要となります。
- 仏壇に一礼、合掌し掃除を開始することを伝える
- 仏具を一度取り出す
- 全体の埃を払う
- 仏壇の中、外を拭き掃除する
- 仏具を1つ1つ拭き上げる
- 仏具を元の位置に戻し一礼、合掌し終了
このように、1~2ヶ月に一度は仏具を取り出して掃除をしなくてはなりません。
日々埃を払う必要があり、きれいに保つには手入れが欠かせません。
④信仰心が薄らいでいる
価値観の多様化が進む現代においては、信仰心が薄い人も増えています。
それゆえ、仏壇を引き継ぐという行為自体をポジティブに感じない人も多くなっているのが現状です。
仏壇の代用品になるもの4選
仏壇処分をする際は、必ず「魂抜き」を行わなければなりません。
しっかりと魂抜きを行い処分を完了させたならば、「仏壇の代わりになるもの」を用意しましょう。
①ミニ仏壇
非常にコンパクトな「ミニ仏壇」であれば、場所を取ることもありませんし、お手入れも容易です。
小さなおりんやミニ骨壷といった仏具を置き、その横に写真を置くことで簡易的な仏壇とすることが可能となります。
プリザーブドフラワーを置くことで、花を入れ替える手間なく長期間過ごすことができます。
②メモリアルボックス
故人の遺品や骨壺を保管できる「メモリアルボックス」もおすすめです。
大きさやデザインも好みに合わせて選択でき、持ち運びも可能です。
普段遠方でなかなかお墓参りに行けないという人にもよく選ばれています。
③遺骨ペンダント
「遺骨ペンダント」とは、遺骨や遺灰、遺髪を収められるペンダントのことです。
仏壇という形に捉われず、大事な人と一緒にいたいという想いに寄り添ってくれるアイテムです。
ペンダントであれば肌身離さず身につけられるので、いつでも故人を感じることができます。
④ミニ骨壺
遺骨を少しだけ手元に残しておきたいという人にピッタリなのが「ミニ骨壺」です。
場所を取らず、デザイン的にもオシャレで人気が高まっています。
まとめ
今回は、仏壇の代用品になるもの4選について解説してきました。
近年では後継者やスペースの問題で、仏壇を処分するケースも増えてきています。
さらに、仏壇という形にこだわらず、故人をもっと身近に感じられる供養の方法もたくさんあります。
現代の生活スタイルや住居のデザインにも溶け込みやすく、少スペースでお手入れも容易です。
もしも仏壇の引き継ぎに問題を抱えているのであれば、新たな形を検討してみてはいかがでしょうか。
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