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2022.10.05すべて
仏壇に供える花の種類と飾り方について
仏壇に花を供える習慣は、一般に浸透しています。
しかし、「飾る花の種類」「花の飾り方」となると知らない方が多いようです。
今回の記事では、仏壇に供える花の種類と飾り方について解説します。
なぜ仏壇に花を供えるのか?
仏壇に供える花を「仏花」と言います。
では、なぜ仏花が必要なのでしょうか?
それは、ご先祖様に感謝を示すためです。
また、花の一生を見守ることで、世の中の儚さに思いを馳せる意味もあります。
仏壇に供える花の種類
仏花の意義について確認したところで、どんな種類の花を供えたら良いか見ていきましょう。
結論から言うと、仏花に供えるべき花に明確な決まりはありません。
以下では、仏壇によく供えられる花を紹介します。
仏花としてもっとも一般的な花
仏花としてもっとも一般的な花は、菊です。
仏壇にお供えする花と言えば「菊」と考えている方も多いでしょう。
菊がよく選ばれる理由は、比較的長持ちする花だからです。
また、菊には尊敬の念を表す意味もあるので、その点からも仏花に適しています。
季節ごとによく仏壇にお供えされる花
また季節ごとに適した花もあります。
以下に代表的な花をいくつか挙げました。
春:キンセンカ、アイリス
夏:りんどう、ケイトウ、グラジオラス
秋:ホオズキ、ほおずき、ミソハギ
冬:トルコギキョウ
故人が生前好きだった花
故人が生前好きだった花を供えるのも良いでしょう。
仏壇にお供えしない方が良い花
反対に、仏花として適していない花を紹介します。
地域によって例外もありますので、以下はあくまで一般的な原則です。
トゲや毒を持つ花
バラのように、トゲや毒を持つ花は避けてください。
花粉が飛びやすい花
花粉が飛びやすい花は仏壇が汚れる原因になるので、なるべく選ばない方が良いでしょう。
香りの強い花
香りの強い花は、特に夏場などに虫が寄ってくる恐れがあるので、できれば避けることをおすすめします。
仏壇への花の飾り方
仏花を飾る際には、以下の3点に注意してください
仏壇に供える花の本数
花の本数は奇数にするのが決まりです。
また、花立を2本置く際には、同じ花束を2つ用意してください。
仏壇に供える花の向きと位置
仏花は仏様の慈悲を表しているので、花の向きはお参りする方の方向に向くようにしてください。
そして、花の位置は一番長い花が中心になるようにします。
仏壇に供える花の色
仏壇に供える花の色にも気を遣いましょう。
四十九日の法要が終えるまでは、派手は色を避けて、白を基調した花を飾ります。
それ以降は、白・黄・赤・紫・ピンクの中から、3~5色を選ぶのが一般的です。
仏壇に関するお悩みは仏壇供養の一休堂へ
本記事では、仏壇に供える花の種類と飾り方について詳しく解説しました。
仏壇供養の一休堂では、仏壇に関するあらゆるお悩みに対応しております。
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