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2022.09.20すべて
仏壇にお供えするご飯の盛り方や供え方を紹介
仏壇にお供えするものは「ご飯、水、線香、花」の5つが基本で、これを「五供(ごく)」と言います。
それぞれ供え方に決まりがあるのですが、本日は私たちにとって身近なご飯の盛り方や供え方を見ていきましょう。
ご飯をお供えする理由
仏壇にご飯をお供えする一番の理由は、ご先祖様に感謝を示すためです。
私たちが今生きていられるのは、ご先祖様が頑張ってこられたお陰でもあります。
感謝の気持ちを表すために、私たちの主食と考えられているお米を捧げるのです。
お供えするご飯の盛り方に決まりはあるのか?
仏壇にお供えするご飯の盛り方は、基本的に自由です。
しかし浄土真宗だけは例外で、ご飯の盛り方に決まりがあります。
本願寺派と大谷派で異なるので、それぞれ見てみましょう。
浄土真宗本願寺派の場合
本願寺派では、ご飯を蓮のつぼみに模した形で盛ります。
しかし細部までこだわる必要はなく、少し膨らんだ円錐形になっていれば大丈夫です。
浄土真宗大谷派の場合
一方、大谷派では蓮の実をイメージした盛り方になっています。
盛糟(もっそう)と呼ばれる専門の道具を使って、ご飯を円柱状に盛るのです。
ご飯のお供え方法
次に、ご飯のお供え方法についても解説します。
ご飯をお供えするタイミング
ご飯は、朝の炊き立てのご飯をお供えしてください。
なぜなら、仏様はご飯の湯気を召し上がっているからです。
そのため、湯気が立っている炊き立てのご飯をお供えし、冷めて湯気がなくなった時点で取り下げるのが理想とされています。
取り上げたご飯は、家族でいただきましょう。
ご飯をお供えする場所
ご飯をお供えする場所は宗派によって違いますが、基本的には浄水の隣です。
仏壇に向かって、左側が浄水、右側が仏飯となります。
お供えするご飯は何に盛れば良いのか?
仏壇にお供えするご飯は、仏器に盛ってください。
よく「故人が生前に使っていたお茶碗に盛っても良いですか?」と問われる方がいます。
しかしながら、それは「枕飯」と呼ばれる特別な場合だけです。
日々のお供えに、故人が生前に使っていたお茶碗を使うのは避けてください。
まとめ:仏壇にご飯をお供えする方法や注意点について
本記事では、仏壇にお供えするご飯の盛り方や供え方について解説しました。
基本的には自由ですが、浄土真宗だけは盛り方に決まりがあるので注意しましょう。
また、日々のお供えには故人が愛用していた茶碗をしないよう気をつけましょう。
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