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2021.10.26すべて

〜石川県の皆様へ〜お仏壇の置き場所と最適な向きを解説

お仏壇の正しい置き場所や、向きはご存知でしょうか。

お仏壇に詳しい方でないと、知らないことが多いのではないでしょうか。

今回は、そのような方に向けて、お仏壇の置き場所と最適な向きについて解説します。

ご自宅にあるお仏壇を見直すきっかけにしてみてください。

 

お仏壇の置き場所

まず、お仏壇の置き場所について解説します。

お仏壇を置くのに適した場所と、逆に置かない方が良い場所について知っておきましょう。

 

お仏壇を置くのに適した場所

お仏壇を置くのに適した場所は、「仏間」「床の間」「リビング」です。

仏間はお仏壇を置くための空間なので、適しているのは当然です。

したがって、仏間がある場合はそれに越したことはないでしょう。

次に、仏間がない場合だと、家の中でも上座にあたる床の間は、お仏壇を置くのにうってつけです。

床の間がなかったり、床の間にお仏壇を置きたくなかなったりするのであれば、日常生活の中心になるリビングにお仏壇を置いても良いでしょう。

なぜなら、いつも故人に見守られている温かい気持ちになれるからです。

 

お仏壇を置かない方が良い場所

逆に、お仏壇を置くのに適さない場所は、「神棚の向かい側や真下」「床の間の向かい側」「直射日光が当たったり、湿度が高かったりする場所」です。

順に理由を説明します。

神棚の向かい側にお仏壇を置いてしまうと、どちらか片方に向かった時に、他方に対して背を向けてしまうので、神仏に対して失礼になります。

また、神棚の真下にお仏壇を置けば、神棚に祈る際にお仏壇が下になってしまいます。

家の中で下座になる床の間の向かいは、上座が適しているのと逆の理由でお仏壇を置かない方が良いでしょう。

お仏壇の材質は木であることから、日光や湿気が強い場所を避けるべきです。

 

お仏壇を置くのに最適な向きは?

結論から言うと、お仏壇はどの方角に向けていただいても構いません。

なぜなら、仏様がおられない方角はないからです。

どの方角にも仏様がおられる以上、「どちらの方角に向けて拝んでも良い」ということになります。

ですが、宗派ごとに推奨している方角があるので、そちらについても紹介しておきます。

 

浄土宗・浄土真宗・天台宗

浄土宗・浄土真宗・天台宗は、東向きに置くのが良いとされています。

なぜなら、ご本尊である阿弥陀如来は西方浄土にいるからです。

 

真言宗

真言宗は、総本山に向くように仏壇を置きます。

なお、総本山は和歌山県の高野山金剛峯寺にあります。

 

曹洞宗・臨済宗

曹洞宗・臨済宗は、南向きに置くことをすすめています。

お釈迦様が説法をした際に、南向きに座っていたという伝承が由来です。

 

日蓮宗

日蓮宗では、特に決まりがありません。

 

まとめ

本記事では、お仏壇の置き場所と最適な向きを解説しました。

今回のお話で述べた注意点を踏まえた上で、お仏壇の置き場所と向きを考えてみましょう。