お焚き上げとは、故人が生前大切にしていた遺品を供養するための儀式です。

お仏壇整理の際に、お仏壇の供養と併せて行われます。

今回の記事では、お焚き上げしても良いものとダメなものを見ていきましょう。

 

お焚き上げしても良いもの

基本的に、燃やせるものであれば何でもお焚き上げできます。

例えば、木製の仏具や、故人の写真、故人が大切にしていた手紙や写真などをお焚き上げしてもらうことが多いです。

ただし、常識的に考えればわかることですが、紙幣や有価証券、通帳などはお焚き上げができないので注意してください。

 

お焚き上げしたらダメなもの

先ほどとは逆に、燃やせないものはお焚き上げできません。

例えば、陶器やガラス、家電製品などが挙げられるでしょう。

また、燃やせるものであっても、燃やすと有害物質が出るものや、危険物などはお焚き上げNGです。

他にも、異なる宗教の遺品を持ち込むのは控えてください。

お仏壇整理の際のお焚き上げの際に、神棚を持ち込むのようなことは避けた方が賢明です。

 

お焚き上げの際の注意点

お焚き上げしても良いものとダメなものを紹介してきましたが、これらは一般的な目安に過ぎません。

実際は、お焚き上げを引き受けている所によって、お焚き上げしても良いものとダメなものが決められています。

ですので、お焚き上げを依頼する際には、どんなものがお焚き上げしても良いのか、事前に問い合わせておくことが大切です。

また、お焚き上げは宗教儀式なので、お坊さんの都合などもあります。

今日依頼して明日お焚き上げをしてもらうようなことは、基本的にできないので、余裕を持って早めに依頼してください。

 

お焚き上げをどこに依頼したらいいのか

お仏壇整理の際に出てきた遺品のお焚き上げは、日頃お世話になっている菩提寺か、お仏壇専門の回収業者に依頼してください。

お焚き上げは宗教儀式であるため、お坊さんと提携していない業者では対応できません。

 

弊社でも、お仏壇専門の回収業者としてお焚き上げのサービスを行っています。

仏壇整理で困っていることがある方は、弊社のホームページに記載の電話やメールにてお気軽にご連絡ください。

 

まとめ

今回は、お焚き上げしても良いものとダメなものを解説しました。

基本的に燃やせるものなら何でもお焚き上げしても良いのですが、紙幣、有価証券、通帳などはNGです。

そして、燃やせないもの、燃やすと有害物質が出るもの、危険物などはお焚き上げができません。

しかし、これらはお焚き上げを受けている所によって異なるため、お焚き上げを依頼する前に問い合わせてください。