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2022.02.22すべて

〜大分県別府市の方へ〜魂抜きを行う前に押さえておくこと

お仏壇整理をする際に、必ずしなければいけない供養が魂抜きです。

しかし、ほとんどの人が何のためにするのか、どのようなときにするのかわかっていません。

そこで今回は、魂抜きについて解説していきます。

魂抜きを行う場面や理由などを知り、お仏壇整理の際にお役立てください。

 

魂抜きとは?

魂抜きとは、その言葉通り、「お仏壇から魂を抜くこと」です。

ほとんどの宗派では、お仏壇やお墓に魂を入れたり、抜いたりする考えを持っています。

魂抜きを行うことで、手を合わせる対象から、他の家具と同様ただの箱へと変化するのです。

 

魂抜きを行う理由とは?

魂は目に見えるものではないので、信じない方もいるでしょう。

中には、本人や家族が仏教を信仰していないことも考えられます。

しかし、このような場合でも魂抜きを行いましょう。

魂抜きを行う理由は、仏教で供養されてきたご先祖への感謝の気持ちを表す意味があるためです。

 

魂抜きを行う場面は?

魂抜きを行う場面は、お仏壇整理をするときがほとんどでしょう。

また、お引っ越しなどを理由にお仏壇を移動するケースもあります。

お仏壇には「ご先祖さまの魂が宿っている」とされているため、勝手に動かしたり捨てたりするのはタブーとされています。

お仏壇を移動させるときは、必ず魂抜きを行いましょう。

 

お仏壇以外に魂抜きが必要なものは?

お仏壇以外にも、魂抜きが必要とされるのは以下のものです。

・遺影

・位牌

・仏像

・掛け軸

・人形

 

上記のものは魂抜きを行った後に、お焚き上げを行います。

お焚き上げとは、燃やして供養を行うことです。

 

魂抜きを行う日付は?

冠婚葬祭では、六曜を気にかけて行う方が多いです。

「仏滅」を選ぶ方が多いですが、大安を選んでも問題ありません。

ただ、友引は避ける方が多いようです。

 

中には六曜を気にしない方もいるので、家族や親戚との話し合いは必須になります。

六曜を気にしすぎて、参加できない人が多くなると意味がありません。

 

魂抜きの費用はどれくらい?

魂抜きのときには、感謝の気持ちを込めてお布施で納めます。

お布施の金額は地域や宗派によって変わりますが、3万円〜10万円くらいが相場です。

もし、お坊さんが車で移動するのであれば、お坊さんのお車代も上乗せしましょう。

 

まとめ

魂抜きを行うのは、ご先祖さまへの感謝の意味が込められています。

お仏壇を勝手に処分したり移動したりせずに、きちんと供養を行ってからにしましょう。