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2021.12.23すべて

〜大分県中津市の皆さま〜位牌の処分方法はご存知ですか?

お仏壇に欠かせない仏具である位牌。

ご先祖様を敬う上でも、処分する際には正しい方法で処分しなければなりません。

しかし、位牌の正しい処分方法を知っている方は、少ないのではないでしょうか。

今回は、位牌の処分方法を解説しましょう。

 

位牌はどうやって処分する?

位牌を処分する方法はいくつかありますが、どの方法を行う際にもまず魂抜き(閉眼供養)を行い、位牌から故人の魂を抜いておく必要があります。

魂抜きを行った後の位牌の主な処分方法は、以下の3点です。

 

お寺でお焚き上げをしてもらう

一般的な処分方法は、魂抜きを行った後にお寺でお焚き上げをしてもらう手段です。

お焚き上げは、魂を抜いた空っぽの位牌を「浄化によって天界に還す」供養で、位牌以外の仏具も一緒にお焚き上げしてもらえます。

お焚き上げは、魂抜きを行ってもらったお寺に依頼するのが一般的ですが、自ら行っても問題ありません。

 

永年供養に出す

寺院や霊園などに位牌を預け、代わりにご先祖様の供養を将来に渡り依頼する永年供養に出す方法もあります。

永年供養の場合は、お焚き上げのように廃棄処分するのではなく位牌の形を残したまま手放すことが可能です。

しかし、永年供養は寺院や霊園によって保管期間が決まっているので、事前に確認しておくようにしましょう。

一般的な保管期間は、寺院の場合は檀家である期間、霊園は三十三回忌や五十回忌が区切りとされています。

 

形見として手元に保管する

自分で供養を続けることはできないが、形見や思い出の品として手元に置いておきたい方は保管しておくことも可能です。

魂抜きを行った後の位牌は単なる木の札となるので、お仏壇に祀らず白布に包み机の引き出しなどに保管しても問題ありません。

「故人の名前が入っているものを処分するのは気が引ける」」という方には、この方法がおすすめです。

 

位牌を処分するタイミングは?

位牌を処分するタイミングは、いつなのでしょうか。

主なタイミングとしては、以下の3点が挙げられます。

・弔いあげ

・遺品整理

・位牌の作り変え

 

仏教では、三十三回忌を過ぎると誰もが極楽浄土へ行けると考えられているため、三十三回忌を持って弔いあげをして法要に一区切りをつけます。

そのため、三十三回忌を持って弔いあげをし、位牌を処分しても良いでしょう。

ただし、宗教によっては五十回忌を弔いあげとする場合もあるので、確認が必要です。

 

お仏壇を処分する際の遺品整理も、位牌を処分するタイミングの一つでしょう。

お仏壇は一度処分しても新たに購入することができますが、位牌の処分は今後一切の供養を放棄することになるので、しっかりと考えて答えを出さなくてはいけません。

 

位牌が古くなったという理由で、新たな位牌に作り変える時も位牌を処分するタイミングです。

この方法の場合は、新しい位牌に魂入れを行ってもらうのを忘れないよう注意が必要です。

ご先祖様に失礼のないように、位牌を正しい方法で処分しましょう。