【長野県飯田市】お仏壇のお手入れや掃除の注意点でお困りの方へ | お仏壇の処分・引取り・回収なら【仏壇供養の一休堂】大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・三重・淡路島・和歌山

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2022.06.08すべて

【長野県飯田市】お仏壇のお手入れや掃除の注意点でお困りの方へ

お世話になっております。お仏壇供養の一休でございます。

 

本日は長野県飯田市にお住いのお客様からご依頼をいただき、お仏壇のご供養と処分のお手伝いをさせていただきました。

 

本日は今回お客様が仏壇処分を検討することに至ったきっかけでもある仏壇の『お手入れとお掃除』について注目しご紹介していきます。

本日のお客様

本日ご利用頂いたお客様は長野県飯田市にお住いの60代の女性の方です旦那様を早くに流され現在一軒家で一人暮らしをされております。

 

今回お客様が仏壇を処分するに至ったきっかけとしては

 

昨年末階段で転倒された際に骨折をしてしまい以前より自由に動くことができなくなったこと

 

が原因でお仏壇のお手入れを満足にできなくなったということが最も大きなポイントでした。

 

現在お手入れが困難になったということでしたが本日担当させて頂いたお仏壇は非常に手入れが行き届いており長期間大事に使われていたということが非常に伝わるお仏壇でした。

 

今回のお客様のようにご自身の体調の変化によってお仏壇を処分することを検討される方は非常に多いです。

 

また仏壇のお手入れに関しては特に新しい仏壇に買い替えを行った方に多くお問い合わせを頂く為今回の記事でご紹介させていただきます。

 

仏壇のお手入れが困難な場合はご供養じまいも検討しましょう

仏壇のお手入れお掃除についてのお話をさせていただく前に

 

  • 仏壇のお手入れがご自身のお身体の悪化によって困難になった
  • 仏壇のお手入れを続けて行くのが億劫になってしまった
  • 実家のお仏壇のお手入れを頻繁に行うのが煩わしくなってきた

 

などの理由で仏壇を手放しても良いかと考えている方はご供養じまいという形を検討することをお勧めします。

 

本来お仏壇は定期的なお手入れやご供養を行うことが理想とされておりますが、上記のような理由で仏壇を放置せざるを得ないような状態になるよりは仏壇に魂抜きと呼ばれるご供養をおこなった上で処分を行うことは決してご先祖様に失礼なことではありません。

 

仏壇のご供養じまい処分方法などについては弊社ブログで詳しく解説している記事がありますのでぜひそちらもご参照ください

仏壇お手入れの際のポイント

仏壇の清掃など詳しい話に入る前にまずは仏壇というものの特性を理解した上でお手入れの大切なポイントを解説していきます。

 

これらのポイントをしっかりと理解できていないといくら掃除用品などを充実させたとしても劣化が早くなってしまいます。確実に抑えておきましょう

 

また大掃除の際など本格的にお仏壇の清掃を検討されている場合は仏壇専門のクリーニング業者を使うこともできます。

 

専門の道具を使って仏壇本来の輝きを取り戻せるほどの充実したサービスを受けることができますが、値段の相場は3万〜10万円と高価ですので検討の際は合い見積もりなどにかけるようにしましょう。

材質は木製、湿気に気を付けて行いましょう

皆様のお宅にあるお仏壇の主な材質は木材となります。他の家具と同様仏壇も非常に湿気に弱く湿気の高い場所に置いておくとカビなどが生じ傷みやすくなります。

 

設置する環境もそうですが、お手入れの際に水拭きを多用してしまうと木材が湿気を吸収してしまいますので注意が必要です。

金箔部分は特に気を付けて

木製の材質と同様に仏壇に特徴的なのは金箔や金粉で繊細な加工を施しているという点になります。これらの部分は綿密で大変壊れやすい作りとなっておりますのでお手入れの際は優しく扱うようにしましょう。

 

もちろんこのような部分を強く磨くことは避けるべきです。

 

清掃する際はメガネ拭きなど柔らかい布を使って行うようにしましょう。年月が経ったものは特に塗装がはがれやすいのでホコリをとる程度で十分です

 

金箔の部分だけではなく木材の場合でも細かい作りの部分がありますので同様のお手入れ方法を取りましょう

ケガをしないようにしましょう

皆様ご存知のとおりお仏壇とはかなり大きくかなり重量のあるものです。

 

仏壇の裏側などは特にホコリが溜まりやすくお掃除をしたくなることがあると思います。大掃除の際などは特にそれにあたるでしょう。

 

しかしお仏壇を掃除する際は安全に気を付けて行うことが重要です。

 

一般的なものでも50 kg を超えるものがありますのでそれが足に落ちてくるだけでも大怪我に繋がる可能性があります本格的に掃除をする場合は人数を揃えて行うようにしましょう。

 

仏壇の写真撮影

仏壇の手入れは仏具などを取り出して一つ一つ丁寧に掃除をしますがいざ終わってみてからどこに何を置いていいのか分からなくなってしまうことが多々あります。

 

このような状態を防ぐためにお手入れの前は写真をとっておくと良いでしょう

換気を行う

お仏壇の裏や細かい細工の間など埃が溜まりやすい構造になっております。

 

  • 掃除をする前にはマスクをつける
  • 部屋の窓を開けて換気する

 

ということが重要です

お仏壇のお手入れ、清掃の手順

それではお仏壇の手入れ清掃について順番に解説していきます。 まずは下記のものを準備しましょう。

用意するもの

  • 毛ばたき(仏壇用の繊細なものがベスト)
  • 仏壇用の雑巾(布が柔らかく、毛羽立ちにくいもの)
  • 綿棒(一般的なもので可能)
  • 新聞紙や布など部屋に傷や汚れを付けないようにしいておくもの
  • ティッシュ
  • 手袋
  • 仏壇掃除用の筆
  • ロウ落とし(ロウソク立てに付いたものを落とす)
  • 交換用の灰
  • 金属クリーナー
  • 茶こし(灰掃除用)

 

これらのものは全てホームセンターなどで添えることも可能ですが Amazon などの通販サイトで検索すればすぐに出てきます。

①仏具の仕分け

おりんやろうそく立てなどの仏具を置いたままの状態でお掃除をしてしまうと倒れてしまい大変なことになってしまいますそのような状態を避けるためにまずはあらかじめ仏語を外に出して仕分けをしておきましょう。

②仏壇回りのほこりをはらう

まずはほこりを落としていきます。仏壇用の毛ばたきを使って上から下の方に埃を落としていくようにしましょう。 大まかに埃を取った後は綿棒を使って細かい部分のホコリを落としてください。

③仏壇内部のほこりとりとからぶき

次にお仏壇内のほこりはしっかりととりましょう。

 

ほこりをしっかり落としたあとは仏壇用の雑巾などで拭き掃除を行います。

 

水ぶきはNGですのでから拭きで、強くこすらないように注意しましょう。

④仏壇の外の掃除

仏壇の外部を拭く際もから拭きで行うようにしましょう。

仏壇の外を掃除する際もまずはほこりを落としてから行うことを意識しましょう。

⑥仏具の掃除

仏壇内部と外部が完了したら仕分けておいた仏具を掃除します。

 

仏具の中でもご位牌の台の部分などは金箔や繊細に作られていることが多いので特に注意しましょう。

 

金属製のおりんなどは金属クリーナーなどで輝きを取り戻します。

⑦灰の掃除

灰の入れ替え、または茶こしなどを使って灰の中に入っている線香カスを綺麗にしましょう。

⑧仏具の位置をもとに戻す

仏壇及び仏具の清掃が終わった後は全てを元の状態に戻します。

 

今回ご紹介したお掃除の方法は仏壇手入れを一気に行う際の手順について解説したものになっています。

 

必要によってはほこり掃除や仏具の掃除などの気になった箇所を普段からこまめに行っておくことによって作業が楽になりますのでやはり日頃のお手入れというのは非常に重要です。 

お仏壇供養と処分はぜひ「仏壇供養の一休」まで

いかがだったでしょうか。

 

今回のお客様のように先祖代々受け継がれるお仏壇を常に綺麗にされているというのは非常に素晴らしいことだと感じます。

 

お仏壇のお手入れや掃除についてお悩みの方は是非今回の記事を参考にしていただければ幸いです。

 

しかし急なご事情によりご供養じまいを正しい方法で行うことは決して悪いことではありません。

 

仏壇の手入れが困難な方、仏壇の処分と供養をご検討の方は是非「仏壇供養の一休」までお問い合わせください。