【愛知県名古屋市】仏壇処分に必ず必要な『お布施』について解説します。 | お仏壇の処分・引取り・回収なら【仏壇供養の一休堂】大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・三重・淡路島・和歌山

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2022.06.23すべて

【愛知県名古屋市】仏壇処分に必ず必要な『お布施』について解説します。

お世話になっております。お仏壇供養の一休でございます。本日は愛知県名古屋市にお住いのお客様よりご依頼をいただき仏壇供養と処分サービスを担当させていただきました。

 

本日ご利用いただいたお客様が利用前に最も気にされていたのがズバリ『料金』についてです。

 

今回の記事では仏壇供養の際に避けては通れないお金の話『お布施』について解説していきます。

お仏壇の処分を検討されたときに必要なこと

仏壇は他の家具類と異なり、ご先祖様の魂が宿る小さなお寺のようなものと考えられております。

 

ご先祖様の魂が宿った状態で仏壇をそのまま処分してしまうのは非常によくないことと考えられております。

 

処分を行う際は、必ずご位牌からご先祖様の魂を抜き取り供養を行う魂抜きを行いましょう。

 

魂抜きは皆様の宗派の僧侶によってお経を唱えていただき供養する正式な儀式となります。

そのため個人で行うことは不可能です。

 

ご自身で行う場合は檀家さんなどを手配しご自宅にお招きし供養を行うこととなります。

 

近年では檀家さんなどが不明なことも多いため、我々のような仏壇供養と処分を専門としている業者をご利用される方が増えております。 

いかなる場合でも『お布施は必要です』

これからご自身で仏壇の処分を行おうと考えている方の中には、できるだけ安く処分を済ませたいという方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし上記で説明させていただいたようにお仏壇を処分する前には必ずご供養が必要となります。

 

御供養はご自身では行えずお坊さんに行っていただくものですので最低でもお布施という形での料金が必要となってきます。

 

仏壇処分の予算を考えた際はこれから説明するお布施の相場などを踏まえて計算するようにしましょう。

 

また魂抜きが終わった後の仏壇を処分するためにも費用が必要となります。

 

もしもご自身で粗大ごみとして処分されるのであれば数千円がこれに加算されると考えましょう。

お布施の相場について

お仏壇のご供養にかかる料金を調べている方で最も不安なことは『相場』ではないでしょうか。

 

一般的に仏壇供養にかかる料金相場は

 

20000円~50000円

 

といわれています。

なぜここまで相場に開きがあるかというとお布施というのはあくまでお坊さんにお渡しする『お気持ち』のようなもので明確な料金表が設定されているようなケースはほとんどありません。

 

中央値としては平均では30000円程度が無難な額となるでしょう。

 

下記でお車代についても説明しますのでそれを踏まえるとお布施とお車代として

 

35000~40000円程度を事前に準備しておくとよいでしょう。

お車代について

上記でも説明しましたが、最終的にお坊さんにお渡しする際はお布施に加えて遠方からご自宅に来ていただいた交通費という意味で『お車代』としてお渡しするのが一般的です。

 

お車代はお布施の袋と一緒に入れないで別に袋を用意し「お車代」と記載した上でお坊さんにお渡しするようにしましょう。

 

お車代をお渡しする場合、お布施を入れるようなものものしい袋に入れる必要はなく、白のシンプルな封筒にお包みすれば大丈夫です。

 

お車代の相場は距離などにも応じますが、近隣の寺院であれば

 

5000円〜10000円 程度が一般的な相場になっております。

お布施の相場の聞き方

ここまでお布施の料金相場やお車代について説明しましたが、中にはしっかりとその寺院の相場にあった価格をお渡ししたいという方もいらっしゃるかと思います。

 

その場合は電話で連絡した際に住職に直接お伺いすることも可能です。

 

ただしお布施の本来の意味は『お気持ち』であり料金相場は存在しません。したがって普通に『おいくら必要ですか?』とお聞きしてしまうと住職側も

 

『お気持ちで結構ですよ』

 

としか答えようがありません。

(最近では同様の相談が多いためか答えてくれるケースもあるようですが・・・。)

 

双方が気持ちよくコミュニケーションをとれるためにも相場を聞く際は

 

『他の方はどのくらいお包みになっておられますか?』

 

という風にお聞きすると、住職側も答えやすくなるかと思います。

お布施の渡し方について

お布施をお渡しする際はお布施袋に入れ、一定の作法のもとにお渡しをします。

お布施についての袋の選び方や作法については突き詰めると宗派や地域によって厳密に異なりますが、下記の方法はあくまで一般的で最低限の方法です。

 

現代においては一般的な方法について理解していれば恥ずかしい思いをすることも稀かと思いますのでよくわからない場合は下記の方法を抑えておきましょう。

お布施袋を選ぶ

まずお布施の袋の選び方ですが、一般的な金額のお布施を包むのであれば決して豪華なものを選ぶ必要はございません。

 

また勘違いされやすいところですが、お布施の袋として不祝儀袋を使うという方がいらっしゃいますが、魂抜きはお葬式やお通夜のような法要とは形式が異なります。

 

こういうとかなり敷居が高いものと感じられる方もいらっしゃるかと思います。

 

分からない場合は文具店やインターネットなどで販売されている説明が書いたお布施袋を購入すれば中袋等も付属していることがほとんどですのでそちらを使われることをお勧めします。

お布施を入れる

お布施袋に包む前にまずはお金を内袋に入れましょう。白い無地の封筒を使っても結構ですし、上記で説明したようにあらかじめ内袋が入っているものを買えば間違いなく便利です。

 

お札の向きを揃え、包みを開けたときに肖像画の人物が上に来るように入れます。

お布施袋に書く

封筒にお金を入れ終わったら次はお布施袋に必要事項を記載していきますお布施袋に記載する際は下記のことに注意して行うようにしましょう。

 

  • お布施の内袋、または封筒の裏の左下に金額を記載する
  • 金額を記載する際は頭に『金』最後に『圓也』という文字を記載すること
  • 数字は『1.2.3』等の数字ではなく『壱.弐.参』などの漢数字を使用する事

   (封筒の記載例が横書きの場合はこれに当てはまらない)

  • お布施に書くときは濃墨の筆を使う
  • お布施の表側上段に『お布施(御布施)』と記載する
  • 袋の下部には『○○家』または『施主の名前』をフルネームで記載する

 

このような注意点を守っていればまず間違いないかと思います。

 

お布施袋の選び方でも触れましたが、お布施袋を記載する際は濃墨の筆ペンなどで書くように注意しましょう。

お布施をお渡しする作法

魂抜きが終わればいよいよお布施をお坊さんにお渡しします。

お布施をお渡しすることはNGとなります。

 

より丁寧なのは切手盆と言われる台に置きお坊さんから見て文字が正面になるようにお出しするのが理想です。

 

しかし切手盆が用意できない場合は袱紗に包んでお渡しするほうがより丁寧といえるでしょう。

業者を使うことも検討されてはいかがでしょうか

ここまで『お布施』という部分にフォーカスしご説明をしてきましたが、仏壇供養と処分というのはご供養だけでなく処分にもかなりの手間がかかるため、時間がかかるものとされております。

 

中には時間を多く取れない方や、遠方にいてこまめにやり取りができない方もいらっしゃるかと思います。

 

そのような方には弊社のような仏壇供養と処分の専門業者にお任せいただけると便利です。

 

業者に依頼して頂ければ今回ご紹介したような段取りについては全てスタッフが負担させていただきますので、ご先祖様との最後の機会となる魂抜きの場に同席し気持ちよく送り出す事が可能となります。

 

業者がどのようなサービスを行うかについては他の記事でも紹介しておりますので是非弊社ブログをご参照ください。 

お仏壇代行サービスの料金相場

お仏壇供養、処分代行サービスを使う時の料金には基本的にお布施代も含まれていることがほとんどですが、念のため事前に確認をしておきましょう。

 

代行サービスの相場は30000円~60000円を基準とすると良いかと思います。

 

こうしてみると仏壇代行業者は

  • 仏壇の供養代行(お坊さんの手配からご供養の準備まで)
  • 仏壇の搬出と処分代行

 

全てをお任せいただけるということを考えると手間を全て省くことができるという点でコスパが高いという考え方もできます。

 

料金の相場については基本料金が明瞭に表記されている業者をおすすめします。

 

料金が変化する要素としては

 

  • 宗派の指定
  • お坊さんの派遣
  • お仏壇のサイズ
  • 仏壇以外の処分サービスを並行して利用するか

 

によって変化しますので複数の業者に合い見積もりをとることによって大きく料金が変化する場合もあります。

業者を使う際の参考

ここまで紹介してきた仏壇供養の代行サービスを使うのにおすすめなのは以下のような方が当てはまります。

 

  • 仏壇を運んだり、お迎え入れの準備をする(掃除)などが困難
  • 多少のお金をかけてもできるだけ手間をかけずに仏壇供養と処分を行いたい
  • お坊さんにお布施を渡したり作法を覚えたりするのがおっくう
  • 遺品整理などでお仏壇の処分に時間をかけるのが困難

 

このような方々には我々のようなサービスをご利用いただくことにより

『非常に楽に、安心して任せることができた』と喜ばれております。

 

同じような条件で気になっている方は是非お問い合わせをいただけると幸いです。

料金以外についても『仏壇供養の一休』までご相談ください

いかがだったでしょうか。

今回はお仏壇の処分を検討されている方の多くが気になっているであろう『お布施の相場』について解説してきました。

 

お布施はお坊さんに感謝の気持ちを伝えるためのものという考え方のため明確な相場はなく不安になるお気持ちもわかります。

 

近年はこのようなお悩みを寺院側が理解してスムーズに教えてくれる場合もあるとお聞きしております。

 

また、これらの手続きがおっくう、時間のないという方は是非業者におまかせ、弊社を合い見積もりに加えていただけると幸いです。