本日は愛知県名古屋市にお住まいの方からいただいたお問合せについてご紹介します。

仏壇を処分するにあたり「粗大ごみでできるだけ安くしたいんですけど・・・」という内容でした。

本記事では、『仏壇を粗大ごみで処分してもいいのか』という疑問にお答えしたいと思います。

仏壇は粗大ごみに出してもいいのか？

「一定の条件をクリアすれば可能」というのが答えです。

その条件とは、仏壇に対する供養を行うことです。

仏壇というのはその特性上、供養を行ってから処分を行う必要があります。

仏壇の閉眼供養（魂抜き）について

魂抜きとは、お位牌や御本尊からご先祖様の魂を抜くための供養を指します。

供養をすることで仏壇をただの箱の状態に戻すことができると考えられています。

ただし浄土真宗については、魂の概念が存在しないため魂抜きとは呼びません。

ご本尊に宿る仏様にご移動いただくための遷仏法要(せんぶつほうよう)を行います。

魂抜きを行わないと処分できないの？

仏壇に故人の魂や仏様が宿った状態で処分するのは失礼にあたります。

そのため、仏壇処分の前には供養を行うのが一般的とされています。

魂抜きはご自身で行うことはできず、お坊さんを招いて読経していただく必要があります。

菩提寺がわかっている場合は、一度処分について相談してみると良いでしょう。

しかし、近年では菩提寺がわからないというケースも珍しくありません。

そのような場合、弊社のような仏壇供養の専門業者にお坊さんを派遣してもらうことも可能です。

弊社では、あらゆる宗派のご指定にも柔軟に対応しておりますのでお気軽にご相談ください。

仏壇を粗大ごみで出すための方法

仏壇を粗大ごみとして処分する際にも、事前に供養を済ませていることが条件となります。

自治体によっては、供養を実施をしていないと回収してもらえない場合もあります。

愛知県で仏壇を粗大ごみに出す方法

愛知県で粗大ごみとして処分を行う場合、仏壇は一般の家具と同じ扱いとなります。

仏壇のサイズによって料金が変わりますが、一般的には数千円程度で処分を行うことが可能です。

（※名古屋市の場合は1000円）

手順としてまずはインターネットかお電話で名古屋市の粗大ごみセンターに回収の依頼を行います。

仏壇は神仏に関わる為、扉や天板等は外して排出することが決められております。

申し込み後は手数料納付券（スーパーやコンビニなどで購入できるシール）を購入し受付番号を記入して仏壇に貼り付けます。

その後仏壇を指定された場所に出すことで指定日に回収をしてもらえるという仕組みになります。

仏壇を粗大ごみ以外で処分する方法

粗大ごみ以外で仏壇を処分する際は、以下のような方法が考えられます 。

• 仏壇仏具店に回収してもらう
• 不用品回収業者に依頼する
• 仏壇供養の専門業者に依頼する

このような方法が一般的と言えるでしょう。

①仏壇仏具店に回収してもらう

仏壇を購入した店舗であればスムーズに引き取ってくれる場合が多いです。

しかし、そうでない場合は断られる場合もあります。

さらに、供養を済ませていないと引き取ってもらいないところもありますので事前に確認しておくと安心でしょう。

②不用品回収業者に依頼する

不用品回収回収業者を使う場合、価格が割高になる可能性があります。

なぜなら、不用品回収業者の多くは供養に対応していないからです。

そのため、事前に供養を済ませておく必要があり別途お布施を納めることになります。

③仏壇供養の専門業者に依頼する

仏壇供養の専門業者であれば、供養から処分までワンストップで対応可能です。

そのため、お寺や業者の手配にかかる時間もコストも削減できるでしょう。

期間とコストを抑えたいなら専門業者を使うのがおすすめ

ご供養を含めて一般の家財道具と比べ、仏壇の処分にはかなりの手間とコストが必要となります。

またご自身で供養の手配を行い、粗大ごみで出す場合に問題となるのが期間の問題です。

一般的に、お坊さんを手配してご自宅に来てもらうまでの期間は1～2週間かかります。

また、粗大ごみの場合も同様で依頼から回収してまでに1週間～1か月以上かかる場合もありま。

仏壇の処分を検討している方の中には遠方からご実家まで訪問している遺品整理中の方もいらっしゃいます。

そのような方にとっては仏壇一つの処分に関して期間が1ヶ月もかかってしまうというのはかなり負担となります。

仏壇の処分をどうしていくかという重要な基準を時間に置いている方はご自身で行う場合とあまり料金の変わらない仏壇供養処分専門業者に最初から任せたほうがコスパは良いでしょう。

愛知県で仏壇を粗大ごみに出そうという方はぜひ一休堂まで！

本記事では、仏壇を粗大ごみで処分していいのか？という疑問について説明させていただきました。

一見費用が抑えられる粗大ごみでの処分ですが、事前に供養が必要なため別途お布施代がかかることを念頭に置きましょう。

さらに、供養と処分をそれぞれに依頼することで処分に要する期間も長くなってしまいます。

仏壇供養の専門業者に依頼することで、回収に立ち会うだけで供養は一任できます。

そして、お布施代をいくら包むか悩む必要もありません。

仏壇処分の方法などについて詳しく説明させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。

今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。