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2022.06.11すべて
【岐阜県多治見市】老人ホームに仏壇を持ち込むことは可能でしょうか?との質問をいただきました
お世話になっております。
仏壇供養の一休でございます。
本日は岐阜県多治見市にお住いのお客様よりご依頼をいただきお仏壇の買い替えと老人ホームへの持ち込みをお手伝いさせたいただきました。
今回の記事では
- 老人ホームに転居する際に持って行っていいもの
- 持って行ってはいけないもの
というテーマにて皆様に情報提供していきます。
本日のご利用内容
古いお仏壇の魂抜きと回収:41800円
新しいお仏壇への魂入れ:27500円
本日ご利用頂いたお客様は。岐阜県多治見市にお住まいの50代男性のA様です。
A 様のお母様は今月より老人ホームへの転居が決定しており大まかな荷物の持ち込みは完了したておりますが、お仏壇は手元に残しておきたいというご本人様の希望のもとに新しいお仏壇を買い替え、古い仏壇の供養と処分をお任せしたいとのことでした。
当初は親しみのある古いお仏壇をそのままお持ち込みする予定だったのですが、転居先の老人ホームの都合もあり難しいと判断され新しい仏壇を買い換えるという経緯となりました。
最近ではお一人暮らしの高齢者の方が老人ホームに転居されるということは珍しいことではなくなりました。
また今回のように老人ホームに仏壇を持ち込む場合新しい仏壇に買い換えるというパターンが非常に増えております
老人ホームに仏壇を持ち込めるの?
老人ホームに仏壇をどのような形で持ち込むのかということを考えた際にまずは老人ホーム自体に仏壇を持ち込めるのかどうか確認する必要があります。
ここでは老人ホームに仏壇を持ち込む際に考えるべきことや仏壇を持ち込む際の注意点などを解説します。
老人ホームに持ち込めるかを確認する
前提として仏壇を老人ホームに持ち込んでいいのかということを確認しましょう。
一般的な老人ホームでは持ち込める物品の種類が決まっていることが多くまずはその規約を確認することが重要です。
衣類やタオルなどの日常生活に必須なものかつ小さなものに関してはあまり制限がかけられていませんが、大きなタンスや収納グッズ照明や大型家電冷暖房などはそもそも備え付けられていることが多いです。
仏壇はこの中でも家具としては大型のタンスなどと同じ扱いとなります。
このように大型の家具はそもそも持ち込みが禁止されている場合がありますので注意しましょう。
部屋のタイプや雰囲気で決める
各施設のルールとして仏壇を持ち込んでも良い場合であったとしても部屋のタイプや雰囲気などで実際にお仏壇を持ち込むのかどうかを決めましょう。
というのも一般的な老人ホームの個室タイプではワンルームタイプが多く、 上記で解説したような大型の整理ダンスやベッドなどの家具は元々備え付けられている場合が多いためスペースがそれほどないことが多いです。
老人ホームに入居するということは人生でもなかなかないイベントのひとつだと思いますのでほとんどの方が事前に入居する部屋の下見などを行っていると思います。
その際はご自宅にある大きなタンスを持ち込んでも違和感がないか、また大きすぎる上に設置をすると生活動線に支障をきたさないかなどを考慮する必要があります。
また施設にはワンルームタイプ以外にも相部屋タイプで複数人で生活を共にするものもあります。
特別養護老人ホームなどこのような場合お1人に与えられた生活スペースがワンルームタイプよりもかなり狭くなるため昔ながらの大きな仏壇は現実的に持ち込みが出来なくなっております。
火災のもとになるものは持ち込めない?
多くの施設において仏壇の持ち込みができないケースで多いのが、仏壇本体は問題ないがそれに伴う仏具、特にお線香やロウソクなど火を使う物の持ち込みを禁止しているケースです。
施設に入居される方の中には認知症などを患っている方も多く、火を扱うこと自体が非常に危険なケースがあります。
これらの理由でそもそも火気類の持ち込みが禁止されていることも多いですので確認しましょう。
ろうそくなどを持ち込めない場合は古いろうそく立てなどを処分し、電気式の火を使わないものに買い替えることをお勧めします。
仏壇のお買い替えがおすすめです
このように老人ホームではその雰囲気とサイズの問題から古い仏壇をそのまま持ち込めないケースが多発しております。
こういった場合でもこれまで大切に着てきたご先祖様のために供養を続けたいという方もいらっしゃるかと思います。
そのような場合は落ち込みに制約がかかりにくいタイプの仏壇への買い替えをお勧めします。
昔と比べ仏壇も進化し最近の生活様式に合わせた様々なものが発売されております。是非お好きな機能やお好きなデザインのものを選んでいただけると幸いです。
部屋のタイプを選ばないお仏壇への買い替え
上記の注意点でお仏壇を買い換える際はお部屋のタイプに溶け込むようなデザインの仏壇を購入することをお勧めしておりますが、最近の老人ホームはいわゆる洋風の造りのものが多いです。
このような部屋に溶け込む仏壇のおすすめがモダンタイプと呼ばれる仏壇です。
どのようなデザインがモダンなタイプという明確な決まりはありませんが一般的なものは
サイズが比較的小さく
和風のデザインを大きく崩さない
木目の表情やデザインを最近の洋風な部屋に合うように設定しているもの
が多いです。例えば下記のようなものがモダンタイプの仏壇といえます。
モダンタイプのメリットはこの後にご説明する手元仏壇のように大きく仏壇のデザインと機能を変えていないことです。
扉を閉めている場合は一見仏壇のように見えないものもありますが、扉を開ければこれまで使っていた仏壇と似たようなデザインになります。
そのため使う側の高齢者の方にとっても安心できます。
老人ホームに最適な仏壇タイプは『小型』『手元仏壇』
老人ホームの部屋のタイプによっては上記のモダン仏壇でもまだ大きくて違和感がある場合があります。
そのような場合はさらに小さな小型仏壇通称手元仏壇を検討してみてはいかがでしょうか。
手元仏壇サイズであればスペースはほとんどいりません。
また下記で紹介しているようなかなり小さなタイプは老人ホームに元々設置されている棚の上などに置けますので特別スペースをとることもありません。
下見の際にあらかじめこのような仏壇を置くスペースがあれば手元仏壇はおすすめです。
メリットはやはり小さいことです。
上記で解説したように場所を選ばずまた雰囲気も選びません。しかし小型仏壇と違ってそもそも親しんできた仏壇とかなり構造が異なるということがあります。
高齢者の方の中にはこのようなデザインの違いに大きな戸惑いを持つ方も少なくありません。このあたりは実際に使うご本人様の了承が必要な部分と言えます。
仏壇を買い替える際の注意点
ここまで仏壇の買い替えについて解説してきましたが、仏壇を買い換える際は新しいお仏壇に魂を移動する供養が必要となってきます。
このようなご供養と古いお仏壇の処分方法について簡単にご説明をさせていただきます。
仏壇を買い替える際は魂抜きと魂入れが必要です
皆様ご存知のようにお仏壇にはご先祖様の魂が宿っています。
そのため古い仏壇から魂を抜かず新しい仏壇を設置しても何の意味もありません。
まず古い仏壇からご先祖様の魂を魂抜き(閉眼供養)というものを行う必要があります。
仏壇を処分するだけであればこの閉眼供養を行えばいいのですが、買い替えの場合は新しいお仏壇に魂を再度込める魂入れ(開眼供養)という供養が必要となります。
これらのご供養は皆様のご自宅の宗派に所属するお坊さんをご自宅にお呼びし、お経をあげて頂きながら行います。
方法としてはご自身で段取りをされる方法と我々のような仏壇供養を専門としている業者をご利用して頂く方法があります。
なお仏壇の買い替えにおけるご供養については弊社他記事でも詳しく紹介しておりますので是非そちらもご参照いただき分からない部分は弊社までお電話を頂ければ幸いです。
魂抜きを行った仏壇は処分が可能になります
魂抜きが完了したお仏壇は他の家具と同様の状態となりますので処分が可能です。
その際は地域自治体の粗大ごみに依頼して頂く方法や、ご近所様の目が気になる場合は我々のような処分業者に依頼していただくということが可能になります。
処分方法についても供養同様他の記事で解説しているものがございますので参照ください。
仏壇の閉眼供養(魂抜き)と開眼供養(魂入れ)は『一休へ』
いかがだったでしょうか。
老人ホームはその部屋のサイズや雰囲気、入居人数などによりお仏壇を持ち込むことが難しいことが多々あります。
そのような場合は今回紹介したようにお仏壇を小さなものからモダンなものに買い替えることをお勧めさせていただきました。
なお今回紹介したお仏壇の買い替えに必要なご供養、古いお仏壇の処分などに関しては一括して我々仏壇供養の一休にお任せいただくことも可能です。
お仏壇についての分からない事やお仕事のご依頼がございましたら是非お気軽にご連絡をいただければ幸いです。
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