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2022.07.11すべて
【岐阜市】仏壇処分4つの方法について解説。流れと確認ポイントについて
お世話になっております。お仏壇供養の一休でございます。
皆様の新生活がようやく落ち着いたこのタイミングで仏壇供養と処分のご依頼が増えております。
問い合わせを頂く方の中には仏壇処分にはそもそもどういった事故が必要なのかというご質問をいただくことも同時に増えております。
今回はそんな皆様に向けて仏壇処分を行うための四つの方法を紹介し、一連の流れや押さえておきたいポイントについて基本的な部分を解説していきます。
仏壇を処分する4つの方法とは
それでは早速本題であるお仏壇を処分する方法を四つ紹介していきます。
これら四つの中にはそれぞれに対しメリットとデメリットがございます皆様の状態に合わせた方法論を選択する必要がありますのでしっかりと把握しておきましょう。
【方法論4選】
- 檀家さん(菩提寺)に依頼する
- 仏具店に依頼する
- ご自身で粗大ゴミに出すまたは回収を依頼する
- 仏壇供養処分の専門業者に依頼する
檀家さん(菩提寺)に依頼する
檀家さん(菩提寺)とは仏壇の管理や法要をお任せしているいわばその家と契約しているお寺のことを指します。
一般的に古くから仏壇があり普段から法要などを行っている場合はこの檀家さんに仏壇の閉眼供養と処分に関する相談を行う事が良いでしょう。
檀家さんに依頼する際のメリットとデメリットは以下のようになります。
メリット
- 仏壇供養から処分において宗派などの心配をする必要がない(お任せできる)
- 相談先が明確である
デメリット
- 仏壇を処分した後も関係性を続けなければいけない可能性がある(お勤めなど)
- お布施の相場が高額な可能性がある
- お坊さんの都合に時間や日程を合わせる必要がある
仏具店などに依頼する
仏壇の処分だけではなく新しい仏壇への買い替えを検討している場合は仏具店に依頼することでお得に買い替えができる可能性があります。
メリット
- 檀家さんにお任せする場合同様供養の方法等に間違いがない
- 時間の都合がつきやすい
- 新しい仏壇を購入する際に割引がある可能性がある
デメリット
- 新しい仏壇を購入しない場合費用が高額になる可能性がある
ご自身で粗大ごみに出す、または回収を依頼する
ただしご自身で粗大ゴミに出す場合、前提として処分をする仏壇に対して魂の木が終わっているということが必要になります。
いずれにせよ檀家さんへの依頼や業者の仲介を使って一度必ずお坊さんに魂抜きを依頼しましょう
メリット
- 1000円から2000円程度で処分ができるため最も安く処分ができる方法
- インターネットなど申し込みが比較的多い
デメリット
- 収集日は市町村の指定であり時間の都合が効きにくい
- 仏壇や仏具というものの特性上に近所様の目が気になってしまう
- 仏壇や仏具をゴミとして粗大ゴミに出すのは忍びない
- ご自身で収集所まで持ち込む必要がある
仏壇供養と処分の専門業者に依頼する
仏壇の供養と処分を別々のところで頼むのではなく全ての工程を担当できる専門の業者に依頼することも可能です。
檀家さんがわからない、できるだけ手間なく仏壇処分や買い替えを行いたいという方には最もおすすめな方法と言えます。
メリット
- 全てをお任せできる
- 料金が決まっているのでお布施や処分料金などを気にする必要がない
- 日程の都合がつきやすい
デメリット
- ご自身で行うよりも料金がかかる
【注意】不用品回収業者の選び方について
インターネットなどで仏壇供養と処分について依頼を行える業者の中には不用品回収をメインとしあまり仏壇供養に対して知識のない業者もあるとお聞きしております。
そういった業者は料金が明らかに他の専門業者と比べて安かったり、何かと追加料金がかかったりとトラブルになりやすいといわれています。
業者を選ぶ際は必ず仏壇に対しての専門性が高い業者を選ぶようにしましょう。
見分け方として、今回の記事で書いてあるような内容の質問を複数個問い合わせることによってスムーズに受付や担当者が答えれるかどうかというところを基準にしていただければと思います。
仏壇処分の流れについて【供養と処分】
仏壇供養の方法4つを確認したうえで、具体的な仏壇処分の流れについて解説していきます。
下記の流れが必要であるということを前提として仏壇処分を検討された際は最後まで遂行する際の日程や予算などを考えながら計画していきましょう。
【仏壇処分の流れ】
- 仏壇供養に関する確認事項を行う
- 菩提寺に仏壇処分の意向を伝える
- 菩提寺の僧侶と日程調整をする
- 閉眼供養を行う
- お坊さんにお布施をお渡しする
- 古い仏壇を処分所に持ち込む
- 古い仏壇を処分する
- 仏具等を処分する
仏壇供養に関する確認事項を行う
まずは処分を行う前に必要な情報と計画をまとめておきましょう。具体的には
- 仏壇処分までに使える時間
- 仏壇処分までに使える予算
- 菩提寺の有無
- 依頼先の検討
- そもそも開眼供養が行われているか
- 新しい仏壇の買い替えを行うか
- 仏壇処分の際は人数を確保できるか
- 仏壇処分を行うことを親戚に連絡しているか
という内容になります。この時点で菩提寺がわからない、わずらわしい手続きが嫌で仏壇供養処分業者に任せることを決めた場合は仏具の処分までを全て業者に一任することができます。
したがって以下では菩提寺にご依頼をされを一人で処分をされるというケースを想定して紹介していきます
菩提寺に仏壇処分の意向を伝える
仏壇の処分を行う際はご先祖様の魂お仏壇やご位牌からむき出しご供養を行う魂抜きが必要となります。
まずはお大事にご連絡をいただき仏壇を処分する意向をお伝えください。
意向をお大事にお伝えしたら次は僧侶の日程をお聞きし具体的な魂抜きの日取りを決定します。
日程に関しては一週間から2週間ほどかかるのが一般的と言われておりますのであらかじめ余裕をもったスケジュールを組んでおきましょう。
またこの際に是非お聞きしてほしいのがお布施がいくらぐらいになるかということです。直接聞くのではなく他の方がどれぐらい包まれているかという聞き方をしましょう。
閉眼供養を行う
お坊さんを迎え入れるために仏壇のお掃除とお部屋のお掃除を行った上で閉眼供養に立ち会いましょう。
閉眼供養の終了後はお坊さんにお布施をお渡しします。これにて魂抜きは完了となり仏壇は処分を行っても良い状態となります。
古い仏壇を収集所または処分所に持ち込む
魂抜きが終わった仏壇を処分するためまずは電話、インターネットにて粗大ごみの申し込みを行います。
申し込みを行った後はコンビニエンスストアなどでごみ処理券を購入し仏壇に貼り付けておきましょう。収集所に取りに来てもらう場合は1週間から2週間ほど余裕を持って設定されることが多いです。
指定日になったら収集所に仏壇を持ち込みましょう。
この際一人で作業すると非常に危ないですので最低でも二人以上の人員を確保して作業をするようにしましょう。
また家が遠いなど時期に余裕がない場合は直接収集所に持ち込むことで時間を短縮することができます。車両や人員が確保できる場合はこちらの方法を利用しても良いでしょう。
古い仏壇を処分する
引き取りが完了すればお仏壇本体の処分は完了です。
仏具等を処分する
仏壇処分の際に忘れがちなのが遺影や位牌、おりんや花立などの仏具一式の処分を忘れてしまうということです。
これらは処分をゴミとして行うことができます。しかし位牌や遺影は心理的に捨てにくいということがあると思いますので処分業者が行なっているお焚き上げサービスなどを使うことをお勧めします。
仏壇処分の料金相場は
仏壇処分を行う際の料金の大部分を占めるのがお坊さんへのお布施になります。
お坊さんのお布施は供養をおこなっていただくことに対してのお気持ちになりますので費用相場に開きがあります。
一般的には供養から処分すべてを合わせて2万円から6万円程度で納めれば問題ないと考えましょう。
ちなみに仏壇処分と供養の専門業者を利用した場合でも特に珍しいオプションをつけなければこの料金帯でおさまることがほとんどですのでそれも頭に入れておきましょう。
【Q&A】仏壇は買取できますか??
とはいえ考え方によってはやはり仏壇を処分するために結構なお金が消費されるというイメージもあるかと思います。
実際に我々にもよく届く質問で仏壇を買い取りできるのかというものがあります。
買取してもらった分を処分の料金に当てれないかという考え方ですね。
結論を言いますと物によっては仏壇を買い取りに出しお金を作ることは可能です。しかしほとんどの仏壇は美術品として買取をされるほどの評価を得ることができず逆に引き取りのための料金を請求されるということも珍しくありません。
これはそもそも仏壇を中古で購入する方が少ないということも原因かと思います。
とはいえ挑戦してみる価値はあると思いますので古美術店や仏具店やリサイクルショップへの相談、ネットオークションなどに出品してみましょう。
下取りを行っていただける場合はあります
例外として新しい仏壇を購入する場合は仏具店などで下取りに取っていただける可能性がございます。
仏壇を買い替えるときの注意点
ここまでは仏壇の処分を行う場合について解説してきました。
加えて仏壇を新しく買い換える場合は魂抜きに加えて古い仏壇から抜き取った魂を新しい仏壇に込めなおす魂入れという供養が必要になります。
こちらもお坊さんに行なっていただくため処分を行う日に一緒に実施していただくことでお布施を節約することができる可能性があります。
仏壇の処分、買い替えは仏壇供養の一休にお任せください
いかがだったでしょうか。
今回の記事では仏壇の処分を行うための四つの方法とそれに伴う注意点について解説させて頂きました。
仏壇の処分を行う際に最も重要なことが今回の記事で紹介したような流れを最後まで計画しておくということです。
処分を決めた当初はご自身で行うと決めていた場合でも途中で思ったよりも重労働であることに気づき業者に依頼をされるようなケースも稀に見られます。
このような場合最初から業者に依頼しているパターンよりも料金がお布施と合わせ総合的に高くなってしまう場合もございます。
そのようなケースを避けるためにも仏壇処分を行う際は菩提寺や知識をもった専門業者に問い合わせを行うようにしてください。
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