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2022.08.19すべて
【三重県津市】お仏壇の移動や処分にはご供養が必要です

おせなとります仏壇供養の一休です本日は長野県松本市にお住まいのお客様よりご連絡を頂き仏壇のお預かりをさせていただきました。
本日のお客様は近日リフォームをされることが決定しており、家財道具を一時的に移動されている最中でした。
その最中に仏壇を移動する際にご供養が必要であることを知らされ、我々までご相談をいただいた運びとなります。
今回は本日ご利用いただいたお客様のサービス内容と料金などについてのご紹介、リフォームの際に仏壇預かりを検討されている方に向けての情報を発信させていただきます。
本日のご利用内容:仏壇預かりサービス
お住まい:三重県津市
お仏壇お預かりサービス:5,500円/月
仏壇搬出・運送費:31,900円
本日ご依頼いただいたお客様は三重県津市にお住まいの40代男性の方です。
ご自宅には親御様から受けつがれた立派なお仏壇があり、リフォーム後も引き継ぎたいという思いがあるため我々まで預かりサービスのお問い合わせをいただいた経緯となります。
今回のお客様のこだわりの点としては
- しっかりとした環境で大切に仏壇を扱ってくれる業者
- できるだけリーズナブルに預けられる環境
ということでご満足していただけることができました。
仏壇を移動する際に必要なこと
今回は本日のお客様にご利用いただいた『仏壇預かりサービス』について説明していきますが、そもそもなぜこのようなサービスが仏壇だけ特別に存在するのでしょうか。
その理由として仏壇というものはご先祖様の魂、ご本尊様をお祀りしている寺院のようなものであるという考え方が原点にあります。
移動する際に必要な『魂抜き』
そのため仏壇をご先祖様の魂が宿ったまま引っ越しするというのは大変失礼な行為にあたると考えられています。
仏壇を引っ越し前に供養し、ご先祖様の魂を抜き出すことを『魂抜き(閉眼供養)』などと呼びます。
この魂抜きを行うことによって初めて仏壇は『ただの箱』の状態となり移動を行ってもよい状態になります。
移動後の仏壇に必要な『魂入れ』
仏壇を一時的な転居先に搬入したあとは事前に抜き取ったご先祖様の魂を再びお仏壇に込め直す『魂入れ(開眼供養)』が必要となります。
これらのご供養2つを行って初めて仏壇の引っ越しは完了したこととなります。
仏壇を移動する際に生じる問題点
仏壇の移動を行う際は上記で紹介した『魂抜き』『魂入れ』の2つのご供養が必要になりますが、それ以外にも一時的なお引越しの場合、特有の問題点が生じます。
引っ越しが2回あることで料金がかかる
一時的に引っ越しを行うことの最も大きい特徴が『必ず2回仏壇を移動する機会が発生する』ということです。
2回の引っ越しが生じるということは上記で説明した魂抜きと魂入れの供養も2回づつ必要となるということです。
魂抜きや魂入れは通常檀家さん(その家と契約している寺院のお坊さん)に依頼して実施していただくことになりますが、お坊さんにお支払する料金いわゆる『お布施』が必要になります。
一般的なお布施の相場は20000円〜50000円程度とされていますが、平均として30000円程度と見ておいていただければよいかと思います。
2回の場合いくら必要になるかというのは檀家さんとの協議となりますが、仮に一時的なお引越しが遠い場所にある場合は違う寺院に依頼せざるを得ない場合もあり2回分のお布施とお車代がかかります。
仏壇の運搬を業者に依頼している場合はこの料金も2回分上乗せされますのでかなりの悩みどころです。
仏壇を2回搬送しないといけない
仏壇を2回運搬する必要があることによる問題点はお金の面だけではありません。
平均的なサイズの仏壇の重量は合計50㎏を超えるものが一般的です。
このように重い仏壇を運搬するためにはかなりの労力が必要となり、通常は2人以上での作業を推奨しています。
運搬方法も専門性が必要で、仏壇の分解方法、仏具の梱包方法、自宅への搬入、搬出作業においてはご自宅や共有部分に傷をつけないように工夫するといったことが必要になります。
せっかくリフォームしたのに自宅を傷つけてしまったなどはよくお聞きする事例です。
仏壇を移動する場合はこのように『お金』と『手間』がかかってくることを理解し、必ず仏壇を移動する前に方法論についてご家族間で話合いを行っておく必要があります。
仏壇預かりサービスが最も効率的です
ここまでリフォームの際など仏壇を大きく移動する際に必要な手続きや注意事項について説明させていただきました。
上記のように仏壇を移動する際には供養の問題以外にも手間の問題、お金の問題など悩みの種になるようなことが多くあります。
それらを解決できる手段が『仏壇の預かりサービス』です。
仏壇預かりサービスは移動が必要な仏壇を仮住まいではなく我々のような業者にお預けいただくことで期間中のメンテナンスやご供養をお任せいただくサービスです。
仏壇預かりサービスのメリット・デメリット
仏壇預かりサービスをご利用いただくと以下のようなメリットを得ることができます。
またメリットがあるということはデメリットも多少ではありますが存在します。
〈メリット〉
- 自力で行うよりも総合的な費用をお安くできる
- (専門的業者にお預けすることで)安心して預けられる
- 運搬の手間を任せることができる
〈デメリット〉
- 預けている間仏壇の管理をご自身で行えない
メリットとして最もお客様に喜ばれている点がやはり『料金』と『運搬と供養の手続きの手間』となります。
仏壇の預かり料の相場はサービス内容によって2000~10000円程度が相場といわれています。(プラス仏壇の運搬料が必要)
より専門的な業者になればなるほど料金が上がる傾向がありますが
- 仏壇を扱うための専門の保管環境が用意されているか?
- 仏壇は定期的に清掃、供養がされているか
- 仏壇の様子を定期的に確認できるか
- 万が一の破損などに対応してもらえるか、保障はあるか
などを基準に各業者に問い合わせを行い、最もご納得できるサービスを選択いただければと思います。
一方でデメリットも存在しますが、お預かりしている間の仏壇について業者によっては逐一確認することができる場合もありますし、丁寧な業者であれば月一の法要や清掃など細かいお手入れも可能になっている場合もございます。
管理している仏壇の状態が不安という方は上記のようなサービスを行っている仏壇の預かり業者を選択することで払拭することが可能です。
『仏壇供養の一休』仏壇預かりサービスについて
一般的な仏壇供養サービスの紹介をさせていただいたところで、少しだけ弊社サービスのご紹介をさせていただきます。
仏壇供養の一休は仏壇専門のご供養、処分業者として長年全国の様々な地域に展開してサービスを行っております。
仏壇預かりサービスについても大変ご好評をいただいております。弊社の特徴としては
・仏壇の劣化を防ぐために、専門のスペースを使っての保管
・月に1回、提携のお坊さんをお招きしてのご供養
・仏壇の見学、延長対応にも柔軟に対応
・万が一の場合の保障内容
など必要なサービスを取り揃えております。他にも専門業者ならではの細かい配慮やお客様にご安心していただくための様々なサービスをご用意させていただいておりますのでぜひホームページもご確認いただけると幸いです。
仏壇預かりサービスについて:https://butsudankuyou-ikkyuu.com/hokan/
仏壇の買い替え、処分を検討するタイミングではありませんか
ここまでは仏壇を移動する際に必要なご供養、手続き、仏壇預かりサービスについてご説明させていただきました。
とはいえ仏壇を移動するということはお預かりサービスを利用したとしても運搬料やお預かり料金などはどうしてもかかってしまいます。
大切なお仏壇をお引越し後も継承するのであれば弊社お仏壇預かりサービスをご利用されることをおすすめしますが、実際はお仏壇の移動を行うタイミングをきっかけとして
- 仏壇を供養して処分する『ご供養じまい』
- コンパクトでモダンな仏壇に買い替える
という選択肢をとるお客様もたくさんいらっしゃいます。
ご供養じまいとはその名の通り、仏壇の魂抜きを正式に行った後処分してしまう方法です。
また、近年では時代の変化に伴い仏壇のタイプもコンパクトでモダンなものに変化しつつあります。
もしも仏壇を継承しつつ、リフォーム後のご自宅の雰囲気にあったものをご希望される場合はこれを機に買い替え検討してみてください。
買い替えの際は移動する場合同様、古いお仏壇から魂抜きを行い新しい仏壇に魂を込めなおす魂入れの供養を行います。
古い仏壇に関しては粗大ごみなどで処分を行うか不用品回収業者などを使って処分を行います。
仏壇の移動は『仏壇供養の一休にお任せください』
いかがだったでしょうか。
仏壇を移動する機会というのは今回のお客様のように大規模なリフォームなど機会が少ないこともありご供養の必要性などはあまり知られていない現状です。
また仏壇を大きく移動するタイミングは今後仏壇を継承していくのか、それとも仏壇を処分するのかを考えるターニングポイントの一つとも言えます。
今回のお客様のように仏壇の移動についてお困りのお客様は是非我々仏壇供養の一休までご相談いただけると幸いです。
皆様の状態に合わせたぴったりのサービスを提案させていただきます。

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