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2025.07.03すべて
仏壇引越しを頼むなら業者はどこが正解?|引越し業者と供養専門業者の違いを徹底解説

目次
- 1 🟧 第1章:「仏壇の引越し」って普通の引越しと何が違うの?
- 2 🟧 第2章:「引越し業者」と「仏壇供養の専門業者」それぞれの対応とは?
- 3 🟧 第3章:実録!仏壇引越しで「失敗した例」「満足した例」
- 4 🟧 第4章:仏壇引越しの流れを具体的に解説(専門業者編)
- 5 🟧 第5章:気になる費用比較!引越し業者 vs 専門業者の相場と内訳
- 6 🟧 第6章:どこに頼む?後悔しないための業者選びのポイント
- 7 🟧 第7章:よくある質問Q&A 〜実際に皆さんが気にされていること〜
- 8 🟧 第8章:今すぐ整理は無理でも…今から準備しておけること
- 9 🟧 第9章:後悔しないために──業者選びのチェックポイント5つ
- 10 🟧 第10章:「こうすればスムーズ!」仏壇引越し・処分の正解ルート
- 11 🟨 最後に:正しい選択が、心の整理に
🟧 第1章:「仏壇の引越し」って普通の引越しと何が違うの?

家の引越しとなれば、多くの人が真っ先に思い浮かべるのは「引越し業者」ですよね。家具・家電・衣類など、まとめて運んでくれるプロのサービスは、今や暮らしに欠かせない存在です。
でも──仏壇の引越しとなると、話は少し違ってきます。
なぜなら、仏壇は“ただの家具”ではないからです。
📿 仏壇は「ご本尊」や「ご先祖さまの魂」を祀る神聖な場所
その中には、位牌・遺影・お札・お守りなど、大切な故人の痕跡が納められていることが多く、信仰や供養の意味合いを持つ特別な存在です。
つまり、仏壇を移動するということは、単なる“荷物の運搬”ではなく、ご先祖さまを別の場所にお連れするという意味合いがあるのです。
🛑 注意!仏壇の移動には“魂抜き(閉眼供養)”が必要な場合も
「仏壇を動かす前に、お坊さんに来てもらった方がいいと聞いたけど…」
「魂抜きって本当に必要なの?」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
実は、多くの宗派では、仏壇の移動や処分の前に「閉眼供養(魂抜き)」という儀式を行います。これは、仏壇に宿る“魂”を一旦抜くための大切な手続きであり、信仰上とても重視されています。
そのため、仏壇の引越しには以下のような“特殊事情”が付きまとうのです:
- 📌 宗教的な作法への配慮
- 📌 壊れやすい仏具・位牌の取り扱い
- 📌 精神的なケア(家族の気持ちの整理)
引越しの荷物とは“扱いの次元が違う”──
そう理解しておくことが、後悔しない仏壇の引越しの第一歩になります。
🟧 第2章:「引越し業者」と「仏壇供養の専門業者」それぞれの対応とは?

仏壇の引越しを考えたとき、多くの方が最初に検討するのが「引越し業者」かもしれません。ですが、実際には「仏壇専門の業者」という選択肢もあります。それぞれ、どんな対応をしてくれるのでしょうか?違いを見てみましょう。
🚚 一般的な「引越し業者」の対応
大手を含む多くの引越し業者では、仏壇の運搬自体は可能です。ただし、多くの場合、以下のようなスタンスが見られます。
項目 | 内容 |
---|---|
✔ 運搬 | 可能(大型仏壇の場合は事前相談が必要) |
✖ 供養・魂抜き | 対応不可(宗教的な儀式には関与しない) |
✖ 搬出前後の配慮 | 専門知識なし、一般家具と同等の扱い |
✔ 損害保険 | 一定の補償あり。ただし精神的な損害は対象外 |
一言でいえば、「運搬はしてくれるが、それ以上のことは対応外」というのが実情です。
🛐 仏壇供養の専門業者の対応
一方、仏壇供養の専門業者は、仏壇を単なる家具とは捉えず、「ご供養の対象」として扱います。そのため、対応内容は大きく異なります。
項目 | 内容 |
---|---|
✔ 運搬 | 専門スタッフによる丁寧な取り扱い |
✔ 供養・魂抜き | 僧侶の手配や閉眼供養の実施も可能 |
✔ 宗派対応 | 宗派問わず柔軟に対応(または宗派指定も可) |
✔ 搬出前後のケア | ご近所や家族への配慮、梱包・説明対応など |
専門業者であれば、宗教的な作法や気持ちの面まで配慮しながら、引越しをまるごと任せることができます。
✅ どちらを選ぶべき?目的によって使い分けを
以下のように整理すると分かりやすいかもしれません。
あなたの目的 | おすすめの業者 |
---|---|
とにかく早く安く移したい | 引越し業者 |
ご先祖の魂を大切に扱いたい | 仏壇供養の専門業者 |
家族・親族の理解も得たい | 仏壇供養の専門業者 |
宗教儀式も一括でお願いしたい | 仏壇供養の専門業者 |
🟧 第3章:実録!仏壇引越しで「失敗した例」「満足した例」
「仏壇の引越しなんて、運ぶだけでしょ」と思っていた方ほど、実際に体験してみて初めて気づくことがあります。この章では、引越し業者に依頼して失敗した例と、仏壇供養の専門業者に依頼して満足した例を、それぞれご紹介します。
❌ 失敗例①:引越し業者にお願いして「え、これで終わり?」
「引越し業者さんに頼んだら、他の家具と同じように仏壇を毛布でくるんでトラックに積み込まれて…。魂抜きの話をしたら『あ、それは自分でお願いします』って。
仏壇を粗末に扱っているようで、後から気になってしまって結局お坊さんを手配しました。」
(60代女性・愛知県)
このように、引越し業者は「運ぶこと」はしてくれても、それ以上の精神的なケアや宗教的配慮までは基本的に行いません。
❌ 失敗例②:大型仏壇が運べなかった
「事前に仏壇のサイズを伝えずに見積りだけ依頼したら、当日になって『これはクレーンがないと出せないですね』と…。
追加費用もかかるし、結局運べず別の業者を探す羽目に。大きな仏壇は要注意です。」
(50代男性・東京都)
大型仏壇は玄関や階段を通らない場合もあり、経験や設備のない引越し業者では対応が難しいケースも。
✅ 満足例①:仏壇専門業者に一括で依頼してスムーズ
「仏壇の引越しをきっかけに、閉眼供養→移動→開眼供養までお願いしました。
僧侶の手配もしてくれて、宗派にも対応してくれたのがありがたかったです。
親族も納得してくれて、安心しておまかせできました。」
(40代女性・大阪府)
仏壇専門業者なら、宗教儀礼を含めた「一連の流れ」をまるごと任せられるので、精神的にもとても安心できます。
✅ 満足例②:周囲に知られずに丁寧な作業
「マンションなので、近所の目が気になっていたんですが、
『仏壇とは分からないように梱包します』という配慮が嬉しかったです。
業者さんの振る舞いもとても丁寧で、信頼できました。」
(50代女性・福岡県)
仏壇供養の専門業者は、家族・ご近所・宗派など、見えない配慮が多いからこそ、経験の差が出やすいのです。
🟧 第4章:仏壇引越しの流れを具体的に解説(専門業者編)

「仏壇の引越しを専門業者に頼むと、実際にはどんな流れになるの?」
そう疑問に思う方も多いでしょう。この章では、仏壇供養の専門業者に依頼した場合の一連の流れを、ステップごとに分かりやすくご紹介します。
▶ ステップ①:事前相談・見積もり
まずは電話やLINE、Webフォームなどから相談・問合せを行います。
仏壇のサイズ、設置場所、引越し先、宗派などをヒアリングし、現地訪問または写真送付で見積もりを出すのが一般的です。
📌 ポイント:
- 搬出条件(階段あり/EVあり/戸建てかマンションか)
- 供養の要否(閉眼供養・開眼供養)
- 仏壇以外の供養品(位牌・仏具など)
▶ ステップ②:閉眼供養(魂抜き)
引越し前には、**閉眼供養(魂抜き)**を行います。
仏壇の中に宿る仏様の魂を抜くための儀式で、宗派や希望に合わせて僧侶を手配してくれる業者も多いです。
🙏 参考:
- 魂抜きの読経時間は15〜30分程度
- 僧侶の読経後、仏具を丁寧に梱包し、搬出準備を整えます
▶ ステップ③:仏壇の梱包・搬出
仏壇専用の梱包資材を用いて、傷がつかないように慎重に梱包されます。
「仏壇とはわからないように」目立たないダンボールや布などで覆ってくれることもあり、周囲に配慮した対応が魅力です。
▶ ステップ④:引越し・設置作業
引越し先の設置場所まで丁寧に運び入れ、再設置を行います。
大型仏壇の場合は、内部の棚や仏具の再配置まで対応してくれる業者も。
📦 チェックポイント:
- 仏間のサイズと仏壇のサイズが合っているか
- 仏具の再配置までサポートしてもらえるか
▶ ステップ⑤:開眼供養(魂入れ)
新居での仏壇の設置が完了したら、**開眼供養(魂入れ)**を行う場合もあります。
これにより、新しい場所でも仏様が宿る「生きた仏壇」として改めて大切にできます。
▶ ステップ⑥:供養証明書の発行(必要な場合)
閉眼供養を行った場合、希望者には供養証明書が発行されることもあります。
将来的に親族への説明やトラブル防止の証明資料として役立つので、もらっておくと安心です。
このように、仏壇供養の専門業者に依頼すれば、単なる「運搬」だけでなく、宗教的な儀式や心理的な安心感まで含めてフルサポートしてもらえます。
🟧 第5章:気になる費用比較!引越し業者 vs 専門業者の相場と内訳

仏壇の引越しにあたって、やはり一番気になるのは「費用」ではないでしょうか?
この章では、一般的な引越し業者と仏壇供養の専門業者の料金体系や内訳の違いを、具体的に比較・解説していきます。
🔸 一般的な引越し業者の料金相場
仏壇サイズ | 料金目安 | 備考 |
---|---|---|
小型(〜90cm) | 約10,000〜20,000円 | 荷物のひとつとして運搬される場合が多い |
中型(〜120cm) | 約20,000〜30,000円 | 特殊扱いとなることも |
大型(120cm以上) | 30,000円以上 | 重量物としての追加料金がかかる場合あり |
📌 注意点:
- 魂抜き(閉眼供養)は含まれていない
- 仏壇専用の梱包はされない場合が多い
- 宗教的配慮や供養証明などの発行もなし
🔸 仏壇供養の専門業者の料金相場
仏壇サイズ | 料金目安 | 備考 |
---|---|---|
小型(〜90cm) | 約15,000〜30,000円 | 供養・梱包・搬出・再設置まで一括対応 |
中型(〜120cm) | 約30,000〜50,000円 | 僧侶手配・供養証明書付きが多い |
大型(120cm以上) | 約50,000〜80,000円 | 階段作業・長距離搬送は別途加算あり |
✅ 含まれるサービス内容(一例)
- 僧侶による読経(閉眼/開眼)
- 供養証明書の発行
- 仏具・位牌の取り扱い
- 搬出・設置の安全対策
- 秘密厳守・目立たない対応
💬 実際の差は“費用”だけじゃない
比較項目 | 引越し業者 | 仏壇供養の専門業者 |
---|---|---|
料金相場 | 安め | やや高め |
宗教儀式の対応 | ✕ | ◯(閉眼・開眼供養) |
供養証明書の発行 | ✕ | ◯ |
梱包・搬出の丁寧さ | △ | ◎ |
精神的安心感 | △ | ◎ |
一見すると「専門業者の方が高い」と思われがちですが、費用に含まれる内容の“質”や“安心感”がまるで違うのです。
📍 こんなケースでは専門業者を検討しよう
- 親族から「きちんと供養したのか?」と聞かれる可能性がある
- 自分たちで儀式の段取りが分からない
- 高価な仏壇・仏具を丁寧に扱ってほしい
- ご近所への配慮や目立たない対応を望む
🟧 第6章:どこに頼む?後悔しないための業者選びのポイント

仏壇の引越しを「どの業者に頼むか」は、後悔の有無を大きく左右します。
この章では、“信頼できる業者選び”の判断基準を具体的に紹介していきます。
✅ ①「供養の手配」まで含まれているか?
仏壇の移動前には閉眼供養(魂抜き)、移動後には**開眼供養(魂入れ)**が必要とされる宗派が多くあります。
これらをセットで対応してくれるかどうかは、非常に重要な判断ポイントです。
🔍 チェックポイント
- 僧侶の手配ができるか?
- 宗派不問で対応してくれるか?
- 自宅や移動先での読経に来てもらえるか?
✅ ② 供養証明書を発行してくれるか?
第三者に説明が必要なケース(例:家族、親族、菩提寺など)では、「きちんと供養した証明」があるとトラブル回避に役立ちます。
📝 供養証明書のメリット
- 宗教儀式を行った記録として残る
- 遺品整理や空き家管理での安心材料になる
- 親族間の不安解消につながる
✅ ③ 搬出・梱包の丁寧さや実績があるか?
仏壇は見た目よりも重量があり、繊細な作りのものも多く存在します。
プロの技術で安全・丁寧に運んでもらえるかも、非常に重要です。
🔍 チェックポイント
- 仏壇や仏具の取り扱い実績があるか?
- 丁寧な梱包(仏具・位牌も個別包装)をしてくれるか?
- 搬出ルートやご近所への配慮もしてくれるか?
✅ ④ 料金体系が明瞭で、説明が丁寧か?
後になって追加費用がかかることがないよう、事前に明細を出してくれる業者が望ましいです。
📌 見積もり時に確認するポイント
- 供養・搬出・設置などの料金が明確に書かれているか
- 梯子搬出や階段作業の追加料金について説明があるか
- 支払い方法やキャンセル規定の説明があるか
✅ ⑤ 地域密着 or 全国対応か?
地元で長く信頼されている業者や、全国対応している仏壇供養の専門業者には、長年の実績や安心材料があります。
📌 参考にしたい点
- 対応エリア(遠方の引越しも対応してくれるか)
- 口コミや利用者の声
- アフターサービスの有無
🟧 第7章:よくある質問Q&A 〜実際に皆さんが気にされていること〜

仏壇の引越しについては、誰しもが初めての経験ということが多く、不安や疑問が尽きません。
この章では、実際にお客様から寄せられる質問とその回答をQ&A形式でまとめました。
❓Q1. 「閉眼供養や開眼供養って、絶対に必要?」
A:宗派やご家族の考えによりますが、多くの場合“必要”とされています。
特に浄土真宗以外の宗派では、仏壇を動かす前に“魂抜き”を行うのが通例です。
逆に、何もせずに移動してしまうことに不安を感じる方も多いため、
「やっておけば安心」という意味で推奨されています。
❓Q2. 「菩提寺が遠方にあって依頼しにくい。どうすれば?」
A:専門業者を通じて僧侶を手配することも可能です。
全国どこでも読経が可能な体制を持つ業者であれば、
お寺にこだわらず「宗派不問」で供養してもらえる選択肢があります。
また、合同供養という形式もあるので、費用面でも負担を軽くできます。
❓Q3. 「運搬時に仏具が壊れたりしない?」
A:専用の梱包資材とノウハウがある業者に依頼すれば、リスクは最小限です。
仏壇や仏具は、非常に繊細かつ思い入れの強いもの。
位牌・遺影・おりん・香炉など、それぞれ別々に丁寧に包み、
きちんと取り扱ってくれる業者を選ぶのが安心です。
❓Q4. 「引越しの後、すぐに設置して使えるの?」
A:多くの場合、“開眼供養”を終えてからの使用となります。
設置自体は業者が対応してくれますが、使用開始前に供養が必要な場合も。
その場で僧侶が来て読経してくれるケースや、後日予約して対応する流れが一般的です。
❓Q5. 「親族に説明が必要なとき、どうすればいい?」
A:供養証明書を発行してもらえる業者なら安心です。
「ちゃんとお経も上げたし、処分や引越しも丁寧にやってもらった」と
客観的に示せる証拠として、証明書はとても役立ちます。
後々のトラブル回避や、不安軽減にもつながる重要なポイントです。
こうしたQ&Aは、仏壇引越しを検討している多くの方の不安や疑問に共通するものばかりです。
初めての方ほど、事前に情報を集め、信頼できる専門業者と相談することが成功のカギです。
次章では、**後回しにしがちな仏壇問題を「今からでも準備できること」**としてまとめていきます。
未来の自分や家族のために、少しずつでも進められる方法をご紹介します。
🟧 第8章:今すぐ整理は無理でも…今から準備しておけること

「まだ親も元気だし」「いま仏壇を動かす理由はない」
──そう思っている方も多いでしょう。ですが、仏壇の引越しや処分は、“いざ”というときに慌てがちなもの。
この章では、「まだ何もしなくてもいい」今だからこそ、将来の備えとしてやっておけることを紹介します。
🔶1. 仏壇の“現状”を写真に残しておく
後で移動や処分を考えるとき、「何が入っていたか」「どんな状態だったか」が重要になります。
● 仏壇全体
● 中の仏具(位牌・掛軸・仏像など)
● 遺影や供物の様子
これらをスマホで撮っておくだけでも、後で判断がしやすくなります。
🔶2. 宗派やお付き合いのお寺を家族で確認しておく
親が菩提寺との関係を大事にしていた場合、
「どの宗派?」「どこのお寺?」という情報は、親族内で共有されていないとトラブルの元になります。
今のうちに、
✅ 宗派
✅ 檀家かどうか
✅ 供養に関して希望があるか
を確認して、メモなどに残しておくのがおすすめです。
🔶3. 供養証明書の見本や保管場所を把握する
もし今後、仏壇を移動・処分することになったときに備えて、
✅ 供養付きサービスの存在
✅ 証明書が発行されること
✅ 親族にその重要性を伝える準備
などを今のうちから知っておけば、「いざ」というときに安心して動けます。
🔶4. 自分や親の希望を「終活ノート」に書いておく
「仏壇は処分してもいいのか」「別の場所に移してでも残してほしいのか」
このあたりは、本人にしかわからない気持ちがあることも。
もし可能であれば、親御さん本人と話してみたり、
ご自身の思いを終活ノートに書いておくことで、家族の負担を減らすことができます。
🔶5. 実績のある業者の情報だけでも控えておく
仏壇引越しや処分は、いざとなると「どこに頼めばいいの?」から始まります。
その場で業者を探すと、慌てて判断し失敗することも…。
✅ 供養つきサービスがある
✅ 宗派不問で対応してくれる
✅ 供養証明書を出してくれる
✅ 全国対応・柔軟なスケジュール
このような業者を事前にピックアップしておくと、いざというときに安心です。
いま仏壇に手をつけるのは難しいかもしれません。
でも、「あとでやる」がいちばん負担のかかる選択です。
無理のない範囲で、できることから──
それが、将来の自分と家族を守ることにつながります。
次章では、**業者選びに失敗しないための“5つのチェックポイント”**をご紹介します。
🟧 第9章:後悔しないために──業者選びのチェックポイント5つ

仏壇の引越しや処分を専門業者に依頼しようとしたとき、
「どこに頼んでも同じ」ではないことを、ぜひ知っておいてください。
業者選びを間違えると、
💥 供養がされていない
💥 仏壇が破損する
💥 高額な追加費用を請求される
など、後悔やトラブルの原因になりかねません。
ここでは、後悔しないために確認すべき「5つのポイント」を解説します。
✅ ①供養の有無(証明書発行の有無も含む)
仏壇をただ回収して終わり──ではなく、
「閉眼供養(魂抜き)をしてくれるか」が大きな分かれ目です。
さらに、
🟠 実際に供養しているか
🟠 読経証明書(供養証明書)を発行してくれるか
なども要チェック。
証明書がない=親族とのトラブルの火種になりかねません。
✅ ②費用体系が明瞭か
「基本料金○円〜」と書かれていても、
実際には搬出・階段作業・供養費などが別料金で請求されるケースも。
見積りの段階で、以下の費用がすべて含まれているかを確認しましょう。
項目 | 含まれるべき内容 |
---|---|
搬出費用 | 階段作業・解体作業など |
供養費用 | 読経・証明書発行など |
出張費 | 地域によって変動 |
その他 | 追加料金の発生条件 |
✅ ③対応エリアとスケジュールの柔軟性
・遠方にも対応してくれるか
・希望日程に合わせてもらえるか
・土日対応可能かどうか
仏壇の引越し・処分は「この日でないと無理」という事情がつきもの。
柔軟に対応してもらえるかは、満足度に直結します。
✅ ④宗派の指定に対応できるか
「真言宗の供養がしたい」「お坊さんの派遣もしてほしい」など、
宗派に応じた希望がある場合、業者によっては対応不可なことも。
宗派不問の一括供養をしてくれるか、
または宗派指定の僧侶を手配できる業者かを確認しましょう。
✅ ⑤仏壇以外の供養や処分にも対応しているか
実際の引越し・処分では、以下のようなケースも珍しくありません。
- 遺影や位牌、数珠、お札も一緒に引き取ってほしい
- 仏具の一部だけ供養して残したい
- 次の仏壇が届くまでの一時保管をお願いしたい
こうした対応を一社でまかなえるかどうかは、非常に大きな安心材料です。
業者のホームページを見ると、どこも「安心・丁寧」と書いてあります。
でも実際の内容に差があるのが現実。
この章のチェックポイントを参考に、
「本当に安心できる業者」に出会ってください。
🟧 第10章:「こうすればスムーズ!」仏壇引越し・処分の正解ルート

ここまで、仏壇の引越しや処分を考えるうえでのポイントや注意点をお伝えしてきました。
最後に、「実際どう進めればいいの?」という疑問にお答えする総まとめとして、
**スムーズに後悔なく進めるための“正解ルート”**をご紹介します。
✅ ステップ①:家族や親族と方針を確認
まずは、仏壇をどうするかを家族で話し合うことが大切です。
- 今後、誰が引き継ぐか?
- 処分しても良いか?
- 供養の仕方に希望はあるか?(宗派など)
💡 後から「勝手に処分された」と揉めないためにも、合意形成が第一歩。
✅ ステップ②:仏壇のサイズ・場所・状態を確認
業者に依頼する前に、以下を整理しておくとスムーズです。
- 仏壇の高さ・横幅(おおよそでOK)
- 階段の有無(搬出経路)
- 搬出希望日
- 供養の希望(僧侶派遣 or 合同供養)
📷 できれば仏壇の全体写真をスマホで撮っておくと、
見積りがスピーディーになります。
✅ ステップ③:「仏壇供養の専門業者」へ見積もり依頼
仏壇の扱いに慣れた専門業者であれば、
- 搬出から供養、処分まで一括対応
- 宗派不問の合同供養/指定僧侶の手配
- 証明書発行
- 一時保管対応
といった柔軟な対応が可能です。
💡 1社だけで決めず、2~3社比較してみるのがおすすめ。
✅ ステップ④:供養日時や方法の確認+証明書の発行依頼
成約後は、供養の詳細をしっかり確認しましょう。
- どこで、いつ供養されるのか?
- 合同供養か?個別供養か?
- 読経証明書はいつ届くのか?
📄 特に「証明書の発行の有無」は後々の安心感に大きく影響します。
✅ ステップ⑤:仏壇以外の処分も相談(位牌・仏具・遺影など)
仏壇だけでなく、
- 位牌
- 数珠・お札
- 遺影写真
- 仏具(リン・ロウソク立て・線香立てなど)
これらの供養・引取りにも対応してくれる業者が◎
🧘♂️ 「丸ごと供養・丸ごと相談」ができるかどうかが大きな違いです。
🟨 最後に:正しい選択が、心の整理に

仏壇の引越しや処分は、決して軽いテーマではありません。
長年守ってきた「祈りの場」を手放すことは、心の整理にも直結します。
だからこそ──
✅ 大切に扱ってくれる業者に依頼し、
✅ 家族の納得と安心が得られる形で、
✅ 供養という区切りをきちんとつける
この一連の流れを踏むことで、
きっと「やってよかった」と思えるはずです。
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