ブログ
2022.09.14すべて
~岐阜県大垣市の方へ~仏壇の正しい向きと置き場所とは?
仏壇の正しい向きや置き場所で、悩んでいらっしゃる方が多いようです。
今回はそのような方のために、仏壇の正しい向きと置き場所について解説しました。
仏壇の正しい向き
仏壇はどの方角に向かって置けば良いのでしょうか?
結論から言うと、これに関して絶対にこうすべきといったルールはありません。
なぜなら、仏様はどの方角にもいらっしゃるからです。
しかし、宗派ごとに望ましいとされている向きがありますので、以下で紹介します。
南面北座説(なんめんほくざせつ)
曹洞宗や臨済宗では、仏壇が南に向くように置くのが望ましいとされています。
その理由は、直射日光が当たらず、風通しも良いことから、仏壇を痛めないからです。
また、高貴な人が南向きに座るという中国の風習も取り入れられています。
本山中心説(ほんざんちゅうしんせつ)
真言宗では、本山のある高野山の金剛峰寺に向かって仏壇を置きます。
仏壇はもともとお寺を小型化したもので、一番に本尊を祀っているからです。
西方浄土説(さいほうじょうどせつ)
浄土宗、浄土真宗、天台宗の3つの宗派では、仏壇を東向きに置きます。
古くから極楽浄土は、西方浄土と呼ばれ西にあると信じられてきたためです。
東向きに置くことで、拝むたびに西方浄土に向かって礼拝できると考えられています。
仏壇の置き場所
仏壇の置き場所に関しても絶対的なルールはありません。
ただし、「仏壇を置くのに適した場所」と「避けた方が良い場所」はあるので、以下で解説します。
仏壇を置くのに適した場所
では、仏壇を置くのに適した場所から解説しましょう。
仏間
仏間は仏壇専用のスペースなので、仏壇を置くのに最適です。
床の間
上座とされている床の間も、仏壇を置くのに適しています。
リビング
家族が普段よく集まるリビングに仏壇を置くことで、いつもご先祖様が見守ってくれます。
仏壇を置かない方が良い場所
以下のような場所に仏壇を置くことは、できるだけ避けた方が賢明です。
直射日光が当たったり、風通しが悪かったりする場所
直射日光が当たったり、風通しが悪かったりする場所は、仏壇の劣化が早くなりますので避けてください。
神棚の向かい
神棚の前に仏壇を置くと、どちらかを拝む際に、他方に対して背を向ける格好になってしまいます。
神仏に対して背を向けることは良くないとされていますので、置かない方が良いでしょう。
床の間の向かい
床の間の向かいは、下座とされています。
本尊やご先祖様を祀る仏壇の置き場所には適していません。
仏壇の向きや置く場所について
仏壇の向きや置き方について様々な考え方を紹介しましたが、いずれも絶対的なルールではありません。
一番大切なのは、ご先祖様を拝む真摯な気持ちです。
そのために、今回の記事を参考にしていただけると嬉しく思います。
仏壇供養の一休堂では、仏壇に関するあらゆるお悩みに対応しております。
連絡先は、ホームページに記載してあります。
電話、LINE、メールと三つの窓口を用意していますので、都合の良い方法でご連絡ください。
仏壇供養を
お急ぎの方へ
早急に対応
いたしますので、
まずはご連絡
ください。
06-6167-7919
365日対応・9時〜18時