【岐阜市】ライフスタイルによって仏壇のご供養のカタチは変化しています | お仏壇の処分・引取り・回収なら【仏壇供養の一休堂】

ブログ

2022.07.05すべて

【岐阜市】ライフスタイルによって仏壇のご供養のカタチは変化しています

お世話になっております。お仏壇供養の一休でございます。

本日は岐阜市にお住いのお客様よりご依頼をいただき、これまで継承されてきた仏壇を処分し新たに非常に小さな手元供養の仏壇への買い替えをされたお客様のお手伝いをさせていただきました。

今回お客様が購入された『手元仏壇』はおおよそこれまでの常識として考えられてきた仏壇の形ではなく現代の洋室に非常に溶け込んだ可愛らしいもので時代の変化を感じました。

最近はライフスタイルに合わせてお仏壇でのご先祖様の供養だけではなく様々な形が登場しております。

今回は記事のテーマを【御供養のカタチ】という風にさせていただき、近年の供養スタイルの変化と、それに伴う仏壇の供養と処分の方法について解説していきます。

本日のお客様、サービス内容

本日ご利用いただいたサービスは以下の通りです。

古いお仏壇の処分と魂抜き:48,400円

お坊さん訪問サービス(魂入れ):27,500円

合計:75,900円

本日ご利用いただいたお客様は40代女性のお客様です。

4月よりお母様が標準ホームに転居されたことをきっかけにこれまでご実家に設置していた仏壇を処分し、娘様のお一人暮らし用のご自宅に置いておけるミニ仏壇を購入されたという経緯になります。

これまで様々な手元仏壇を見てきましたが今回娘様が購入されたものは非常に現代向けのかわいいデザインとなっており、仏具やお花などがなければ一見すると仏壇とは思えずインテリアの一部と思えるようなものでした。

近年、 供養じまいをされる方が増えております

本日ご利用頂きましたお客様のように近年仏壇処分を行う方が急増しております。

仏壇処分とはその言葉のとおり何らかの事情で仏壇を手放すことを指します。

これらの状況変化の背景には住宅環境や生活環境の変化に伴い従来の大きな仏壇を置くスペースがなかったり、核家族化に伴い実家に全ての世帯が生活することも少なくなった現代において仏壇の継承が困難になるケースが増えていることがあります。

また高齢者の増加に伴い老人ホームなどへの転居を検討される方が増えてきたことにより、生前整理として仏壇を処分されるという方も増えております。 

供養じまいの方法は

お仏壇を供養じまいする場合は魂抜きと言う役割を終えた仏壇から魂を抜くご供養を行います。通常は普段お世話になっている菩提寺の僧侶に執り行っていただくのが一般的です。

最近では菩提寺がわからない、長年菩提寺との付き合いがなく拘りがないといった方もいらっしゃいます。

そのような場合は仏壇供養業者や専門業者に依頼することも可能となっております。

魂抜きが終わったらお仏壇はそのまま処分を行うことが可能です処分の方法としては主に三つ

  • 菩提寺やその他お寺に引き取ってもらう方法
  • 仏具店に引き取ってもらう方法
  • ご自身で粗大ごみの手続きを行い処分する

というものがございます

仏壇を粗大ゴミで処分しても本当にいいのかと不安になられる方もいらっしゃいますが宗教上魂抜きをきっちりと行なっていれば粗大ゴミで処分しても何ら問題はございません。

もし仏壇を処分している場面をご近所様に見られたくないなど精神的な不安がある方に関しては不用品回収業者などを利用していただければと思います。

処分方法に関しては別に詳しく解説している記事がございますが、簡単なメリットとデメリットを解説するとどの方法においても料金が必要となります。

粗大ゴミで処分する場合は1000円前後で処分ができることが多いので最も安く行える方法と言われております。

お寺や仏具店業者に引き取ってもらう場合は料金が発生しお坊さんにご供養を頼む際のお布施などを含めると相場は2万円から6万円ぐらいが相場とされております。

ご供養じまいと手元供養を行うメリットとデメリットは

何らかの事情で継承が出来なくなった仏壇をご供養じまいすることで以下のようなメリットを得ることができます。

  • ご先祖様を身近に感じることができる
  • お墓参りがなくなる(掃除や手入れがいらない)
  • ご自身の好きなように飾れる
  • 管理掃除が楽、それに関連する費用が少なくなる
  • 次に継承される方が受け入れやすい形となる
  • お部屋のスペースにこだわる必要がない
  • お部屋の雰囲気に合いやすい
  • 家族の理解が得や得やすい

といった大変多くのメリットを得ることが可能です。

しかし反対にご供養じまいを行い手元供養に切り替えることによってデメリットも生じますのでしっかりと把握しておきましょう。

  • 仏壇を処分する旨を親族親戚に伝える必要があり、理解を得る必要がある
  • 古い仏壇を処分してしまうと元に戻すことができない

となります。

またお骨を分骨したり従来の形と違う仏壇に魂を移すことには宗教的に問題がないのかというご質問をいただくことがあります。

これに関しても法律的また仏教的に問題はなく皆様の都合に合わせたご供養のカタチを体現していることが可能となっております。

ライフスタイルの変化と御供養のカタチ

ここまでは古い仏壇を処分するご供養じまいについて説明してきましたが、仏壇の継承が困難になった場合の選択肢として考えられる行動は仏壇を処分するということだけではありません。

これまで慣れ親しんだ仏壇を完全に手放してしまうことは心もとないという方は、新しい居住環境のスペースや雰囲気に置いても違和感が生じないような小型で小さなサイズのミニ仏壇を準備して供養を行うというケースがございます。

また仏壇という形式にとらわれずご遺族のお骨を入れたペンダントであったり、ミニサイズの骨壷を置き供養を続けるという方法もございます。

これらのような古い仏壇を処分して新しい形でご先祖様の供養を続けることを手元供養という風に呼びます。

ミニ仏壇、手元仏壇というカタチ

最もポピュラーでわかりやすい形と言えるのがミニ仏壇です。

この記事でいうミニ仏壇とは従来の仏壇の形式にこだわらず洋風なお部屋に設置しても違和感がなく、また仏壇としてのスペースを確保せずリビングの棚などの上に設置することができるものを指します。

ミニ仏壇には下記のようなものがありますので皆様のお部屋に合ったものを選んでいただければと思います。

仏具もミニ仏壇に合わせたかわいいものがたくさん発売されておりそれらを選ぶのも楽し身ですよね。

今回紹介したミニ仏壇はどれも非常にコンパクトでリビングに置いても違和感のないものです。

仏壇というのは本来和室に置くものというイメージがあると思いますが最も重要なのが家族が身近に思える場所に常に置いておくということです。

設置するだけで普段の供養やお手入れがされていない仏壇というのは非常に良くないものとされております。

これらのミニ仏壇であればお手入れは非常に簡単ですし自然な形でお部屋に溶け込みますので普段から動くようになるとお掃除の機会も自然と増えるでしょう。

モダンな仏壇というカタチ

老人ホームに仏壇を持ち込む、できれば仏壇の形は維持したまま持ち込みたいという方も中にはいらっしゃるかと思います。

そういった方にオススメなのが、ある程度仏壇のデザインが従来のものと共通しているものの小型化やモダンなデザインにすることで新居に溶け込みやすいというモダン仏壇と呼ばれてるものです。

モダン仏壇を選ぶ最も大きいメリットは、やはりこれまでの仏壇と同じような形をしている事です。

仏具の配置も慣れ親しんだ状態で行えますし、お手入れも楽になりますのでこれまで大切にされてきた仏壇と同じ感覚でご一緒することができます。

どうしてもスペースが厳しいという場合は先ほど紹介したミニ仏壇と上記のようなモダン仏壇の間のようなサイズ、棚の上にも置けるサイズなどがありますので皆様の状況に合ったものを選択しましょう。

その他の手元供養

手元供養はミニ仏壇モダン仏壇などインテリアとしてより身近なものに感じるものを選択される方は多いですが、最近では下記のようなご遺族のお骨を入れたペンダントなどのアクセサリー類

また従来の大きい骨壷から一部のお骨をデザインされた小さな骨壷に移動しご供養を行う形式もございます。

骨壷の場合はミニ仏壇やモダン仏壇などと組み合わせて使用される方もいらっしゃいますのでご不明な方は是非仏壇の処分の際にお問い合わせください。

新しい仏壇に買い替える際は魂入れ(開眼供養)をお忘れなく

ここまで紹介してきた手元供養の形式はあくまで一般的な方法です。

その他にも皆様らしいご供養の方法を選んでいただきぜひご先祖様を身近に感じていただきたいと思います。

ただし新しい仏壇に買い替えを行う際はその仏壇に古い仏壇からご先祖様の魂を込め直してあげる必要がございます。

形が変わったとはいえミニ仏壇にはご先祖様のご位牌や遺影など気持ちのこもるものが配置されると思いますのでご供養を忘れずに行いましょう。

魂を再度込め直すご供養のことは魂入れ、開眼供養などと呼ばれております。

魂入れについても魂抜き同様お坊さんにお経をあげていただき行っていただくものですので魂抜きを行なっていただいた際に一緒にすると良いでしょう。

岐阜市で仏壇の処分を買い替えは是非一休まで

いかがだったでしょうか。

我々仏壇供養の一休は長年の経験から仏壇に対しての知識には自信がありますが今回の記事をまとめていく中で、 我々も知らなかったような手元供養、手元仏壇の形が広まっており非常に勉強になりました。

魂抜きの部分で触れましたがやはり仏壇の本質とは何かということをとらえ形式としてこれまで引き継がれてきた魂抜きを行うなどのご供養は必要であります。

しかし近年ライフスタイルの変化に伴い供養の形というものは変化してきております。

お仏壇を設置し仏壇の前で手を合わせるということは本来ご先祖様を身近に感じ感謝の気持ちを伝えるということの重要性を感じさせていただけることだと思っております。

今回の記事を参考にこれから仏壇を処分し新しい仏壇の購入や手元供養をご検討されている方は是非仏壇供養の一休までご連絡下さい皆様にあったサービスのかたちを提供させていただきます。