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2022.04.15すべて
【愛知県春日井市】お仏壇にお供えするお花について質問をいただきました
お世話になっております。
お仏壇供養の一休でございます。本日は愛知県春日井市にお住いのお客様よりご依頼をいただきお仏壇のご供養と処分、お買い換え後の御仏壇への魂入れをお手伝いさせていただきました。
本日のテーマは『仏壇のお買い換え』と『お花』についてです。
お仏壇を管理されている方の中にも、どのようなお花を飾ったらよいのか迷っている方も多いかと思いますので是非参考にしてください。
本日のご利用内容
古いお仏壇の魂抜きと処分:48400円
新しいお仏壇への魂入れ:27500円
本日ご利用いただいたお客様は愛知県春日井市にお住まいの30代女性のお客様です。
現在は愛知県の会社にお勤めになられており、お一人暮らしをされておりますがこれまで継承してきた大きな仏壇がお部屋の中のかなりのスペースを占めている状態で困っていたということでこの度小さな手元仏壇へお買い替えをされた経緯があります。
弊社では古い仏壇の魂抜きと処分、加えて新しい仏壇への魂入れを実施させて頂き無事完了した次第でございます。
今回ご利用いただいたお客様はこれまで必要最低限の仏壇のお掃除や供養を行ってきたということですが、今回仏壇をお買い替えになったことをきっかけに改めて仏壇に対してのご供養方法などにこだわっていきたいということでした。
その中で「お仏壇にはどのようなお花を飾れば一番いいのでしょう」というご質問をいただきました。
実はお花に関するご質問は仏壇を仏壇を買い替えた方に多い質問なので以下のようにお応えさせていただいております。
仏壇を買い替える際はご供養が必要です
お花お話に入る前に新しいお仏壇への買い替えをご検討されている方に向けて少しお話をさせて下さい。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、お仏壇というのはご先祖様の魂がこもった大事なもので一般的な家具とは一線を画します。
お仏壇を移動する場合や処分する場合、買い替える場合にはかならずお仏壇に宿った魂を抜き、魂抜きと言う物を行う必要があります。
お買い替えの場合には新しい仏壇がありますので古い仏壇から抜き取った魂を再びこめ直す魂入れという供養も必要となってきますのでお買い替えの際にはこれらを忘れないように意識しましょう。
仏壇供養のお話は他の記事にて詳しく解説しているものもありますので是非弊社の他のブログもご確認頂けると幸いです。
四季のお花で選んでみるのはいかがでしょう
仏壇に飾るお花の選び方と言えばそれぞれのこだわりがあり正解があるわけではありません。
今回のお客様の場合はまずお仏壇の供養にご興味を持たれこれから継続していくということが大切かと思いましたので
「四季に合わせたお花を選んでみるのはいかがでしょう」
と回答をさせて頂いております。
四季の花と言っても元々お花の知識がないと難しいかと思いますが春夏秋冬に合わせたお花の選び方を下記にご紹介していきます。
春の花
冬が明け気温が上がり過ごしやすい季節になった冬はお花にとって最も過ごしやすい時期の一つと言えます。
春しか飾れないという意味では是非桜の花をお供えしてあげたいですね。
その他にも春には母の日がありますので定番のカーネーションを飾るのも良いでしょう。
その他にも春には候補となるお花がたくさんありますのでぜひお気に入りのお花を見つけてみてください
夏の花
次は夏のお花ですが夏場に考えたい要素はやはり気温が高いということです。
(お水などが痛みやすく仏花も同じように傷みやすい傾向にあります。)
したがって夏に選ぶ仏花は傷みにくく丈夫なものを選ぶのが良いでしょう。
代表的な花は下記のようなものです
- 菊
- ケイトウ
- リンドウ
- ユリ
基本的には好きなお花を選んでいただければいいのですが百合の花に関しては賛否両論がございます。
ユリの花は非常に良い香りがする、見た目が可愛いということで好きな方がいらっしゃいますが非常に花粉が出やすいお花でもあります。
ユリの花をお供えする際は仏壇周りが汚れやすくなる傾向がありますので花粉で汚れてしまわないようにこまめに清掃を行いましょう
秋の花
秋は夏に比べて気温が下がるためお花の管理がしやすい時期と言えます。
そんな時期におすすめの花は
- コスモス
- センニチコウ
- ススキ
- ワレモコウ
などのお花です。コスモスは色によって『愛情』『優美』『純潔』などの花言葉に違いがあり好きな色を飾るというのもお参りする側の楽しみです。
冬の花
冬の時期は寒さも厳しくなりお花の選択肢が最も少ないシーズンと言えます。
基本的には冬は四季の花ではなく長持ちしやすい定番の仏花を飾るのが無難と言えます。
あえてスイートピーの花をあげる場合もありますがスイートピーには毒があり、この後解説する注意点に該当する花でもありますのでよほど好きでない限りは飾ることを避けた方が良いでしょう。
せっかく仏壇に興味を持ったのだからそれなりにお花にこだわりたいという方は是非これまで紹介した四季の花をお試しください。
それでもお花選びが難しいという方は近所のスーパーや花屋さんで販売されている仏花の花束セットを購入するということでも十分だと思います。
これらの花束はカーネーションやスプレーマム、菊などの定番の花を使って作られているものが多いので絶対に間違いがありません。
大切なのはお花が枯れないように管理し、お花が枯れてしまった場合は買い替えて常に綺麗な状態を保つということですので是非挑戦してみてくださいね 。
お花を飾る時の注意事項
ここまでおすすめのお花について解説してきましたが、たくさんのお花の中には仏壇にお供えするには向いていないとされるものもございます。
ここからは仏壇の献花としてあまり向いていないお花を紹介するとともに、仏壇にお花を飾る際の注意点について解説していきます 。
仏花としてタブーなもの
まず仏花として適していないタブーとされる花は2種類あります。それはバラと彼岸花です。
バラはトゲのあるお花として有名ですが棘というのは殺生を想起させるためふさわしくないとされております。
また彼岸花も同じような理由で、毒があることがタブー視される原因となっております。
この二つのお花以外でも冬のお花で紹介したスイートピーのように同じような特徴のある花は避けた方が良いでしょう。
仏花を供える際の注意点
仏花を供える際の注意点としては下記のようなことが言われております。
- 花の色は3色あるいは5色が良いとされている
- 四十九日を過ぎてからは5色とするのが良い
- 花の本数は奇数、花束は二束用意する
- 出来るだけ長持ちするものを選ぶ
- 花粉や温度に注意する
これらはあまり難しいことではありませんので基本として覚えておきましょう。
仏壇供養は一休までご相談ください
いかがだったでしょうか仏壇にお供えする仏花はあまりこだわっている方が少なく、スーパーなどに売っているものをそのまま飾っている方も少なくないのではないでしょうか。
今回のお客様のように新しい仏壇を買ったことをきっかけに仏壇のご供養に対して興味を持つということは非常に素晴らしいことだと思います。
今回の記事を参考にどのような仏花を飾ったらいいのか迷っている方がいらっしゃいましたら是非実践していただければと思います。
またその他仏壇の供養処分などに関するご質問も随時受け付けておりますのでお気軽にご連絡いただければ幸いです。
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