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2022.04.04すべて
北九州市にお住いの方より魂抜きについてのご質問をいただきました
お世話になっております。お仏壇供養の一休でございます。本日は福岡県北九州市にお住いのお客様よりお電話でのお問い合わせとご質問をいただきました。
今回の内容は『仏壇関連において魂抜きの対象になるものは?』ということについて解説していきます。
確かにお仏壇は移動する際や処分する時にご供養が必要ということが一般的ですが、何に対して魂抜きを行わなければいけないのか?
という点については一般的ではありませんのでお仏壇供養や遺品整理などでどのようなものをお焚き上げするべきか迷っている方の参考になれば幸いです。
そもそも魂抜きとは?
本題に入る前に前提として仏壇や各種仏具を全て処分する場合はお坊さんにお経をあげていただき、ご先祖様の魂をご供養していただく必要があります。
仏壇(ご本尊様)はご先祖様の魂が宿る家や寺院のような役割を果たしますのでそのままの状態で廃棄処分や引越しを行うというのは非常に失礼な行為に当たります。
処分を行う際は寺院に依頼し僧侶にお経をあげていただくことで必ず供養を行いましょう。
魂抜きの対象になるもの
まずご紹介するのは魂抜きが必ず必要になるものです。
ご本尊様、ご位牌など
ご本尊様とは仏壇の中央、最上段に配置している仏像や掛け軸の事を指します。
また中央のご本尊様の両サイドに飾られる掛け軸や仏像などは『脇仏』と呼ばれ各宗派の開祖などその宗派に大きく影響を及ぼした僧侶が飾られています。
また故人様の魂が宿る依代とされているご位牌も49日の際に魂入れが行われているものになりますので処分の際は魂抜きが必須となります。
お仏壇を飾り、お参りするということはこのご本尊様とご位牌に対して行うものですので必ず魂抜きが必要になるということを覚えておきましょう。
魂抜きについて迷うもの、人によって供養するもの
上記のように魂抜きの対象になるものというのは飾る位置、魂入れをそもそもしているものですのではっきりと区別できます。
しかし下記のようなものは魂抜きの必要はないものの心情的に処分を行いにくいもので須野でどうしても処分が難しい場合はお焚き上げなどの供養を行ってもらいましょう。
ご遺影、掛け軸(ご本尊ではないもの)、飾りとしての仏像など
まず最もお問い合わせが多いものがご遺影です。
ご遺影は故人の写真が載っていますのでゴミとして処分するのは非常に忍びないのですが、厳密にいえば故人の写真を飾るという風習が定着したのは写真技術が一般化した最近のことになります。
そのため遺影には魂入れを行っておらずそのまま処分を行ってもよいものとされております。
またご本尊ではない飾りの掛け軸などについても同様の理由で魂抜きの対象にはなりません。
掛け軸については上記で説明した掛け軸タイプのご本尊との見分けが付きにくいかと思いますが、飾ってある位置で判別するか我々のような専門家、檀家様などに問い合わせてみてください。
一般的に魂抜きの対象にならないもの
上記で紹介したもの以外の仏具
下記のような仏具には魂入れを行っておりませんのでそのまま処分を行うことができます。
比較的ご自身で処分が行いやすいものかと思いますので地域自治体のルールに沿って処分を行ってください。
- 三具足:花立(お花立て)、香炉(お線香立て)、火立て(ろうそく立て)
- おりん
- ゆのみ、物販器(ごはんをお供えするもの)
- 高坏、仏器膳(物販器やゆのみを乗せるお盆)
- 常花、吊灯篭、瓔珞などの装飾品
- 仏壇本体
その他焼香炉や座布団に至るまで上記”魂抜きの対象になるもの”以外の仏具はこれにあたります。
その他ご遺族の遺品など
その他ご遺族の遺品、特にその方の作品や思い入れのある人形などのコレクション品も簡単に処分を行いにくいものの代表格です。
原則これらのものも特に仏教として魂抜きを行う必要がありません。
お気持ちが乗らない場合は新聞紙等で包み外から見えない状態で処分を行うか、後述するお焚き上げサービスを使って焼却処分を行うなどがおすすめです。
仏壇を移動する、処分する、買い替える際は業者も検討
仏壇処分をはじめとした供養はお坊さんの手配や粗大ごみとして手配、運搬などご自身で行った場合は非常に手間になるため業者を利用することをおすすめします。
ここからはお仏壇供養の際の手間と仏壇供養専門の業者を使った方がいいケースについて紹介させていただきます。
仏壇供養と処分の手間について
仏壇供養と処分の際には一般的に以下のようなことが手間として考えられます。
・『誰が』『いつ』処分を行うのか話合いが必要
・魂抜きをしてもらうための僧侶の手配
・手配した僧侶、親戚との日程調整
・僧侶のお出迎え、お布施などの準備
・仏壇の解体作業
・仏壇の搬出
・粗大ごみ、ごみ処分業者とのやり取り
・分別作業
特に仏壇は一般的なサイズで50㎏を超えるものが多いので運搬については手間だけでなく危険が伴います。
専門業者に任せることのメリット
仏壇供養にかかる手間のことを考えると料金面との兼ね合いを見ながら業者に任せていただくことをおすすめします。
仏壇供養や処分を行うタイミングというのは遺品整理や生前整理など仏壇供養以外にも何かと忙しい時期であることが多いです。
またご自身で行う時の傾向として時間の自由がききにくい(お坊さんや粗大ごみの指定日など)事が多いため、一気に済ませてしまいたい時やできるだけ時間をかけたくない時は便利です。
またしっかりとした処分業者はしっかりとした仏壇の知識を持っているためご供養や処分方法に間違いが生じません。皆様がいろいろと調べる手間も省くことができます。
専門業者に任せることのデメリット
専門業者に任せることのデメリットですが、まず思い浮かぶのが料金面です。
仏壇供養から運搬、処分までの行程を全てお任せいただけるため額面上はどうしても全てご自身で行うときよりも金額が高くなる傾向があります。
ただしご自身で行う際もお坊さんにお渡しするお布施は3万円~5万円が相場とされております。
オプションサービスを特に付けない場合はコチラの金額に1~2万円ほどプラスされるようなイメージで考えておいていただけると自分で行う際の手間をコストと考えながら見積の際の参考になるかと思います。
遺品整理や故人の思い出の品はお焚き上げサービスを
ここまでご紹介したように仏壇供養と処分は費用面と手間の面で大変な作業になります。
もちろん我々仏壇供養の一休ではこれらをメインサービスとして提供させていただいております。
また遺品整理や思い出の品、その他処分を行いにくいものについての専門的サービスについても一休で提供させていただいております。
ここでは仏壇供養の一休のサービスについて簡単に紹介させていただきます。
仏壇供養の一休の仏壇供養、処分サービス
仏壇供養の一休は長年全国で仏壇供養と処分のサービスを提供させていただいております。
一休の遺品整理プランとお焚き上げプランのご紹介
今回ご紹介させていただきました
- 魂抜きの必要はないものの、一般的に処分しにくいもの(位牌や掛け軸、仏具等)
- 故人の思い出のつまった品々
については『遺品整理プラン』『郵送お焚き上げサービス』をご利用いただくと非常に便利です。
遺品整理プランは職員がお客様のお宅に訪問しご遺族の遺品について丁寧に仕分けをしながら回収を行い、思い出のつまったものについてはコチラでご供養と焼却処分(お焚き上げ)をさせていただくというものです。
遺品整理プランの場合は料金がトラックの大きさと台数、担当させていただく職員の数で決まりますので比較的お荷物の量が多い場合や大型の物を処分する際に使っていただきやすいです。
また郵送お焚き上げサービスはその名の通り段ボール箱にお焚き上げをしたいものを詰めてコチラに郵送していただければ、提携しているお坊さんに依頼しお焚き上げを実施、ご供養証明書を発行させていただくという手軽なサービスです。
郵送サービスは段ボールに入るご遺影のようなコンパクトなもの、量が少ない際にご利用いただけるのが便利かと存じます。
また多少量が多くても一箱の料金が低価格のため段ボールが複数個になった場合でもお得にご利用ができるサービスとなっております。
料金の詳細などは当社ホームページに詳しく記載させていただいておりますので是非チェックしてみてください。
遺品整理プランについてはコチラ:https://butsudankuyou-ikkyuu.com/ihin/
郵送お焚き上げサービスについてはコチラ:https://butsudankuyou-ikkyuu.com/takiage/
仏壇供養の一休までお問い合わせください
いかがだったでしょうか。
今回ご紹介したようにお仏壇の魂抜きを行うということには意味があります。
反対に何に対して供養が必要かということについて把握しておくことで供養が必要のないものに関しては気を使うことなく処分を行うことができます。
中には今回紹介したようなものがなかなか処分できずに
「遺品整理は終わったのに捨てにくいものは家に持ち帰ってしまいあとから処分に困る」
ということもよく伺います。
今回の記事を参考に是非皆様の身の回りの整理にお役立てできれば幸いです。
またどうしても処分が難しいものに関しては気軽にご利用ができて確実にご供養を行うことができるお焚き上げサービスを是非ご利用ください。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。
仏壇供養を
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