ブログ
2022.03.30すべて
【愛知県名古屋市】仏壇を引き取りたくないというご相談をいただきました。
お世話になっております。仏壇供養の一休でございます。
本日は愛知県名古屋市にお住いの方から『仏壇を引き取りたくないんですけどどうしたらいいですか?』といった旨のご相談をお受けしましたのでお応えさせていただきました。
本日のご相談内容『仏壇を引き取りたくない!』
本日ご相談いただいた方は40代の女性の方で先月お母様を亡くされ、現在遺品整理中とのことです。
遺品整理はほとんど完了されているとのことですが、お仏壇については現在引き取り手をご兄弟で相談中とのことでした。
そんな中インターネットを見てお電話をいただき、下記のようなご相談をいただきました。
「遺品整理中なのですが、親族がみんな理由を付けて仏壇の引き取りを断るので困っています。私の家も一人暮らし用の間取りなのでどうしても大きな仏壇を置くことができなくて。やっぱり仏壇は息子か娘が引き取らないといけないんですかね?」
というものでした。
習慣としてお仏壇は親族が引き取り継承していくというのがこれまでの日本のいわゆる「普通」ではありましたが近年では様々なご事情や考え方の変化により仏壇の継承が困難となることが増えております。
いただいたご質問に関しましては、今回の記事で解説させていただいている内容を踏まえまして回答をさせていただきました。
仏壇は必ず引き取らなければいけないのか?
今回のご相談者の方のようにお仏壇を持っているご両親が亡くなった際にお子様(お孫様)がお仏壇を引き継ぐというのは昔から習慣となっているのが事実です。
しかし実際に法的に仏壇を相続し、守っていかなければいけないという決まりはございません。
仏壇に関しては亡くなった方の預金などの資産と違って遺言状等に記載がされている場合を除きお子様以外も相続を行うことが可能なのです。
つまりお仏壇は処分を行っても良いということになります。
「お仏壇を処分する」というとご先祖様に失礼ではないかというイメージがある方もいらっしゃいますが、近年では住宅事情や家庭の事情が複雑化しておりどうしてもお仏壇の継承が難しいという方はたくさんいらっしゃいます。
そんな先祖代々大切に継承されてきたお仏壇を放置してお手入れを行わないことよりも正式な手続きを踏んでしっかりとご供養じまいを行った方がいいという考え方もございます。
仏壇を処分する際はご供養が必要です
上記の説明で必ずしもご家族が仏壇を継承しお手入れを行っていく必要がないことはお話させていただきました。
お仏壇を処分、またはお預かりする場合は通常の家具等と異なりお仏壇に宿るご先祖様の魂をご位牌(お仏壇)から抜き取り魂の供養を行う必要がございます。
その供養がないとご先祖様の魂が宿ったまま処分を行うことになりますので非常に失礼な行為にあたります。
このために行う供養の事を『閉眼供養、魂抜き、お性根抜き』等と呼び寺院からお坊さんをお招きしお経をあげていただくことが一般的です。
ご供養が終わったあとのお仏壇は粗大ごみなどで処分することも可能です。
またご自身で処分される場合、地域自治体ではご供養が終わっていることが条件などと定められている場合も多くあるので確認しましょう。
仏壇を引き取りたくないときの2つの対応方法
ここまででお仏壇の処分を行うためにはお坊さんによる閉眼供養が必要だという事をご説明してきました。
お仏壇を引き取りたくない場合には2つの対応方法がございます。
仏壇を預ける
一つ目はお仏壇の管理を人に任せるということです。冒頭でも説明させていただいた通り、お仏壇については必ずしも相続財産のように厳密な順番で相続先が決まっているわけではありません。
亡くなった方のご兄弟や親戚がお仏壇を継承できる環境にあるのであれば預けるというのも選択肢の一つです。
また仏壇の預け先は我々のようなお仏壇専門の業者に依頼を行うことも可能です。
仏壇回収業者の中には我々のように定期的なご供養やお手入れを実施させていただくところもございますので、この後にご紹介する処分を絶対にしたくない場合、預け先がない場合は選択肢にいれていただくこともできます。
しかし、業者を使ったお預かりの場合定期的かつ永久に料金が発生してしまいますので実際にこのような方法をとるのは現実的とはいえません。
仏壇を処分する(ご供養じまい)
最も現実的な方法がお仏壇を処分することです。
お仏壇に関してはご供養が必要ですのでお坊さんをご自身で手配していただき粗大ごみ等で出す方法が一番料金的には安く行うことができます。
ただしお仏壇は重く、またお坊さんへの作法やご近所さんの目が気になるなどご自身で行う場合は多くの煩わしいさがございますので下記の条件に当てはまる場合は仏壇供養と処分を専門とする我々のような業者にご依頼していただくことをおすすめします。
・会社の有給などの都合があり長い時間をかけることができない
・仏壇の運び出し作業等にあたり2人以上の人数を確保することが困難
・菩提寺(檀家さん)を把握していない
・できるだけ手間なく手続きを進めたい
・実家が遠方にある
等々。。。
また仏壇供養の方法や処分方法につきましては他の記事でも解説させていただいておりますのでそちらも確認していただけると幸いです。
愛知県名古屋市で仏壇供養と処分は是非一休までご相談を
いかがだったでしょうか。
上記でも解説させていただいたようにお仏壇の継承ができない方は年々増加しております。
お仏壇を処分する事は決して悪いことではなく正しい方法でご供養を行い処分することが非常に重要なのです。
当記事のようにお仏壇の取り扱いについては若い世代を中心にわからない方も多いかと思います。
今回ご質問をいただいたお客様にもご理解をいただき再来週にお仏壇供養と処分のご依頼をいただくことができました。
また同様のお悩みをお持ちの方は是非我々までご相談いただき、問題があれば供養から処分まで一貫してお手伝いをさせていただけると幸いです。
仏壇供養を
お急ぎの方へ
早急に対応
いたしますので、
まずはご連絡
ください。
06-6167-7919
365日対応・9時〜18時