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2022.03.26すべて
愛知県豊田市で空き家のお仏壇を移動させていただきました
お世話になっております。仏壇供養の一休でございます。
本日は愛知県豊田市にお住いの方よりご依頼を受け、空き家になっているお宅でのお仏壇の閉眼供養と運搬をお手伝いさせていただきました。
今回の記事では現在社会問題ともなっている空き家のお仏壇の処分についてご報告させていただきます。
今回のご依頼内容
お仏壇の閉眼供養:16500円
お仏壇の運搬と開眼供養:41800円
合計額:58300円
今回ご依頼いただいたお客様は愛知県豊田市にお住いの方で近隣のご両親がお住いになっていた空き家の整理作業を行っていた方です。
整理の過程でお仏壇の扱いを検討されていたとのことですが、この度継承されお住いのご自宅へ運搬をしたいとのことでご依頼をいただきました。
一般的にお仏壇を継承されず処分を行う場合はお仏壇の供養を行うというのは一般的ではありますが、実はお引越しなど大きく移動を行う際もご供養が必要です。
ここからはお仏壇の移動に伴うご供養についてご説明していきます。
お仏壇の移動について
ここからは「お仏壇を移動する場合」について必要なご供養などを説明させていただきます。
仏壇を移動する場合
上記でもご説明したように引越しなどで仏壇を大きく移動する場合にも閉眼供養を行う必要がございます。
ご先祖様の魂がこもった状態で仏壇を移動するということは失礼にあたるという考え方ですね。
仏壇を新しい置き場所に移動した場合、再度その仏壇にご先祖様の魂を込める必要があります。
このご供養を『開眼供養(魂入れ、開眼供養)』と呼びます。
こちらも閉眼供養同様、お坊さんに依頼をして行う必要がございますので移動を行う際はこの2つのご供養の段取りを必ず行うようにしましょう。
(宗派によっては移動に際してのご供養方法が異なる場合がございますので事前に菩提寺等にご供養の必要性をお問い合わせいただけると間違いありません)
お仏壇移動の際に気を付けたいこと
先祖代々受け継がれるお仏壇はものによってはかなり大きいサイズになり一般的なサイズ(20号)のものは50㎏から60㎏の重さがあります。
またお仏壇の中には非常に繊細な飾りや傷がつきやすいという特徴もございますのでご自分で移動される場合は慎重に行う必要があります。
複数人で作業する
上記のようにお仏壇は50㎏を超えるものです。
この重量のものを一人で持ち上げて運ぶとなると若い男性でもかなりきつい作業になります。
また幅によっては玄関先などで慎重に運ぶ必要がありますし、エレベータがないアパートなどの場合実質お一人での運搬が不可能かと思います。
大切なお仏壇を傷付けないようにするためにも必ず2人以上で運搬するようにしましょう。
また2人で運搬する場合でも上台と下台を分けて運ぶ、引き出しなどはあらかじめ抜いておき複数回に分けて運搬するなど少しでも重量が軽くなるように工夫を行いましょう。
自宅を傷付けないように
重量があるお仏壇ですので、落としてしまったり壁にぶつけてしまうような事があればお家に大きな損傷が生じる可能性があります。
お仏壇自体も壊れてしまう可能性があるため運搬の際には毛布をかける等緩衝する工夫を行いましょう。
ご本尊や仏具などは別に梱包して運ぶ
仏壇を運搬する際はあらかじめご本尊様やご遺影などを取り出した後、一つ一つ梱包してから段ボール箱に詰めましょう。
仏壇の装飾同様、ご位牌なども梱包しないと破損する可能性の高いものです。
一つ一つ梱包するのは非常に手間がかかる作業ではありますが必ず行いましょう。
また仏壇内の吊り灯篭などの装飾品は取り外しができるものがあります。こういった装飾品は特に壊れやすいものですので運搬前に絶対に取り外しを行っておきましょう。
写真撮影を行う
お仏壇をご自身で運搬した場合によくあるトラブルが『元の状態に戻せない』事です。
信じられないかもしれませんが運搬後に組み立てや仏具の位置がわからなくなったりしますので、そうならないように事前に写真を撮影しておけば間違いありません。
お仏壇の移動は業者にお任せいただけるとご安心です
いかがだったでしょうか。
お仏壇を処分する際は閉眼供養が必要ということは有名な事なのですが、今回のように移動を行う際にもご供養が必要な事はあまり知られておりません。
また今回ご紹介したようにお仏壇は非常に重く、装飾品等があるため運搬の際は非常にデリケートなものとなりますので複数人数、慎重な運搬を心がけるようにしてください。
しかし正直なところもともと仏壇に関する知識がなかったり、専門的な運搬知識が必要となるため今回のお客様のように専門の業者に依頼するのが安心かと思います。
また業者を選ぶ際は当社のようなお仏壇の運搬やご供養の知識が豊富な専門業者を必ず選ぶようにしましょう。
少しでも不安な場合はけがなどにもつながる可能性がございますので無理をせず是非『仏壇供養の一休』までお任せいただけると幸いです。
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