御布施 お布施 書き方 仏壇供養の一休よりお知らせ

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2019.05.30お知らせ

仏壇供養の一休より ~供養 お布施 書き方お伝えいたします~

おはようございます!本日は意外と知られていない正しいお布施の書き方をお伝えいたします。

気が付けば今年も半年近く過ぎて夏の時期(お盆)に入りつつあります。

気候もまだまだ落ち着きがない感じですが、日によっては熱中症対策などが必要な時もありますよね。

夏休みなどで帰省されてお墓参りなどに行かれる方も多いかと思いますので今回はお坊さんにお渡しする「お布施」についてお伝えいたしますのでご参考ください。

 

お布施について

1、お布施とは

葬儀関係や法事法要の時にお寺(お坊さん)にお渡しするお金(謝礼)のことです。

奉書紙で包んでお渡しするのが正式な形になります。(のし袋は使いません)昨今ではお布施をまっさらな封筒に入れてお渡しする形が一般的です。

封筒の種類は「➀半紙の中包みにいれて奉書紙で上包みをして水引をかけない形」→「②御布施と書いた袋(コンビニなどで入手可能)に表書きで記入した物」の順で丁寧とされています。

(②の白封筒は白い封筒の物を使い、二重になっている物は使わない、理由としては二重に重なっている物は不幸が重なると言われているからです。)

➀、⓶のどちらも水引は用いません。

 

2、お布施の書き方

表書きの上段には「御布施」「お布施」「御経料」「御礼」「御回向料」と書き、下段には施主の性を書くかフルネームで記入します。

書くときに用いる墨の濃さは出来るだけ濃い色のものを使いましょう。

裏面の書き方は白い封筒の表側に「御布施」「フルネーム」を書いた場合は裏面は記入しなくて大丈夫です。

(住所氏名を書くのは基本的に中袋に書きます。)

※一部の地域では白封筒の表面に「OO家」とだけ書いた場合に裏面左側に住所氏名を記入することもあります。

※さらには裏面に金額を記入する地域もありますが、基本的には必要ありません。

 

 

 

3、お布施の中袋の金額の書き方

中袋に金額を記入するときは漢数字を用いて書きます。【壱、弐、参、四、伍、六、七、八、九、拾、圓(えん)などです】

 

4、お布施の入れ方

お金の入れ方は意外かもしれませんがお寺に不幸があったわけではないので「慶事」の入れ方と同じになります。

お札のお顔が上(表面側)に来るように入れます。中袋があるタイプのものも同様です。

(お車代、お膳料を包む際も同じ向きで入れます。)

そしてお布施に限らずですが、法事法要などの時にはしわのついた物や折れ曲がっているようなものではなく「新札」を包むのがマナーです。

なるべくきれいな状態でお渡しした方が受け取る側からしたら気持ちがいいからです。

 

以上がお布施袋についての説明の記事になります。

法事法要関係は決まり事などが多く、覚えるのが大変だと思いますのですこしでもご活用いただけたらと思います。