仏壇を移動する際に行うべき事 | お仏壇の処分・引取り・回収なら【仏壇供養の一休堂】大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・三重・淡路島・和歌山

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2022.04.01すべて

仏壇を移動する際に行うべき事

お世話になっております。お仏壇の供養の一休でございます。

 

本日は生前整理をきっかけにお一人暮らし用のマンションにお引越しされたお客様のお仏壇の供養と搬入を代行させていただきましたのでご報告させていただきます。

 

また今回のご依頼をうけお客様にお仏壇のお引越しについて相談をいただいた事項もございますのでそちらも皆様と共有させていただけると幸いです。

本日のサービス内容

 

仏壇移動・引越し代行サービス:〇〇円

 

本日ご依頼いただきましたお客様は愛知県豊橋市にお住まいの60代女性の方です。

 

現在生前整理中のこの方は、数年前に旦那様を亡くされ現在お一人暮らしで最近体力の衰えを感じたことがきっかけで家財道具の整理、財産整理、お一人暮らし用のマンションへのお引越しをされております。

 

お客様からご相談をいただいたのは2週間前ほどで、その際は古い一軒家のご自宅からそのままお仏壇を新しいご自宅に搬入するという形をとらせていただきました。

お仏壇の移動の際に考えるべき事

結論から申し上げるとお仏壇を移動する際に気をつける事で最も特徴的なのはお仏壇を移動する前後で御供養を行う事です。

 

ご供養についての詳しい方法などについては事項で詳しく解説させていただくことにして、ここでは当社スタッフの長年の経験からお仏壇を移動する際に意識したいことについていくつかあげさせていただきます。

 

・お仏壇の搬送先までの距離

・お仏壇の搬送先の部屋の広さ(スペース)

・お仏壇の搬送先のデザイン(和室・洋室)

・お仏壇を継承するのか、しないのか

 

上記のような状況を加味した上でお仏壇をどのように取り扱うのかを決めていただければと思います。

特に生前整理の場合、今回のお客様のようにすでに持っている広い一軒家を引越し、一人暮らし用の住居に転居される場合も多くあります。

 

その場合はさらに転居先の状況確認を行う必要がございます。

 

お仏壇を移動する際は以上のようなことを意識してご自身で行うのか、お仏壇引っ越しを専門としている業者に依頼を行っていただけると幸いです。

仏壇のお引越しの際のご決断3選

以上のことから引越しをする際に考えられるお仏壇のお取り扱いは3種類の方法が考えられます。

 

・お仏壇をそのまま引越しする

・住居状況を考えて新しいお仏壇に買い替える

・次の住居に持っていけない、お手入れができない場合は処分を考える

 

今回の記事を参考にしてお引越しの状況がどのようになるかで皆様の選択肢を選んでいただければと思います。

お仏壇の移動にはご供養が必要です

上記でも再三触れてきましたがお仏壇を移動する、もしくは新しいものに買い替えるいずれの場合も方法に応じたご供養を行う必要があります。

 

仏壇(ご位牌・ご本尊)はご先祖様の魂が宿る非常に神聖なものですので間違っても供養を行わずに処分を行うこと等は避けましょう。

 

引越し業者の中にはこれらのご供養が済んでいないお仏壇の運搬を拒否するところもあり、これらの事実からもお仏壇は特別ということがわかるかと思います。

 

ここからはそんなお仏壇の供養について簡単にご説明していきます。

閉眼供養

まずはご本尊やご位牌に宿るご先祖様の魂を大切にお仏壇から抜き出しご供養する事で仏壇を運搬可能な状態にするご供養が必要となります。

 

このような供養を「魂抜き」「閉眼供養」「お性根抜き」と呼びます。

開眼供養

お仏壇を処分してご供養じまいとする場合は閉眼供養だけを行いそのまま処分を行っても大丈夫ですが新しいものに買い替える場合や他の場所に引越しをする場合は移動した先、または新しいお仏壇に魂を込めるご供養が必要となります。

 

このように閉眼供養の反対のご供養を「開眼供養」「魂入れ」「お性根入れ」等と呼びます。

 

このご供養を行わないと新しいお仏壇や持ち運んだお仏壇はただの家具になってしまいますのでご自身で手続きを行う場合は忘れないようにしましょう。

 

以上が必要な供養になりますが、お手続きは檀家様(菩提寺)にご連絡し仏壇を処分、または引越しをしたい旨をお伝えすれば対応してくれます。

 

しかし、中にはご自身の菩提寺を把握されていない方や今回のお客様のように仏壇の運搬等が必要な場合は重量のある仏壇を運ぶ人手等が必要となります。

 

正しい仏壇の処分方法が不明な方はお近くのお寺に相談したり我々のように仏壇のご供養とお引越しを専門に行っているような業者にお問い合わせをいただくことをおすすめいたします。

 

詳しい処分方法や費用については別途記事でもご紹介しております。仏壇供養に関する予備知識をお知りになりたい方は是非そちらもご参考にしていただければ幸いです。

仏壇供養の一休仏壇専門移動・引っ越し代行サービス

ここまで仏壇のお引越しや買い替えの際に必要な供養について説明してきましたが、お仏壇のご供養から運搬まで専門的な知識が必要となります。

お仏壇を運搬する際の注意点

お仏壇の運搬に専門的な技術や知識が必要な理由は2つあります。一つはお仏壇は一般的なサイズでは重量が50kg以上あり運搬する際はお一人では難しいという事で非常に危険です。

そのため基本的には2人以上で運ぶことになります。

 

もう一つはお仏壇は非常に多くのパーツで構成されており、中には取り扱いを間違えると破損などが起きやすいため慎重かつ専門的な知識を持って運搬を行う必要があることです。

 

流石にご自身で運搬を行う場合、位牌をはじめとした仏具を乗せたまま運ぶことはないかと思いますが、お仏壇はいわば美術品のように飾りや釣り灯篭などの繊細な部品があります。

 

またお仏壇を運搬する際はお家を傷つけないように養生を行い運び込む必要性がございます。

無駄なく便利な一休の仏壇専門移動・引越し代行サービス

上記で説明させていただいたように「ご供養が必要」「運搬に専門的な知識と人手が必要」ということからお仏壇のお引越しは個人では困難です。

 

お仏壇のお引越しは専門の業者を利用していただく事をおすすめします。

 

我々「仏壇供養の一休」では仏壇の引越しに特化した専門のプランをご用意しております。

 

一休のプランはこれまでご説明させていただいた

 

・魂抜き

・仏壇の搬出

・仏壇の移動

・仏壇の搬入

・仏壇の設置と飾り付け

・魂入れ(開眼供養)

 

全ての内容をプラン料金とし長年培ってきた専門の知識でサポートさせていただいております。

 

これらの作業を寺院への依頼や引越し業者などに別々にお願いする場合、それぞれに料金がかかり、ご供養に関しては寺院によりお布施の金額が異なることから安心してご利用することができるとご好評をいただいております。

 

また上記基本プランだけでなく「お引越し・リフォームの際のお仏壇預かりがついたプラン」や「宗派を指定されたお仏壇供養のプラン」等お客様のご事情に合わせたプランもご用意しております。

 

ご事情に合わせたプランをご提案させていただきますので是非ご相談をいただければ幸いです。

仏壇の引越しは仏壇供養の一休まで

いかがだったでしょうか。

 

今回の記事でご紹介したようにお仏壇のお引越しの際は閉眼供養と開眼供養という2つのご供養が必要です。

 

またお仏壇を動かす際には大仕事になりますのでご供養の必要性以外にも引越し先の環境などを考慮して買い替えなどの方法を検討することが重要となります。

 

この記事をお読みになっている方の中で今後仏壇の移動をご検討されている方は是非今回の記事をご参考にしてください。

 

またお一人での移動が困難な場合はご供養から移動までを代行できるサービスのご使用をご検討ください。