【仏壇のお引越し】お仏壇を移動させたい! ご供養は必要?

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2023.10.27すべて

【仏壇のお引越し】お仏壇を移動させたい! ご供養は必要?

お仏壇の移動、ご供養は必要なのでしょうか?

もうすぐ11月、世間では転勤に伴うお引越しもそろそろ落ち着く頃でしょうか。

お引越しといえば、先日、神奈川県横浜市のお客様から

お仏壇を実家から自宅へ移動させたいのですが、ご供養などは必要でしょうか?

というご質問をいただきました。

他にも、広島県のお客様から、

隣のお部屋にお仏壇を移動させたいが大きくて運べず専門業者に依頼したいというご連絡を。

埼玉県さいたま市のお客様からは、

家の建て替えに伴ってほかの場所に預けたいとのご相談をいただいたところです。

お仏壇のある場所を移すとき、そもそもご供養が必要なのか? というご相談から、

どこかに預けることはできるのか?

敷地内の移動をしてほしい! など、たくさんのお問い合わせをいただきます。

今回は、このようなお仏壇の移動に関する豆知識をご紹介いたします。

近い距離でのお仏壇の移動にも、供養は必要なの?

結論として、お仏壇の移動には魂抜きと魂入れというご供養をする必要性がございます。

宗派によって考え方は異なりますが、お仏壇は仏様やご先祖様の魂が宿る家のようなものですよね。

そのため、魂が宿ったままのお仏壇移動は、家の中の人ごとお引越しをするようなこと。

あまり望ましい行為とはいいがたいものなのです。

せっかくなので、ご供養の内容について、簡単に紹介させていただきます。

移動前のご供養:魂抜き(閉眼供養/お性根抜き)

まず、お仏壇を移動する前に、お仏壇から魂を抜くためのご供養をします。

「魂抜き」「閉眼供養」「お性根抜き」などと呼ばれており、宗派に合わせた内容のお経をお寺様にあげていただくものです。

お仏壇の魂抜きが完了すれば、お仏壇の中には魂が宿っていない状態となります。

そのような状態としてやっと、移動しても問題ないという考え方になるのです。

移動後のご供養:魂入れ(開眼供養/お性根入れ)

お仏壇の移動を終えたら、一度魂を抜いたお仏壇に再び魂を入れるご供養が必要となります。

こちらのご供養は「魂入れ」や「開眼供養」「お性根抜き」などと呼ばれています。

この魂抜きのご供養を終えたところで、ようやくお仏壇のお引越し・ご移動は完了となるのです。

お寺様とのやりとりはすべて、仏壇供養の一休でご対応可能です

一般的に代々お仏壇を受け継いでいるご家庭には、長年お付き合いのある菩提寺様がある場合もございますよね。

しかし、菩提寺様がない、あるいは知らないというお問い合わせも少なくありません。

このような場合、お仏壇の移動前後にご供養できる寺院をご自身で探すことになります。

しかし、現在では、檀家として契約のあるお宅にのみご供養に行かれるというお寺様も多く、なかなかご供養に来ていただきにくい現状がございます。

特にこだわりがなければお坊さんの仲介サービスや業者を通してをお勧めいたします。

仏壇供養の一休のお引越し・移動の基本セットには、もとより魂抜きから魂入れまでが含まれているだけでなく

ご供養に際して宗派のご指定をいただくことも可能です。

もちろん、菩提寺様にご供養を依頼されたいという場合は、

基本セットからお値引きして、お仏壇のご移動のみのご依頼も承っております。

どちらの場合も、お気軽にお申し付けくださいませ。

お仏壇のお引越し、移動について

閉眼供養が終わった後は、お仏壇を別のお部屋に運ぶ作業が待っています。

しかしお仏壇の多くは重厚な木造で、小さなものでも重量があり、見た目よりも運びにくい場合が多いです。

ましてや女性やご高齢の方にはほぼ不可能といっても差し支えなく、

ご家族に頼れない場合は業者を呼んで運搬を依頼することになるかと思います。

お仏壇を運ぶだけであれば、町の便利屋さんから有名引っ越し業者まで、様々な業者様が請け負って下さることでしょう。

ただし、運搬に不慣れな業者様に依頼を行うと、

大切な仏壇や仏壇以外の家具や床に傷がついてしまう可能性がございます。

また、お引っ越し業者様ではお仏壇は美術品扱いになることも多く、通常の家財道具を運搬するよりも金額がかさむ場合もあるのです。

何より、お仏壇は仏様やご先祖様の魂が再度入れられる大切な家

以上を踏まえて、お仏壇のお引越し・移動を含めた実績豊富で運搬ルートや傷がつかないための工夫などができる専門業者に依頼するのがベストではないでしょうか。

仏壇供養の一休は、お仏壇のお引越しやご移動、お仏壇じまいに伴う引き取り処分などを含め、年間2,000件を超える実績がございますので、安心してご依頼くださいませ。

置き場所に困ったら、お仏壇じまいをご相談ください

自宅内でのお仏壇の移動や引っ越しに際するお仏壇の移動と供養をご相談くださるお客様には、処分と引越しで検討中のご相談を受け、2パターンのお見積りをご提示したこともございます。

先日お伺いした東京都内のお客様は、もともと同居家族が増えたことによりお仏壇の置き場所に困ったため、場所を移動したいというご希望でした。

しかし、ご相談をうける中で、お客様のご希望に合わせて弊社のできる限りのご提案を差し上げたところ、

結果的にはお仏壇からご先祖様の魂抜きを行い、処分される方法をご選択されました。

もともとお体を悪くされ仏壇の手入れが以前よりも滞っていたことや、お子様やお孫様が受け継いでくれるのかという不安もあり、

ご自身の元気なうちに、しっかりとご供養をして仏壇処分をしたほうが良い

というお考えの末の選択だったと話されていました。

同じように、今まで大切に手入れをし、手を合わせてきたお仏壇の継承にご不安を感じられている方は少なくありません。

「仏壇処分」と言ってしまえば、聞こえが悪いと感じるかもしれません

ですが、大切なのは仏様やご先祖様を思い、お祀りすることでございます。

正しい段取りでお仏壇の供養を行い、思い切って仏壇じまいをすることも、

不安を解消するための手段の一つではないでしょうか

お仏壇じまいや移動・お引越しの際、ご供養方法も様々ございます

弊社では基本的に、お仏壇処分をされる場合は合同供養という方法をとらせていただいております。

しかし、お客様のご希望により、お寺様をご自宅にお招きすることも可能です。

訪問供養での仏壇処分をご希望された埼玉県川越市のお客様は、

慣れ親しんだお仏壇が運搬された後のお部屋をご覧になって

「最初は不安だったけれど、丁寧に供養をしていただいたので役目を果たした感じというか、肩の荷が降りたようですっきりとした気持ちになりました」

とご満足いただけたようでした。

お仏壇の移動・供養・処分のご相談は、ぜひ仏壇供養の一休へ!

お仏壇のご供養では、お寺様へのご依頼からお布施の受け渡しなど、様々な作法がございます。

また、お仏壇の移動やお引越し、処分に伴う運搬作業は、かなりの力作業になるものです。

仏壇供養の一休では、

自宅内でのお仏壇の移動
お引越し
お仏壇じまいと処分

といったすべてのサービスに対応させていただいております。

対応エリア外からのご相談でも、その他の方法のご提案が可能なことがございます。

また、年間2000件以上もの経験で培ったお仏壇の運搬技術と知識を、

業界最安値クラスのお値段で、お客様にご提供させていただきます。

まずはご相談から、お気軽にお問い合わせくださいませ。