お仏壇にお供えするおすすめのお花の種類を解説。ダメな物はあるの? | お仏壇の処分・引取り・回収なら【仏壇供養の一休堂】大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・三重・淡路島・和歌山

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2020.06.12すべて

お仏壇にお供えするおすすめのお花の種類を解説。ダメな物はあるの?

はじめに

大阪のみならず日本各地は梅雨の季節となり、じめじめしたお天気が続いておりますが皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 

お世話になっております。「仏壇供養の一休」でございます。

先日、ご利用いただいたお客様からお仏壇にお供えするお花の件についてご相談をいただきましたので、今回はお供えする際のお花についてお答えさせていただきたいと思います。

 

◆お仏壇のお供えに適したお花の選び方とは?

供花についてのご相談をいただく際に最も多いご質問が「どんな種類のお花を選ぶのがいいか?」という質問です。

仏壇のお供えにおすすめの供花、あるいは選ばないほうが良いお花の代表格について触れていきたいと思います。

●供花に適したお花の選び方

まずは供花として適しているお花の特徴についてご紹介していきたいと思います。

お花選びの際に下記の要素を踏まえたものを選ぶといいでしょう。

 

  • 長持ちするもの
  • 一年を通じて生産が安定しているもの(年間・季節性)
  • タブーではない花(タブーの花は後記にて紹介させていただいております)

●おすすめのお供え用の花

特に具体的なお花のこだわりがない場合は下記のようなお花を選んでいただくかスーパーやホームセンター、生花店などで販売している花束を購入していただければ無難かと思います。

下記の花は①お手入れがしやすい②長持ちしやすい③年間を通して入手がしやすいなどの条件が整っているため使用しやすい花です。

 

  • カーネーション
  • トルコキキョウ
  • スプレーマム など

 

次にお供えするお花の本数ですが、お供えするお花の本数は『奇数』にするのが一般的であります。(例:3本、5本など)

また法要の際のルールで一般的なのが

 

  • 49日までは3色に抑える(白、黄、紫の3つです。)
  • 49日以降は5色の花を添える(赤、ピンク、黄、白、紫の5つ。)となっております。

●仏花に適さないお花

実は供花には避けたほうが良いお花というのもあります。

故人が好んでいたお花であれば問題がないという説もありますが、そのような理由が特にない場合は下記のようなお花は避けたほうが無難といえるでしょう。

お墓という物はお寺様が複数管理されていたりするものでほかの方もお墓参りに来られます。

その際にほかの方に見られても恥ずかしくないようにされるのがいいでしょう。

 

仏花に適さないお花その①

「バラやアザミなどの『棘』つきの花」

この花は色がきれいだったり、故人のみならず多くの方が好まれやすいですが、これには『棘』がついておりお供えには適さないものになります。

お好きな方には残念な話ですが『棘』は仏教の考え方として良くない「殺生」を想起させるためです。

 

仏花に適さないお花その②

他にも適さないお花があり、その代表としてユリの花、ヒガンバナがございます。

このお花も好まれる方も多く、「ユリの花ってお供えしても大丈夫なのでしょうか?」というご質問もいただきます。

意外かもしれませんが一般的にはユリの花は『毒』を持った品種になり、仏花には適しておりません。

そのほかに有名な毒を持つ花としてヒガンバナも当てはまります。そもそもあまりいいイメージを持たれていない方もおられるかと思いますが実は毒のあるお花でありますので注意が必要です。

赤ちゃんやペットなどがもしも口にしてしまった場合も危険ですからね。

●においの強い、花粉が多いなどの理由で基本的には避けたほうが無難な花の種類

においの強い花、花粉が多い花(スギ、ヒノキ、ブタクサ、シラカンバ、ヨモギオブコニカ、マラコイデス、ウインテなど)もできれば避けたほうがいいとされています。

匂いの感じ方は個人差がありますし、花粉アレルギーをお持ちの方もおられますのでほかの方のことも想定して用意しましょう。

 

●造花やプリザーブドフラワーはお仏壇に供えるのはどうなのか?

供花の種類についてのご質問でたまに聞かれるのが『必ず生花を選ぶべきなのかどうなのか?』というご質問です。

みなさまの認知としては供花は生花を用いているイメージが強いかと思います。

結論を先にお伝えしますと供花としてプリザーブドフラワーや造花を使うことは問題ありません。

むしろお手入れを定期的にされることが難しい方やお花が傷みやすい夏場などには最近人気でおすすめです。

お花にこだわらなければ夏場に特に多くみられやすい「しきび」も日持ちしやすいものですのでお勧めです。

価格も安く、売り場も多数ございますので比較的入手もしやすいでしょう。

 

※プリザーブドフラワーとは 

「生花や葉を特殊液の中に沈めて、水分を抜いた素材で生花よりもかなり長持ち(半年くらい)するように加工した物」

 

◆お供えの花を長持ちさせる方法

せっかく購入した生花は見た目を美しく、できるだけ長持ちをさせたいですよね。

こちらでは1日でも長くきれいな状態でお花を保てる方法をご紹介いたします。

●仏花を長持ちさせるには

①定期的に小まめに水を取り替える

②茎を切る、葉をとるなどの仏花自体のお手入れをしておく

③お花を長持ちさせる”切り花延命剤”を使用する

 

水を取り替える、茎を切る、葉をとるという基本的な作業はお花をダメにする水の中のバクテリアの増殖を防ぐための処置です。これをするとしないとでは日持ちが変わってきますのでぜひ実践してみてください。

見ずの交換は、植物がお水を取り込む邪魔をするバクテリアが増殖しないようにこまめに行いましょう。

茎はお水を吸う部分の表面積を広げ、たくさんの水分を含みやすいように斜めに切るとなお良いです。

切り花延命剤は仏花用の物が有名メーカーさんから販売されており、ホームセンターなどで気軽に購入することができますので、さらに花の寿命を延ばしたい方は検討してみても良いでしょう。

Amazonの販売ページはこちら

https://www.amazon.co.jp/%E7%BE%8E%E5%92%B2-%E5%88%87%E3%82%8A%E8%8A%B1%E5%BB%B6%E5%91%BD%E5%89%A4-%E7%BE%8E%E5%92%B2-10ml%C3%97100%E8%A2%8B%E5%85%A5/dp/B00A6PF1LM/ref=asc_df_B00A6PF1LM/?tag=jpgo-22&linkCode=df0&hvadid=220250776721&hvpos=&hvnetw=g&hvrand=16336380570814941922&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=1009540&hvtargid=pla-441034445464&psc=1

 

最後に

いかがだったでしょうか?

 

今回の記事ではお問い合わせの多いお仏壇にお供えをするお花についての記事を書かせていただきました。

 

今回書いた記事は主にお花の選び方についての内容ですが、おすすめの供花やプリザーブドフラワーなどの紹介などの記事も今後どんどん更新していきますのでぜひ参考にしていただければと思います。

 

お仏壇やその他のことについて、仏壇供養の一休ではご相談に乗らせていただいております。

ぜひお気軽にご相談いただければと思います。