【長野県松本市】遺品整理を行う際の段取りと仏壇処分について | お仏壇の処分・引取り・回収なら【仏壇供養の一休堂】大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・三重・淡路島・和歌山

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2022.07.14すべて

【長野県松本市】遺品整理を行う際の段取りと仏壇処分について

お世話になっております。

 

お仏壇供養の一休でございます。本日は長野県松本市にお住いのお客様よりご依頼をいただき遺品整理に伴う仏壇の処分を実施させていただきました。

 

本日は仏壇の処分のみを担当させていただきましたが、現在遺品整理中ということで話し合いの結果残りの荷物に関しては我々の方で処分を担当させていただけるということになり後日また伺う予定となっております。

 

今回は本日のお客様のように遺品整理の最中で困っているという方に向けて効率の良い遺品整理の仕方について解説させていただきます。

遺品整理を行う前に考える、行っておくこと

まず遺品整理本番に入る前に遺品整理を行う前に確認しておかなければならない事項について説明します。

遺品整理前の打ち合わせ

遺品整理を行う上で絶対に行って欲しいのが亡くなった方の親族での話し合いです。

親族間での話し合いを行わないまま遺品整理を行ってしまうと後々相続等のトラブルが生じる可能性がございます。

 

基本的に遺品整理を行うということは故人の持ち物を処分するということになりますので相続を行ったという扱いになります。

 

したがって個人の持ち物は遺言状等がなければ相続人のものになります。

 

事前に大まかに故人が何を持っていたか確認しながら形見分けや、誰が主導となっておこなっていくのかなど話し合いを行いましょう。

 

また遺言状やエンディングノートがある場合は話し合いの場で確認する必要があります。

 

エンディングノートは特に問題はありませんが遺言状の場合は裁判所の手続きが必要ですのでそちらに関しても必ず確認しておきましょう。

退去日の確認

賃貸物件の場合は引渡し日を決め、それに応じて遺品整理を行っていくことが重要です必ず引渡し日を確認しておくようにしましょう。

 

持ち家の場合は管理や売却などの問題があるかと思いますのでその辺りも親族での話し合い事前の取り決めを行っておきましょう

スケジュール作成

家族間での話し合いが終わったらいよいよ遺品整理の準備を行っていきます。

 

遺品整理は単純なお部屋の片付けとは違いかなり時間のかかる作業になります。

 

参考としてお一人で進める場合は全ての手続きや処分が終わるまで1ヶ月程度長い場合は2ヶ月以上かかる場合もございます。

 

中には会社で休みを取って遺品整理に来られている方もいらっしゃるかと思います。

 

できるだけ早く遺品整理を終わらせたいのであれば遺品整理専門の業者を使うことをお勧めします。

 

遺品整理の専門業者であれば一人暮らし用の住宅であれば長くて1週間程度、一軒家でも2週間程度で全ての作業が完了します。

 

遺品整理を行う方のスケジュールを中心に慎重に考えていきましょう。

遺品の仕分け方法

遺品整理前に決めておくべきことが終わったところでいよいよ遺品整理をはじめていきたいと思います。

 

遺品整理において最も重要なことそれは仕分け作業です。

 

スケジュールの部分でも解説しましたが、お一人で行う場合品整理は平均して1ヶ月ほど時間がかかると言われております。

 

そんな中何の計画もなしに遺品整理を行ってしまうと、途中で挫折してしまう原因にもなります。

①処分するもの

ゴミや今後使うことのない家具などのわかりやすいものをまず仕分けていきます。

 

品目は多岐にわたりますが比較的大型のものは以下のようなものが当てはまります。

 

  • ソファ
  • ベッド
  • レンジ
  • 洗濯機、冷蔵庫などの大型家電
  • 食品類
  • 買取などに出さない衣類
  • タンス類

 

など

基本的に明らかに今後使いそうなめどがあるものや価値の付きそうなもの、重要な書類などを除けば処分を行っていくことをおすすめします。

 

あまり荷物が多くなると次はその荷物を運搬するための費用がかかったり、やっぱりいらなかったとなって再度処分を行うことになる可能性があるためです。

 

尚、この後に解説する仏壇などは継承が難しい場合、処分を行うことになりますがこれらは処分を行う前にご供養が必要な場合がございます。

 

事前の家族での話し合いでこれらのものを最終的にどうするかをしっかりと決めておきましょう。

②残すもの

遺品整理で残すものは大きく分けて以下のものになります。

 

  • 貴重品
  • 形見、思い出のある品
  • 買取の対象になるもの

 

これらは見逃しのないように丁寧に仕分けを行いましょう。

 

通帳や印鑑などの貴重品はわかりやすいですが、買取の対象になるものは多岐にわたり、特に着物やコレクション品などは亡くなったご本人しか価値がわからないものも多数あります。

 

価値のつきそうなものは一旦さらに仕分けを行っておき、後程専門業者に相談してみるのも良いでしょう。

③後で考えるもの

上記で紹介した①②の内に当てはまらないもの

 

  • 故人の思い出のあるモノ
  • 価値がわからないもの
  • 家族で確認が必要なもの

 

が後で考えるものに含まれます

 

ただし、後で考えるものについてはできるだけ少なくなるように意識して仕分けを行いましょう。

 

後で考えることが多いと退去日までに処分が間に合わなかったり、それらを処分する際に余分に費用がかかったりといいことはありません。

 

コツは「後で使えるかも」というものは思い切って処分することです。

仕分けにこの要素が入ってしまうとほとんどのものが当てはまってしまうため注意が必要です。

遺品の処分方法

遺品の仕分けが終わったらいよいよそれぞれに合った処分方法を実施していきます。

主な方法には下記の5つがあります。

ゴミとして処分する

自治体によって処分方法は異なりますが、処分するものとして仕分けていたものを

 

  • 燃えるゴミ
  • 燃えないゴミ
  • リサイクル
  • 粗大ごみ

 

に分別していきます。

あまりにも量が多い場合は遺品整理業者やリサイクル業者を利用し、一気に処分場に持ち込んでもらうということも考えましょう。

買取やリサイクルに出す

価値のつくもの、リサイクルのできるものをまとめてリサイクルショップなどに持ち込みましょう。

 

中には総合的なリサイクルショップに持ち込むよりも品目ごとに専門的なリサイクルショップに持ち込んだほうが高価買取が期待できる場合がございます。

ご供養を行う

仏壇や位牌などの仏具一式はご供養が必要となります。

供養についてはこの後の仏壇の項目で詳しくご説明させていただきます。

形見分け

衣類や本、毛布や食器など生活に必要な物品については慈善団体や図書館、発展途上国などへ寄付を行うことができます。

 

このようにまだ使えるが自分では使わないものはもったいないので誰かに活用してもらう寄付をされるのは素晴らしいことです。

 

ただし、寄付を行う場合送料等は基本的にコチラもちになりますので多少のコストがかかることも理解しておきましょう。 

寄付する

 

ここまで各種処分方法について解説してきましたが売却を行う際や形見分けを行う際は金銭的価値のあるものの場合相続にあたります。

 

事前に相続放棄などを考えている場合はその品目が相続に当たらないかどうかということをしっかりと確認しておきましょう。

仏壇の処分方法は異なります

遺品整理の中で特に悩みの種になり時間がかかるのがお仏壇の処分となります。

 

お仏壇はご先祖様の魂が宿る家のような存在ですのでそのまま処分を行ってしまうと非常に失礼な行為に当たります。

 

このような状態を避けるために仏壇を処分する場合は魂抜きと呼ばれるご供養を行い、事前にご先祖様の魂を仏壇から抜き取る供養が必要となります。

 

仏壇の魂抜きはお坊さんに依頼することとなりますのでご自宅に来てもらうまでに1週間から2週間、また魂抜きを行った後の仏壇を粗大ゴミで処分する手続きを行ってから実際に回収されるまでに1週間から2週間かかりますので総合的に2週間から1ヶ月ほどかかる予測を立てておきましょう。

 

どうしても時間がない、依頼を行う菩提寺がわからないなどの問題がある場合は仏壇供養と処分の専門業者に全ての作業を依頼するのが理想的です。

 

ここでは詳しく触れませんが仏壇供養の場合料金の大部分がお坊さんにお渡しするお布施が中心となります。

 

仏壇供養の相場としては3万円から6万円程度と言われておりますが業者を使った場合でもプラス1万円から2万円あるいは相場内で納まることがほとんどですのでご自身で処分を行う場合でも一度業者に確認を取ってみてはいかがでしょうか。

遺品整理、仏壇供養・処分業者の選び方

遺品整理の肝は「仕分け」であるということをここまで解説させていただきました。

 

遺品整理を業者に任せる場合、業者を選ぶ場合はこの仕訳がうまい、こだわりがある業者を選ぶと満足できる可能性が高くなります。

専門的な知識のある業者か

遺品整理は的確な仕分けと遺品整理に対する確かな知識が必要です。

 

そのためにHP等で資格を持っている業者かどうかを確認しましょう。

専門性の高い業者かを見分けるには遺品整理士の資格を取得しているかを目安にしましょう。

 

遺品整理士は遺品整理に関する専門的な知識や法律についての学習を行っている専門家です。

スタッフの対応が丁寧

基本的な部分ではありますが、最も会社を反映するのがスタッフの対応です。

態度や言葉使いなどをきっちり行うのは基本中の基本ですが、

 

  • ホームページなどの記載内容と相違ないか
  • 時間や内容など細かい部分の対応を行ってくれるか
  • 質問をしたときに的確な対応やアドバイスをしてくれるか?

 

などについても注意して確認しましょう。

料金プランが明確か

遺品整理業者にお仕事をお願いされる場合に、多くの方が気にされているのが「料金」です。

 

多くの業者は明確な基準がなく大体の荷物の送料で料金を決めているようなことも聞かれますがそれでは消費者は納得いきません。

 

優良な業者は荷物の量をトラックで測ったり作業人数、整理を行うお部屋の広さによって明確に料金設定がされていることが多いです。

 

その辺りが見積もりの際に明確に提示されているかをしっかりと確認しましょう。

 

また金整理業者を選ぶ際は必ず数社で見積もりを取るようにしてください。

 

その際に他社の見積額を聞いて大幅に値段を下げてくるような業者は元々の金額がかなり多かった可能性がありますので疑うようにしましょう。

 

仏壇処分と一緒に遺品整理プランをご利用ください

いかがだったでしょうか。

 

遺品整理は仏壇処分を決めるきっかけとしてかなり多いタイミングとなります。

 

物量が多い場合は整理作業から処分までをお任せいただける『遺品整理プラン』をご利用していただくことをおすすめします。

 

弊社の遺品整理プランはお部屋の数、作業人数、トラックで細かい料金設定を行っており迅速な見積対応が可能です。

 

もちろん仏壇供養と処分の専門業者としてこれまで大切に継承されてきたお仏壇を正しい方法で丁寧にご供養、処分いたします。

 

仏壇供養のスペシャリスト、そして遺品整理のスペシャリスト両方を兼ね備えた業者をご利用したいという方は是非弊社を合い見積もりに加えていただけると幸いです。